9月27日
長らく更新するのを忘れていました。
この間に、6月には「オール讀物」で新連載『壁の男』が始まり、今月発売の「小説新潮」でも同じく新連載『邯鄲の島遥かなり』が始まりました。ジャンル分けすれば両方ともノンミステリーではありますが、前者はかなりミステリー的手法を駆使していますし、後者はジャンル分けがどうでもよくなるような話です。両方とも、読んだ人の心に残る作品にしようと思っています。
それと、10/2には『微笑む人』の文庫が実業之日本社文庫から出ます。
6月14日
文庫版『新月譚』が発売されました。
4月19日
すでに先月の話ですが、ライセンスの藤原一裕さんとのコラボレーションで、『女が死んでいる』(KADOKAWA)というフォトブックを出しました。ぼくが書いた小説の内容に合わせた、藤原さんを被写体とした写真を撮り、それを挿絵のように挟み込んだ本です。藤原さんのファンには小説も大変好評で、嬉しい限りです。1500円(税別)で発売中です。
それと、同じく角川文庫で『サイドストーリーズ』というアンソロジーが出て、そこに拙作「オレンジの水面」が収録されています。タイトルからわかるとおり、収録作品はすべて既存作品のサイドストーリーです。ぼくのは『北天の馬たち』のスピンオフです。他の収録作家は、こちらをご覧ください。
1月25日
とっくに年が明けていますね。明けましておめでとうございます。
さっそく、新刊が出ました。『我が心の底の光』、双葉社刊です。
今年の新刊はこれ一冊かもしれませんが、そうならないようがんばります。今年もどうぞよろしくお願いします。
12月7日
『殺人症候群』新装版は、今月11日発売予定です。新装版で三冊揃います。まだお読みでない方は、これを機会にぜひ。
それと、新作『我が心の底の光』は来月22日発売予定です。
11月23日
『誘拐症候群』新装版、発売されています。
『殺人症候群』新装版は、12/11発売です。
10月26日
告知し忘れていました。PHP研究所から出た書き下ろしアンソロジー『Wonderful Story』に、「犬は見ている」という短編を書きました。最近よく書いている、奇妙な味系の作品です。あ、作者名が微妙にぼくと違いますが(笑)。
それと、双葉文庫から『失踪症候群』の新装版が出ました。『失踪』だけじゃなく、三ヵ月連続で『誘拐症候群』『殺人症候群』の新装版も出ます。さらに来年1月には新作『我が心の底の光』も出るので、双葉社から四ヵ月連続刊行です。
8月12日
今日発売の「野性時代」9月号に、ブラジルワールドカップの観戦記を書きました。けっこうロングエッセイです。観戦記といっても、試合にはぜんぜん触れてませんが(笑)。まあ、ブラジル旅行記ですね。写真もぼくが撮ってきたものです。
7月5日
こちらのサイトで、『北天の馬たち』のスピンオフ短編を書きました。全五回の掲載で、第一回が今日から公開されました。第一回だけは、『ダ・ヴィンチ』8月号にも載っています。タイトルは「オレンジの水面」です。
ぼくの他にも、いろいろな作品のスピンオフが公開されているので、一度ご覧になることをお薦めします。
6月10日
『複製された男』というサスペンススリラー映画にコメントを寄せました。ぼくだけでなく、けっこうそうそうたる方たちがコメントしてますよ。監督は『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴです。
5月23日
諸々、報告が遅れております。
今頃ですが、公開中の映画『プリズナーズ』についてのインタビューが朝日新聞4/25関東版夕刊に載りました。この映画、かなりお薦めです。
現在発売中の「オール讀物」6月号に、『私に似た人』についてのインタビューが載っています。今回は、インタビューはこれで最後かも。
今日発売の文藝春秋の電子雑誌「つんどく!vol.3」に「猫は忘れない ハーシュソサエティ」を書きました。ハーシュソサエティ連作の第四弾です。あと一本書いて、単行本にします。ここでちょっと冒頭が読めますね。
4月15日
「週刊朝日」4/25号に、『私に似た人』についてのインタビューが載っています。『北天の馬たち』でたくさんインタビューを受けた反動で、今回は今のところこれしかオファーがありません。最初で最後のインタビューかも。
4月6日
早いところではすでに、新刊『私に似た人』が発売されているようです。公式には8日(火)発売です。今回はひと言で言えば『乱反射』路線ですが、『乱反射』以上にぼくの資質がよく出ている作品だと思います。そういう意味で、今後はこれが代表作と言われるようになるのだろうと思っています。
3月7日
遅い情報ですが、読売新聞2/23朝刊に、今野敏さん、誉田哲也さん、湊かなえさんとぼくの座談会が掲載されました。毎年やっているミステリーフェアの企画としてです。
同じ企画で、3/2朝刊にはぼく単独のインタビューが載りました。
さらに、2/23の座談会の別バージョンが、現在発売中の「ダヴィンチ」4月号に載っています。同じ座談会ですが、話している内容が違います。
2月3日
年が改まり、さらに月まで改まってしまいました。いまさら今年もよろしくでもないですね。
1日から店頭配布が開始された幻冬舎のPR誌「ポンツーン」で、新連載『宿命と真実の炎』が始まりました。『後悔と真実の色』の続編です。前作に合わせ、長い連載になるかと思います。
それと、1/21に発売されていた「アサヒ芸能」1/30号に、『北天の馬たち』についてのインタビューが載っていました。
12月15日
現在発売中の「公募ガイド」1月号に、『北天の馬たち』についてのインタビューが載っています。
12月8日
また更新が空いてしまった。
「野性時代」12月号に、『北天の馬たち』についてのインタビューが載っています。掲載誌だったので、ロングインタビューです。
