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ホイールバランス調整



Road FrontWheel Weight
前輪ウェイト。鉛は3gで、他にメーター用磁石を
スポークに装着してあり、総重量は約6g。これで
48mmバルブのチューブで、バランスしました。
Road RearWheel Weight
後輪ウェイト。鉛は8g。
こちらも48mmバルブのチューブを使用。

Defyに装着している Shimano WH-R501-30 のホイールバランスを取ります。
新品タイヤに交換する際、ついでに手持ちで薄い鉛シートがあったので、それを流用して実施しました。

用意するもの

     
  • 鉛シート
  • 両面テープ
  • はかり、ハンマー(圧着用)
  •  
    はかりは、0.1gまで計測できるものが良いです。



実作業

始めに小銭を利用して、どの程度バランスがずれているのか確認しました。1円、5円、10円を駆使して、大まかに必要になるウェイトの質量を出しておきます。

車体を逆さにしてホイールを空転させたら、どこを下にして止まるか数回確認します。必ず同じところで止まるはずなので、静止したときの一番上になったところ(軽点)のリムに、テープで小銭を固定します。そしてホイールを回して、止まる位置が一定の箇所でなくなったら、バランスが取れたということです。

WH−R501の場合、はっきりバルブ位置が軽くなっているので楽でした。フロントはそのまま作業できますが、リヤはフリーの影響を排除する(回転が止まってしまう)ため、チェーンを落としてから作業します。

必要なオモリの重量が測定できたら、鉛シートを切り出します。管理人は、手持ちの0.2mm厚鉛シートの重量を測り、必要な重さになるよう計算した長さで切断、折りたたんで使用しました。細長い形になるようにして、リムに両面テープで装着後、軽くハンマーで叩いて馴染ませました。



作業結果

今回は、フロント3g、リヤ8gのウェイトを装着しました。フロントはバルブ側にメーター用の磁石(約3g)を取り付けてあるので、前後輪にそれほどの差はありません。リムの振れも測ってはいませんが、上下・左右とも、目視でほとんど振れていない様子。精度はなかなか優秀です。

はっきりと効果を感じるわけではありませんが、25km/h以上で、車輪の回転が若干軽くなった気がします。物理的にはホイールバランスがずれていればエネルギーロスがあるはずなので、厳密には効果はあるのでしょう。ロングライドだと、はっきり違いが分かるかも。

(2014.4)



チェーンメンテの、
決定版。
交換時期を客観的に。
チェーンチェッカー。
整備の必需品。
ほぼ全ての整備が可能に。
ポケットのツールボックス。
出先での、応急処置に。