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Punch and SCREW GRAB


絶対に緩めたい、
錆び付いたボルトに。

ポンチ


ドリルの穴あけ位置を刻印するためなどのため、ハンマーで叩いて使うポンチ。 こう言うと用途はかなり限定されそうですが、意外にあると便利です。

写真はハンディポンチ(新潟精機 Sサイズ 100mm \473)です。 PB Baumann(スイス)製のものが一流品として有名ですが、こうした普及品でもかなり使えます。ただし最低限、先端を焼入れし、 きちんと研がれたものを選ぶ必要があります。

穴あけの際ドリルのセンターを出すため、あらかじめポンチを打つ、という使い方以外に、緩まないボルトや、締め付けると頭がねじり取れるボルト(ブレイクオフボルト)をたたき外すのにも重宝します(ボルトの頭はかなり傷つきます)。後者の例としては、ヘルメットホルダーのボルト(写真)等が該当します。

エンジン内部の外れてほしくないナットにゆるみ止めとして目打ちをしたりもしますが、管理人にはほぼ関係の無いところ。バイク用には小さいのでいいので一本あると、頼りになります。



ドライバ用ケミカル

これは工具ではないのですが、工具なしには使用できないケミカルのため、こちらで紹介します。

商品名「SCREW GRAB」です。摩擦増加剤とでも呼べばいいのでしょうか?

ボルトを緩めるために使用するケミカルというと、ラスペネあたりが定番ですが、こいつは視点を変えてねじの頭、つまり工具との接触面に、摩擦を増加する液体をたらしてねじを外しやすくするという、一見冗談のようなケミカルです。

類似品は結構ありますが、一応、オリジナルっぽいこれにしました。同じものがシアーズのクラフトマンブランドでラインナップされているようです。

ざらざらした粒子物質と液体の混合物なので、よく振ってから使用します。意外なことにかなり効果があります。プラスドライバの先端をざらざらにコーティングしている商品も出てますからね。また火が使える場合は、対象物にバーナーを当てるのも効果的。きつくしまってそうなものには始めからショックドライバを使うのも手です。

(2007. 11)