それと、「小説推理」1月号から、新連載『我が心の底の光』を始めました。主人公の二十年に亘る人生を描き、悪について考えてみたいと思っています。また、一視点描写なのに感情描写はいっさいしないという試みにも挑戦しています。
11月7日
「ダ・ヴィンチ」12月号と「女性自身」11/19号に、『北天の馬たち』についてのインタビューが載っています。今回はたくさんインタビューを受けているので、まだまだいろいろな雑誌に載ります。
11月3日
忙しくてなかなか更新できませんでしたが、新作『北天の馬たち』と『灰色の虹』の文庫版が出ております。『北天の馬たち』のサイン会は、11/2(土)に紀伊國屋書店横浜店さんにて行いました。
その他、すでに「オール讀物」11月号と「新刊展望」11月号に『北天の馬たち』についてのインタビューが載っています。『本の旅人』には、書店員さんとの鼎談が載っています。『北天の馬たち』には特設サイトもできています。こちら。
もう放送済みですが、BS11の「宮崎美子のすずらん本屋堂」にも10/25放送回に出演しました。
全部、告知が遅すぎですね。以後も『北天の馬たち』についてのインタビューがいろいろな雑誌に掲載されるので、まめに更新するようにします。
6月16日
今月21日(金)に、新作『ドミノ倒し』が出ます。久しぶりのユーモア物で、初めての私立探偵物です。版元が東京創元社なので、ミステリ味も濃いめです。「くだらねー」と笑いながら読んでもらえたら嬉しいです。
そして、27日(木)にはサイン会をやります。三省堂書店有楽町店さんで、18時30分から。申し込み方法などは、こちらをご覧ください。電話でも予約できるようです。
5月12日
更新がずいぶん遅れてしまいましたが、4月末に文庫版『明日の空』が創元推理文庫で発売されました。
同じく四月末に、文藝春秋の電子雑誌「つんどく!」vol.1に中編「レミングの群れ ハーシュソサエティ」が掲載されました。これはハーシュソサエティ連作の第三弾で、もう一作書いて単行本にします。
それと、6月21日に新作『ドミノ倒し』が東京創元社で発売されます。久しぶりのユーモアミステリーですが、単なるユーモアものでは終わりません。読んで驚いてください。
2月7日
2004年に宝島社から出版されたムック本『貫井徳郎症候群』が、増補改訂の上文庫化されました。初版部数がものすごく少ないので、興味がある方はお早めの入手をお薦めします。未発表長編430枚も収録されています。
12月25日
今日発売の「週刊朝日」で、新連載『私に似た人』が始まりました。こんなタイトルでも別に奇妙な味系というわけではなく、登場人物はみんな普通の人という意味です。『乱反射』の路線をさらに押し進めたものになります。
カラーグラビアにも登場しています。
12月10日
今日発売の雑誌「別冊一個人」に、ぼくの仕事場の写真つきインタビューが載っています。
11月26日
BOOKSCANのインタビューに答えています。
10月24日
発売中の「文蔵」11月号に、『新月譚』と『微笑む人』についてのインタビューが載っています。たくさん受けた『微笑む人』のインタビューも、これでおしまい。
それと、発売中の「オール讀物」11月号で、「もっとも美しい小説」というお題のアンケートに答えています。ぼくが取り上げたのは、ロバート・ゴダードの『一瞬の光のなかで』です。
10月14日
文庫版『後悔と真実の色』、発売になりました。以下の書店では、サイン本も置いてあります。
有隣堂アトレ恵比寿店
有隣堂横浜駅西口店
有隣堂厚木店
有隣堂本厚木ミロード南館店
八重洲ブックセンター本店
三省堂書店有楽町店
三省堂書店海老名店
紀伊國屋書店横浜店
ブックポート203大和店
書店によっては、『微笑む人』を始めとして他の本にもサインをしています。見かけたら、お手に取ってみてください。
「HERS」11月号に、『微笑む人』についてのインタビューが載っています。
10月6日
今日発売の「PRESIDENT」10/29号と「別冊文藝春秋」11月号に、『微笑む人』についてのインタビューが載っています。インタビューはこの後もまだまだいろいろな雑誌に掲載されます。
10月3日
昨日発売の「アサヒ芸能」10/11号に、『微笑む人』についてのインタビューが載っています。ちょっと女性は手に取りにくい雑誌でしょうか。
今月10日に、『後悔と真実の色』(幻冬舎文庫)が発売されます。
9月27日
「ミステリマガジン」11月号に、『微笑む人』についてのインタビューが載っています。ロングインタビューで、他では活字にならない雑談まで載っています。
9月12日
今日発売の「野性時代」10月号から、新連載『北天の馬たち』を始めました。『ドミノ倒し』に引き続き、今度も私立探偵小説です。でもこっちはシリアス系。
9月6日
「毎日新聞」9/3朝刊にインタビューが載りました。詳しいバージョンはこちらで読めます。
「ダ・ヴィンチ」10月号に、『微笑む人』についてのインタビューが載っています。
8月16日
「クロワッサン」8/25号に、『新月譚』についてのインタビューが載っています。
「ジェイ・ノベル」9月号に、『微笑む人』についてのエッセイを書きました。
新刊『微笑む人』は、8/18発売予定です。
合わせて、8/23(木)18:30から三省堂書店有楽町店でサイン会をやります。詳しいことはこちらをご参照ください。電話予約もできます。皆さんのお越しを待っています。
6月29日
先週から公開されている映画『ブラック・ブレッド』にコメントを寄せています。
毎日新聞6月28日夕刊に、『新月譚』に関するインタビューが掲載されました。こちらでも読めます。
6月9日
