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シマノ テフロンコート・シフトケーブル






Shimano PFTE Coated Shift Cable
Shimano シフトワイヤーの最上位。
すべりの良いテフロン(PFTE)加工済み。
Shift Cable Change Front Gear
取り外しには、フロントインナーへ変速。
Shift Cable Change Rear Gear
更にリヤはトップへ変速。
つまり、チェーンが最も弛んだ状態にします。
Shift Inner Cable Trouble
引っかかりの原因、ワイヤーのホツレ。
このタイプの変速レバーは、ワイヤー根元を
折り曲げるので、そこから切れ易いです。
Shift Inner Cable and PTFE Tube
テフロン(PTFE)チューブを、BB下部の
ワイヤーガイドに取り付け。
かなりすべりが良くなりました。

シマノの最上位版シフトケーブルです。


ケーブル部分がPTFEコーティングされており、すべりをよくしたもの。シフトケーブルがほつれて変速トラブルが出てしまったのを機会に、どのぐらい違うかDefyに装着してみました。触ってみるとケーブル部はテフロンコートされたフライパンのような感じで、つるつるです。


Shimano製変速機の大部分は、シフトケーブルは、径 1.2mm のものが、ロードバイク、MTB共通で使えます。なのでロードのDefyですがパッケージはXTRグレード。気にしない、気にしない。(^^) ちなみにブレーキケーブルは、タイコ部分がロード、MTB用で全く違うので、共用はできません。




組込作業

まずはシフトワイヤーを最も弛んだ状態にしたいので、フロントギヤをインナー、リアのギヤをトップ(両方とも、最も小さなギヤ)へ、変速しておきます。そうしないと、変速レバー側で、絶対にケーブルが抜けないそうです。


あとはリヤディレイラーでワイヤーを固定しているボルトを緩め、シフトワイヤーのホツレ止めを切り落としてから、ワイヤーを抜き取っていきます。今回はアウターを再利用するので、パーツクリーナーで内部をきれいにしておきます。念のため、ケーブルのキャップを外して、アウターワイヤーの切断面をチェックしておきました。


新品ワイヤー根元のタイコ部分、その他、アウターなどと擦れる部分には、ワイヤー自体にグリスを塗っておきました。アウターワイヤーは、ケーブルを通していく入り口側から、スプレーグリスを少々吹き込んでおきます。


ついでにBB下部のケーブルガイド?部分でワイヤーをPTFEチューブに通して、抵抗を減らすようにセット。チューブは内径1.5mm 外径2.5mmのものがぴったりセットできました。ショップで、高級バイクに同様の処理がしてあったのを見たことがあるので、その真似です。どのくらい効果があるかな...?


あとはフレーム下を通っている裸のインナーワイヤーを引っ張って、変速を繰り返し、初期伸びを取り、所定の位置でリヤディレイラーに固定し、末端にホツレ止めの処置をしました。




作業結果

もともと高級な変速機ではないので、変速タッチとかは大したことないはずですが、抵抗は明らかに減っていると感じます。変速がぱちぱち決まるのは、気分が良いものです。


また、ステンレスワイヤーの上に、さらにテフロンの黒い膜でほぼ覆ってあるので、錆にも強そうな感じ。耐久性にも期待です。


しかし、シフトワイヤーの不調は、わりと一気に来るのですねぇ。数日前まできちんと走れていたのに、トラブル当日、一気にほとんど変速できなくなりました。走行3,000km程度で切れてしまったのは、購入前に長期放置されていたであろう中古車だったためと思います。すぐに交換できるので、まあ良いですが。


(2013.8)



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