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カーボンドロップハンドル(中華カーボン)



Carbon handle
無名中華ブランド、カーボンハンドル。
有名ブランドに比べ格安ですが、質もそれなり。
Carbon handle
STI、ステム装着部分には滑り止め加工が
されているので、特にケミカルは使用せず装着。
Carbon handle
ステム固定部分。
Carbon Stem
これに組み合わせる、カーボンステム。有名ブランドに比べだいぶ安いですが、芯はアルミ。そのため、普通のアルミ製から極端に軽量化するわけではありません。
Carbon handle
ケーブル取り回し溝(凹み)も、きちんと前後にあります。
Carbon handle quality
表面は奇麗ですが、内側はバリだらけ。厚みも不均一ですが、力を入れて捻っても、ある程度強度はあります。そこそこ使えそう。


最近某オークションでも出回っている中華系カーボンパーツ。純正アルミ製のシートポストをカーボンに変更したところ、かなり乗り心地に変化が感じられたため、カーボンをハンドル導入することにしました。


購入したカーボンハンドル。いわゆる「巻きカーボン」ではなく、アルミ芯もない、純カーボンハンドルと思われます。実測 約200g、公称197gなので、まあまあ優秀です。Defy3ノーマル(約250g)比・−50gで、触った限りではかなり硬く丈夫そう。


純正ハンドルは380mm幅。使用していて狭くは感じないのですが、今回400mmに変更。単純に見つけた限りの格安カーボンは、サイズが400mm〜しかなかったということもありますが、体格的に標準的と思われる寸法であるので、結果オーライです。

なお、中央のステム固定部分は太くなり剛性が上がっているはずですが、しなりがあるのでガチガチではないです。



組込作業

カーボン製品の装着には、通常、それ専用の滑り止めカーボングリス(ペースト)を使用するのですが、今回のハンドルには、STIやステム装着部分にざらざらした滑り止め加工がされており、モトレックスのカーボンペースト説明によると、そうした処理部分には塗らないよう指示があったため、何も塗らずにそのまま組みました。




作業結果

ハンドル内部はかなり繊維のバリ等あり、厚みも不均一。強度的にちょっと不安ですが、実用強度はありそうです。少なくとも普通の人が思いっきり捻っても、よじれるような感じはありません。

しかし実際の運用では、アルミより丁寧な扱いを心掛けます。また始業前点検をしっかり行い、不安のある時は分解確認は必須。


製品が硬いのと、重さ的にも変化は少ないので、乗り心地はほとんど変わりません。少なくとも管理人のような素人には、カーボンシートポストの方が、よりはっきりとした変化がありました。

ただ、純正ハンドルより大径になり、剛性が上がっているためか、下り坂ではフロントに何となく信頼感が増した感じ。微振動を吸収するので、路面状態の情報は少なくなっている感じですが、不思議と加重をかけても安定している感覚があります。


ポジションに関しては、同時にステムを20mm延長したこともあり、少しあった前後の窮屈感を感じずに乗ることができるようになりました。前でもそれほどきつくはなかったのですが、乗り比べればやはり楽です。

ちょっとした違いですが、ポジションは大事ですね。振動吸収性も良いはずなので、ロングライドでどれくらい違いが出るか、楽しみです。

(2018. 7)


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