今日発売の「ミステリーズ!」6月号から、新連載がスタートしました。タイトルは『ドミノ倒し』。シリアス系の話ではなく、『光と影の誘惑』に入っている「二十四話の目撃者」や、『ミハスの落日』収録の「サンフランシスコの深い闇」系の、おちゃらけハードボイルドです。舞台は日本ですが。
全五回から六回を予定。本格ではないですが、ミステリーとしての骨格はしっかり考えているつもりです。一回目から、伏線たっぷりです。
5月14日
サンケイエクスプレス5/14号に、『新月譚』についてのインタビューが載っています。ウェブでも読めます。こちら。
5月13日
告知がいろいろ滞ってました。
まず、去年に携帯電話向けに配信され、NHKで犯人当てドラマにもなった「殺人は難しい」を収録したアンソロジーが、小学館文庫から8日に発売されました。『探偵Xからの挑戦状!3』というタイトルで、他に北村薫さん、米澤穂信さん、島田荘司さんの作品も収録されています。
次に、17日には双葉社から、『痛み』というタイトルのアンソロジーが発売されます。「見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ」が収録されます。他の執筆者は福田和代さんと、誉田哲也さんです。
19日21時テレビ朝日系で、『灰色の虹』のドラマが放送されます。主演は椎名桔平さんです。テレビ朝日がすごく力を入れて作ってくれたので、いいドラマになっていると思います。
4月21日
今日発売の「オール讀物」5月号に、『新月譚』についてのインタビューが載っています。「文藝春秋」のインタビューとは、また違うことを答えています。
「文藝春秋」のインタビューは、こちらで読めます。
4月10日
正式発売日は明日ですが、すでに今日あちこちの書店で『新月譚』が置かれているはずです。
「文藝春秋」5月号に、さっそく『新月譚』についてのインタビューが載っています。
3月31日
AXNミステリーのゲストルームで、『新月譚』について語ります。スカパー!が見られる人は、ご覧になってください。
3月24日
ものすごくブランクが空いてしまいました。
今日発売の「ミステリマガジン」5月号に、レジナルド・ヒルについてのエッセイを書きました。ヒルの死はショックでした。
それと、4月11日に一年半ぶりの新刊、『新月譚』が出ます。
12月13日
『週刊現代』12/24.31号に、「わが人生最高の10冊」というお題で受けたインタビューが載っています。
12月5日
今日発売の雑誌「オールスイリ2012」に中編「籠の中の鳥たち ハーシュソサエティ」が掲載されています。先月号の「小説推理」に載った「見ざる、書かざる、言わざる」に続く、死刑制度をテーマにした「ハーシュソサエティ」連作の第二弾です。とはいえ、こちらから読み始めてもまったく問題ありません。他のメンバーも豪華ですので、ぜひ「オールスイリ2012」を読んでみてください。
11月22日
11月26日(土)21時〜23時10分にフジテレビで放送される『世にも奇妙な物語』の中の一本、「憑かれる」は『崩れる』に収録されているぼくの短編が原作です。興味がありましたらご覧ください。
11月3日
『乱反射』の文庫が発売されました。朝日文庫です。朝日文庫で出すのは初めてなので、気づかれにくいかもしれません。店頭でお探しください。
10月28日
発売中の『小説推理』12月号に、中編「見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ」が掲載されています。これは死刑制度をテーマにした連作の一本目で、二本目も近々別の雑誌に載ります。
7月29日
発売中の『小説現代』8月号のグラビアページ、「時代劇 私が偏愛するこの一本」に短文を寄せています。
6月26日
発売中の「小説新潮」7月号に、短編「公立殺人クラブ」を書きました。最近よく書いている、奇妙な味系の話です。
6月9日
幻冬舎文庫で『悪党たちは千里を走る』が発売されました。ユーモアミステリブームということで、『被害者は誰?』が売れていますが、これも一緒に売れるといいなと思ってます。
5月14日
今日発売の「ジェイ・ノベル」6月号で、新連載『微笑む人』が始まりました。タイトルだけ聞くとハートウォーミング系の話のようですが、正反対で、平気で人を殺せる男の話です。時節をわきまえず、すみません。
かなり凝った話にしてしまったので、長く書くのはしんどいから、短めの長編になると思います。今は第三回の原稿を書こうとしてるんだけど、早くも行き詰まって辛いです(笑)。
4月14日
延期になっていた『探偵Xからの挑戦状』、4月21日(木)午後10時から10時48分放送と決まりました。携帯小説も、今日から配信されています。なお、今夜には放送直前スペシャルとして以前の分が放送されます。どうぞご覧ください。
3月27日
ご報告が遅れましたが、『探偵Xからの挑戦状』は放送延期となりました。放送日が決まりましたら、また告知します。
角川文庫版『崩れる』、発売されました。
3月10日
更新を長期間サボってしまった。すみません。
NHK総合で『探偵Xからの挑戦状』というドラマをやりますが、そこに原作を提供しています。原作小説は携帯小説やスマートフォンで、15日から順次読めます。興味がある方は、今のうちに登録してください。
ぼく以外の原作提供者は北村薫さんと米澤穂信さんです。第一回がぼくの分で、放送は3月22日午後10時〜10時48分です。原作者インタビューも一分ほど放送されるそうです。
『崩れる』が角川文庫から、今月25日に発売されます。
12月21日
「小説新潮」2011年1月号にショートショート「男女の友情」が載っています。ぼく以外のラインナップがものすごい豪華です。
12月2日
NHK BS2で4日の午前8時半から放送される「週刊ブックレビュー」に出演します。
11月25日
「オール讀物」12月号に、『灰色の虹』についてのインタビューが載っています。インタビューはこれでお終い。後は、12月4日放送の「週刊ブックレビュー」に出ます。
11月19日
「週刊文春」11/25号に、『灰色の虹』についてのインタビューが載っています。
11月12日
創元推理文庫版『光と影の誘惑』、発売されました。集英社文庫に収録されていたぼくの作品はすべて絶版にしますので、以後はこちらを手に取ってください。集英社文庫版の西澤保彦さんの解説に加え、新たに香山二三郎さんにも解説をつけていただきました。
表紙画像は、スキャナが故障してしまって取り込めないので、少しお待ちください。
11月4日
「日経エンタテインメント」12月号に、『灰色の虹』についてのインタビューが載っています。
創元推理文庫版『光と影の誘惑』は、今月11日発売です。
10月27日
「新刊ニュース」11月号(トーハン)の「人気の著者が選ぶこの3冊! 国民読書年にオススメの本」というアンケートに答えています。ぼくが挙げた三冊は、『写楽 閉じた国の幻』島田荘司著(新潮社)、『尾道坂道書店事件簿』児玉憲宗著(本の雑誌社)、『書店ポップ術 グッドセラー死闘篇』梅原潤一著(試論社)の三冊です。
「波」11月号に、『灰色の虹』についてのインタビューが載っています。ここでも読めます。
10月11日
こちらでの報告が遅れましたが、「ジェイ・ノベル」で連載していた『歩き続ける君へ』は事情があって中絶とさせてもらいました。「ジェイ・ノベル」ではなるべく近いうちに、別の作品を連載開始する予定です。また、いずれ書ける状況になれば、『歩き続ける君へ』もきちんと完結させたいと思っています。
新刊『灰色の虹』が、今月16日に出ます。早いところでは15日に店頭に並ぶかな。すでに読んでいただいた書店員の皆さんには大変好評で、嬉しく思ってます。
発売に伴い、久しぶりにサイン会をやることになりました。11月1日18時30分から、リブロ池袋本店で行います(←リンク先にまだ情報は出ていません)。ぜひお越しください。
8月30日
劇団四季の会報「ラ・アルプ」9月号に『スルース』についてのエッセイを書きました。
8月17日
明日18日発売の「日刊ゲンダイ」の「私が作家になったこの一冊」というコーナーに、インタビューが載ります。取り上げた本は『デビルマン』です。
8月6日
今日の東京新聞夕刊に、エッセイを書いています。以前からずっとぼくのことを気にかけてくれている記者さんからの依頼だったので、断りにくくてお引き受けしました。推理作家協会賞と山本周五郎賞受賞についてエッセイを書いたは、今のところこれだけです。
8月5日
「文蔵」8月号に『明日の空』についてのインタビューが載っています。
7月23日
「赤旗」7/12号に、『明日の空』についてのインタビューが載ってました。
7月14日
あらたにすに『後悔と真実の色』についてのインタビューが掲載されています。
「THE VOICE」というラジオ番組で、『後悔と真実の色』についてのインタビューが放送されます。放送日は7月20日(火)。放送局はFM秋田(16:55〜)、FM山形(13:55〜)、FM群馬(12:55〜)、FM栃木(13:55〜)、FM長野(13:55〜)、FM福井(16:55〜)、FM岡山(13:55〜)、FM高知(10:55〜)、FM大分(13:55〜)、FM宮崎(7:55〜)、FM鹿児島(19:55〜)です。各局の番組編成により予告なく番組が変更となる場合があります。
7月8日
スカパーのAXNミステリー、「AXNミステリーゲストルーム」でぼくのインタビューが放送されます。初回が今日の16時から。以後、何度もリピート放送があります。
同じく、5月の推理作家協会賞授賞式の様子も放送されていました。こちらはリピート放送が残り三回。
7/9(金)5時51分19秒 放送開始
7/12(月)3時54分41秒 放送開始
7/14(水)4時52分30分 放送開始
放送時間がずれる可能性があるそうなので、録画する場合は前後10分の余裕を見ておいた方がいいそうです。
6月29日
「本の話」7月号に、『空白の叫び』に関するインタビューが載っています。単なる文庫化なのに、ありがたい話です。ウェブにも掲載されました。こちら。
6月22日
「新刊ニュース」2010年7月号に、『明日の空』についてのインタビューが載っています。一部抜粋は、こちらで読めます。
それと、今日発売の「オール讀物」7月号に、推理作家協会賞の選評と受賞第一作「犬嫌い」が、「小説新潮」7月号には、山本周五郎賞の選評と受賞第一作「愛猫家」が載っています。山周賞は満場一致って話だったのに、あんまり誉められてない(笑)。「小説新潮」は、ぼくと道尾さんの写真が表紙に使われています。
この二作は、タイトルから想像がつくでしょうが、一対の話になっています。単独で読んでも楽しめますが、両方合わせ読むと面白さが倍増する仕組みです。ふたつの賞を続けて取ったこのタイミングでないとできない試みなので、挑戦してみました。
6月13日
6月11日発売の「読売新聞」朝刊に、『乱反射』についてのインタビューが載っていました。推理作家協会賞の特集ページで、他に飴村行さん、佐々木譲さんのインタビュー、各社の広告が載っています。
6月11日
「men's non-no」7月号に、『明日の空』についてのインタビューが載っています。
6月9日
明日、『空白の叫び』(全三巻)が文春文庫で発売されます。魂を削って書いた作品です。これを書き終えて、ぼくは小説家を辞めてもいいと思いました。読むのが辛い話だとは思いますが、読めば必ず何かが心に残ると信じています。ぜひ読んでみてください。
それと、発売中の「別冊文藝春秋」7月号から、新連載『新月譚』が始まっています。新境地、のつもりです。
6月8日
今日発売の「週刊朝日」6/18号に、推理作家協会賞授賞記念として北村薫さんとの対談が載っています。
それと、今月10日には文春文庫から『空白の叫び』(全三巻)が出ます。
6月5日
更新が遅くなりました。新作『明日の空』、発売しております。
今回は女子高生一人称の青春小説と、テイストはかなり異色ですが、読み終えてみればいかにも貫井徳郎らしい作品だなぁと思っていただけるはずです。トリックとテーマの両面で。お楽しみいただけたら幸いです。
5月18日
『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞をいただきました。ありがとうございました。
それと、新刊『明日の空』(集英社)が今月26日に出ます。新年に書いた隠し球とは、これのことです。十年ぶりの書き下ろしです。
4月23日
『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門をいただきました。ありがとうございました。
4月15日
今日発売の「ジェイ・ノベル」5月号から、新連載『歩き続ける君へ』が始まります。以前に「ジェイ・ノベル」ではぼくが自作の中で一番好きな『追憶のかけら』を連載したので、せっかくだから続編を書こうかと考えました。『追憶』は夫婦の話だったから、今度は親子の話にしようと思ったのです。いろいろ考えているうちに、妻の死そのものに謎があるというストーリーになったので続編にはできませんでしたが、気持ちの上では『追憶』の主人公のその後を描くつもりで書きます。まあ、設定が変わったので主人公のキャラクターもぜんぜん違うものになりましたけど。
ですので、イラストは『追憶』と同じ福田徳子さんにお願いしました。
この作品の構想を知人の書店員さんに話したら、「また妻が死ぬ話ですか?」と言われたけど(笑)、続編のつもりだったのだから仕方ないのです。
3月25日
今月27日に、『ミハスの落日』が文庫になります。単行本の際に掲載された、ぼくが撮ってきた写真もそのまま使ってもらえました。ほとんど親本の造りを踏襲してもらえたのですごくいい造本なのですが、今回はそれだけでなく、村上貴史さんの解説が大変素晴らしいです。素晴らしすぎて、本文が負けているほどです。この解説のためだけにでも買う価値があるので、ぜひご購入ください。
3月5日
『ダ・ヴィンチ』4月号の京極夏彦特集にコメントを寄せています。
2月25日
5月に出る新刊の販売促進のために、期間限定でtwitterを始めました。こちら。
2月6日
『愚行録』が、女優の杏さんの推薦の言葉つき帯で出荷されています。杏さんの写真つきPOPも店頭に立っているはずです。杏さんには朝日新聞のインタビューで、『愚行録』を「ここ最近で一番の衝撃」と言っていただきました。
1月15日
すでに掲載されていましたが、今月11日発刊の「日刊ゲンダイ」の「私の本の捨て方残し方」というコーナーに登場しています。
1月3日
明けましておめでとうございます。
昨年は『灰色の虹』の他にもう一本連載をスタートしたかったのですが、結局できませんでした。ですので、まず今年の目標は『J-novel』での新連載をなるべく早くスタートすることですね。その次には『別冊文藝春秋』での連載、さらにできればもう一本連載を始めたいと考えています。
単行本は、『灰色の虹』を今年後半に出したいですが、加筆にどれくらい時間がかかるかわからないからちょっと怪しい。ただ、今年前半にはひとつ隠し球があります。
文庫は、3月末に『ミハスの落日』が、6月に『空白の叫び』全三巻が出ます。
今年の予定は以上です。今年もどうぞよろしくお願いします。
12月26日
ニンテンドーDS用ソフト『DS文学全集』のダウンロード配信のために書き下ろした短編が、一冊の本になりました。『文豪さんへ。』というタイトルで、メディアファクトリーから発売されています。書き下ろし短編だけでなく、モチーフとなった古典短編も一緒に収録されています。ぼくの収録作品のタイトルは、「あるソムリエの話」です。
それと、ポプラ社で子供向けルパンシリーズの文庫化が始まりました。その第一回配本の『怪盗紳士』の解説を書いています。何度も書いているとおり、基本的に小説以外の仕事はお断りしているのですけど、『怪盗紳士』の解説ならば断るわけにはいかないと思い、引き受けました。
ここのところ、たまたま小説以外の仕事もいくつか書いてますが、あくまで例外が重なっただけですので、今後もエッセイなどはあまり書かない方針でいきます。
11月29日
短編「分相応」が収録されているアンソロジー『午前零時』が文庫になりました。新潮文庫で、税込み460円です。
今読み返すと、昔はこんな短編を書いていたんだなぁという感じですね。この短編の存在自体をすっかり忘れていました。そもそもこのアンソロジーをまったく見ていなかったらしく、この人も収録されているのかと今回初めて気づいて驚いたりして(笑)。
それと、今月発売の「小説推理」1月号から、巻頭言を一年間書くことになりました。ここで何度も書いているとおり、基本的に小説以外の仕事はお断りしているのですけど、巻頭言を一年間も書かせていただけるのは大変光栄なことなので、お引き受けしました。
一年間ひとつのテーマで書きたかったので、自分の趣味について語ることにしました。一回目は「昔は金も余裕もなかった」みたいな暗い内容ですが、二回目以降は基本的に能天気なことを書いていきたいと思っています。二回目から読み始めた人は、小説家はどれだけ暇なのかと思うでしょうね(笑)。
11月21日
今月24日発売の「GOETHE」1月号に、『後悔と真実の色』についてのインタビューが掲載されます。インタビューはこれで最後です。
11月10日
文庫版『夜想』、発売されました。
11月8日の北海道新聞に、『後悔と真実の色』についてのインタビューが掲載されました。こちらで読めます。
それと、今日の毎日新聞夕刊にも、やはりインタビューが載っています。こちら。
11月8日
文庫版『夜想』は今月10日発売です。単行本の装幀があまりによかったので、表紙も帯の言葉も踏襲しました。解説は北上次郎さんにお願いしました。
評価ではなく、単に好みで自作のベスト3を選んだら、『さよならの代わりに』と『追憶のかけら』、それからこの『夜想』がマイフェイバリットです(かなり意外に思われそうなセレクトですが)。それだけ好きな作品ですので、ぜひ読んでいただきたいです。
それと、本文だけで534ページにもなる厚さなのに、定価は税込み750円。これは安いです。現にこれより薄い『慟哭』や『悪党たちは千里を走る』はもっと高いですから。お買い得ですので、買ってくださいね。
もうすでに掲載されていましたが、11月6日の夕刊フジに、『後悔と真実の色』についてのインタビューが載りました。こちらでも読めます。
10月27日
明日発売の「papyrus」12月号に、『後悔と真実の色』についてのインタビューが載ります。今回もインタビューをたくさん受けていますので、これから続々と掲載されていきます。
10月24日
「まんがこのミステリーが面白い!」vol.10(ぶんか社)に、秋乃ななみさん作画の「追われる」が再録されています。
10月20日
10月18日の北海道新聞に、東野圭吾さんの新作『新参者』の書評を書きました。基本的に小説以外の仕事は(映画の推薦文を除いて)お断りしているのですが、今回は東野さんの新作ということで、特別にお引き受けしました。こちらでも読めます。
いまさらぼくが言うまでもありませんが、数ある東野さんの傑作群の中でも、屈指の出来だと思います。
10月13日
有隣堂横浜駅西口店で、『後悔と真実の色』のサイン本を作ってきました。今回はここにしかサイン本が出ません。サイン本が欲しい方は、ぜひとも足をお運びください。
10月10日
『後悔と真実の色』、発売されました。
雑誌連載時から100枚削り、150枚ほど書き足したので、ストーリーが大幅に変わっております。雑誌で読んだ人ほど驚けると思うので、改めてお手に取ってください。
今のところ、読んでくださった人には大変好評です。ミステリー好きにはぜひ読んでいただきたいです。
10月6日
新作『後悔と真実の色』は、都心部の早いところで10月8日、全国では9日発売です。
ここのところ難しい社会問題をテーマにした作品がたまたま続いてしまいましたが、今回は久しぶりに難しいこと抜きのエンターテインメント性重視の作品です。社会問題をテーマにしてない作品としては、『悪党たちは千里を走る』以来だから四年ぶり、シリアスタッチのエンターテインメントとしては、なんと『妖奇切断譜』以来だから十年ぶりです。うーん、もともとぼくはエンターテインメント作家になりたくてデビューしたのに、まさかこんなことになるとは。長くやっていると作風は変化していきますねぇ。
とはいえ、今回はまさに原点回帰という趣で、『慟哭』を面白いと思ってくださった方には特に喜んでいただけるのではないかと思います。警察官を主人公にした長編としては『修羅の終わり』以来、警視庁捜査一課を主舞台にしている作品では『慟哭』以来の警察小説です。たまたま警察小説ブームに乗っかるようなタイミングになってしまいましたが、それだけに他の作品とは『差』をつけるべくがんばりました。警察小説をたくさん読んでいる人でも知らないような情報が、たくさん盛り込まれていると思います。
などと書くと女性に敬遠されそうですが(警察小説は女性は手に取らないと言い切る編集者もいました)、性別を問わずに楽しんでいただける作品になるよう工夫しましたので、後込みせずにぜひ読んでみてください。装幀も、いかにも警察小説といった雰囲気は避けました。
『慟哭』みたいな作品をまた読みたいというご要望は耳に届いていたのですが、生来のへそ曲がりなのでなかなか書く気が起きませんでした。ようやくご期待に応えられるのではないかと思います。
8月25日
発売中の雑誌「ゲーテ」(幻冬舎)10月号に、編集長の舘野晴彦さんとの対談が載っています。幻冬舎の立ち上げとぼくのデビューが同年で、会社を作って舘野さんが初めて執筆依頼をした小説家がぼくだったというご縁から、対談相手に選んでもらいました。テーマがシーバス・リーガルについてなので、他ではしない珍しい話をしています。
それと、本日発売の「まんがこのミステリーが面白い!」vol.9(ぶんか社)に、井上洋子さん作画の「崩れる」が再録されています。
7月23日
アンソロジー『9の扉』(マガジンハウス)が今日発売です。北村薫→法月綸太郎→殊能将之→鳥飼否宇→麻耶雄嵩→竹本健治→貫井徳郎→歌野晶午→辻村深月という順番で、執筆者が次の人を指名してお題も指定するというリレー企画でした。ですので内容的に繋がりがあるリレーではないのですが、そうは言いつつ実は……という展開になっています。実は……の部分をぼくはあとがきでネタバレしていますから、もし素直に驚きたければあとがきを読むのは後回しにした方がいいです。繋がりを先に知ってても、面白さは損なわれませんが。
ぼくの新作『後悔と真実の色』は10月上旬発売予定です。
7月18日
今日から公開の映画『湖のほとりで』にコメントを寄せています。
6月21日
8月と9月に四分冊で小学館文庫から発売予定だった『空白の叫び』ですが、諸般の事情で発売を中止することにしました。
その代わり、来年発売予定だった『夜想』を、今年11月に繰り上げて発売します。
また、『空白の叫び』は来年前半、文春文庫から三分冊で発売する予定です。
6月11日
先日サイン会をやらせていただいた丸善さんのサイトで、インタビューが載っています。『愚行録』のサイン本プレゼントもやってます。
5月25日
今日発売の「クロワッサン」6/10号に、『乱反射』に関するインタビューが載っています。たくさん受けたインタビューも、これでお終い。
次の新刊は8月9月に出る『空白の叫び』全四巻です。こちらもよろしくお願いします。
4月21日
明日発売の「オール讀物」5月号に、『乱反射』に関するインタビューが載っています。これで文春だけで三誌目。当の朝日では一回もインタビューしてくれないのに(笑)、ありがたいことです。
4月18日
今月の集英社文庫の新刊『弁護側の証人』(小泉喜美子著)に推薦の言葉を寄せています。一発どんでん返し系のミステリーなので、ぼくの『慟哭』や歌野さんの『葉桜の季節に君を想うということ』、乾くるみさんの『イニシエーション・ラブ』などが好きな人には強力にお勧めします。絶対気に入るはずです。
4月11日
文庫版『愚行録』、発売しました。
これに合わせて、久しぶりにサイン会をやることになりました。4月28日(火)19:00から、丸善丸の内本店さんでやらせてもらいます。電話予約もできるようです。詳しいことはこちらとこちらでご確認ください。
あまり来場者が少ないと寂しいので、皆さんぜひいらしてくださいね。
4月9日
今日発売の「別冊文藝春秋」5月号に、『乱反射』に関するインタビューが載っています。発売から一ヵ月以上経っても、まだ新規のインタビュー申し込みがあるので、もう何回かインタビューが掲載されます。
4月7日
文庫版『愚行録』は、今月11日に発売します。
ゲラで読み返して、この作品のテーマである「格差社会の醜さ」は、三年前よりも今の方がもっとリアルに感じられるのではと思いました。三年前はまったくテーマを読み取ってもらえませんでしたが、この文庫版で理解してもらえたらいいなと思っています。
それと、今日ようやく店頭確認しましたが、創元推理文庫創刊50周年の記念冊子にコメントを寄せています。
4月4日
今日発売の「日経エンタテインメント!」5月号に、『乱反射』に関するインタビューが載っています。
3月31日
今日発売の「東京ウォーカー」4/14号に、『乱反射』に関するインタビューが載っています。
3月23日
今日発売の「週刊ポスト」4/3号に、『乱反射』に関するインタビューが載っています。
それと、同じく今日発売の「週刊現代」4/4号には、書評が載ってます。「週刊現代」では先週も取り上げてもらったので、二週連続で書評が載ってびっくりです。
書評と言えば、北上次郎さんが「小説トリッパー」春号、「日刊ゲンダイ」3/12号、J-novel4月号でそれぞれ書評を書いてくださっています。ラジオではこんな紹介もしてくれました(目黒考二さんが北上次郎さんです)。北上さんにはいつも誉めていただいていて、大変ありがたいです。
他にも、「読売新聞」3/10号、「北海道新聞」3/15号、書評サイトのBOOK JAPANなどに書評が載っています。
今回は今までになく反響が大きく、作者自身驚いています。
3月18日
今日発売の「週刊文春」3/26号に、『乱反射』に関するインタビューが載っています。久しぶりの新刊ということもあって、インタビューをたくさん受けましたから、これから各雑誌に続々と掲載されていきます。
3月5日
今日、下記の書店にお邪魔し、サイン本を作ってきました。各書店で八冊から二〇冊ほどしかサインをしていませんので、もしサイン本なら欲しいとお考えの方は早めにお買い求めください。
有隣堂横浜駅西口店
有隣堂目黒店
有隣堂恵比寿店
紀伊國屋書店新宿本店
ジュンク堂書店新宿店
紀伊國屋書店新宿南店
ブックファースト新宿店
また、「週刊朝日」連載時に誌面を飾ってくださいました写真家の林正樹さんの個展が、「小説『乱反射』の言葉から」と題しまして開かれます。
■会期 2009年3月23日(月)から28日(土)まで
■開催時間 午前11時〜午後7時(土曜日は午後5時まで)
■会場 Galerie SOL(ギャルリー・ソル)
■住所 東京都中央区銀座6-10-10 B1F
■URL http://www005.upp.so-net.ne.jp/SOL/
■メール g-sol@cg7.so-net.ne.jp
■入場料 無料
■お問い合わせ 03-5537-6960
ご興味がありましたら、ぜひお越しください。
2月21日
今日発売の『小説新潮』3月号から、『灰色の虹』というタイトルの新作を連載開始しました。今回もまたテーマ性重視の話ではありますが、そう言わなければ最初のうちはエンターテインメント性重視の作品として読めるのではないかと思います。
実はこの仕事、本当ならおととしにスタートしていなければいけなかったものなので、構想期間はたっぷりと取れました。時間をかけた分、手間暇もかかってる作品になっています。完成予想枚数は1000枚かな。
2月19日
今日発売の「週刊新潮」に、またショートショートを書きました。依頼が来たときとっさに、「今度は世界のどこの都市を舞台にしようか」と考えましたけど、今回は新宿でという指定でした。タイトルは「思い出の中の新宿」。雑誌の最終ページに載ってます。
それと、『乱反射』、『天使の屍』はもう早いところで店頭に並んでいるでしょうか。
2月15日
今月20日に、朝日新聞出版から新作『乱反射』が、集英社文庫から『天使の屍』が出ます。『乱反射』はどういうわけか、装幀が『白夜行』にそっくりです。素案を見たときにも似てるとは思ったのですが、まさかこんなにそっくりとは……。
1月3日
皆様、明けましておめでとうございます。
昨年はデビュー以来初めて、一冊も新作を出せませんでした。出そうと思えば出せたのですが、焦って本にする必要があるのだろうかと考え、連載が終わった作品はじっくり手直ししてから出版することにしたのです。今後もこの方針で新刊を出していこうと思っています。
今年は、今日の朝日新聞東京版に広告が出ていましたが、まず2月に朝日新聞出版から『乱反射』が出ます。手直しに時間をかけた分、雑誌バージョンからいい修正ができたと思ってます。
今年後半には、幻冬舎から『後悔と真実の色』を出します。こちらは『乱反射』以上に大改訂しますので、いい作品に仕上げます。
新作は、2月から「小説新潮」にて、『灰色の虹』という作品を連載開始します。貫井徳郎版『喪服のランデヴー』のつもりです。
さらに2月には、これも一部で予告が出ているようですが、『天使の屍』が集英社文庫に入ります。まだ角川文庫版が現役なのにもう一度出し直していただけるのは、小説家として大変幸せなことです。
文庫はこれを含めて、今年は全六冊出す予定です(『空白の叫び』が四分冊)。ゲラを見るのが大変そうです。
この他、今年後半には新連載をもう一本始められたらと考えています。
以上が今年の予定です。今年もどうぞよろしくお願いします。
12月18日
発売中のマガジンハウスの雑誌、「ウフ」1月号に、短編「帳尻」が載っています。これはその号に書いた小説家が次の号の執筆者を指名するという企画のリレー短編で、ぼくは竹本健治さんからバトンをもらい、歌野晶午さんに受け取ってもらいました。ぼく以前の皆さんがみんな奇妙な味系の話を書いていたので、ぼくもその路線で書きました。
10月9日
現在発売中の「週刊新潮」10/16号に、ショートショート「追懐の島」が掲載されています。タイトルになっている島は、フィンランドのスオメンリンナ島です。物語はそこにいく船の中で終始しますが。
図らずも、新潮社で書いている海外を舞台にした物語の第六弾になりました。
9月29日
9月28日に『空白の叫び』についてのメールをくださった方、お返事を差し上げたいのですがメールが返ってきてしまいます。受信拒否の設定になっていないか、確認をしてみていただけないでしょうか。
9月23日
現在発売中の「週刊朝日」10/3号で、『乱反射』は最終回。大幅訂正をするかもしれないので単行本化の時期は未定ですが、来年3月までには出して欲しいとの版元の意向なので、それほどお待たせはしないと思います。
長編の週刊誌連載は初めてだったけど、かなりリズムが執筆ペースに合っていた。またやろう。
9月21日
『悪党たちは千里を走る』、発売しております。解説を書いていただいた新保博久さんもおっしゃっているように、貫井徳郎の作品は重くて辛いと思っている人にはぜひ読んでいただきたい、軽快な作品です。どうぞよろしく。
9月13日
すでに発売済みではありますが、『気分は名探偵』(徳間文庫)が文庫になりました。自分が参加していて言うのもなんですけど、この種のアンソロジーとしてはかなりレベルが高いと思うので、騙されたと思ってぜひ読んでみてください。629円(税抜き)です。
それと、19日には『悪党たちは千里を走る』が文庫になります。光文社文庫ではなく集英社文庫ですので、お間違えなきよう。
7月19日
自分の仕事の話ではありませんが、知人に頼まれたので宣伝をば。
時代劇の必殺シリーズのフィギュアが発売されます。キャラクターは主水、秀、鉄。現在予約受付中ですので、全国八千万人の必殺ファンはぜひ予約注文してください。
なお、ぼくはこちらの会社とはまったく関係がなく、知人の必殺ファンに頼まれて宣伝をしているだけですから、今後同種の宣伝を依頼されてもお引き受けしかねますのでご了承ください。
7月9日
早いところではもう店頭に並んでいるかもしれませんが、明日『追憶のかけら』の文庫版が出ます。一番の自信作というわけではないけど、自分が一読者として貫井徳郎の作品を読んだなら、これが一番好きです。ひとりでも多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。
それと、忘れていましたが『BUG』という映画にコメントを寄せています。現在公開中です。
5月30日
今月発刊の「ポンツーン」で、『後悔と真実の色』も最終回。こちらは一応最後まで書いたものの、大幅加筆をしないと単行本にはできないので、お届けできるのがいつになるかわかりません。新年に朝日新聞の広告で『乱反射』が十月に出ると予告されてましたが、連載が延びているので今年中の発売はあり得なくなったため、デビュー以来初めて新刊が出ない年になりそうです。
5月7日
東京創元社のサイトで発表になりましたが、来年からミステリーズ!新人賞の選考委員をやることになりました。人の作品を選考する立場ではないのですが、条件をつけたらすんなり通ってしまったのでお引き受けすることにしました。こんな作品が読みたい、という希望をアップしてますので、意欲のある方はぜひご応募ください。
4月22日
明日発売の「SAPIO」5/14号巻末の「世界人の一流品」のコーナーでインタビューを受けています。自分の持っている一流品について語るというコーナーで、ぼくはアーロンチェアについて喋ってます。
それと、今月発刊の「本の話」5月号で、『氷の明日』は最終回。といっても第一部が完結しただけで、話は思いっ切り途中です。この話をよりよくするアイディアを思いついてしまったのはいいが、そのアイディアを盛り込むためには最初から書き直さなければならず、我が儘を言ってここで連載を中断させてもらいました。全体に書き直し、さらに第二部以降を書き下ろしていずれ本にする予定。でも予定は未定。
3月22日
自分が連載中の雑誌なので、つい見逃していました。現在発売中の「週刊朝日」3/28号の「ツウの一見!」というコーナーで『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』という映画についてのインタビューを受けています。この映画は今月29日公開で、ぼくはコメントも寄せています。
1月4日
皆様、明けましておめでとうございます。今年は早くも新作を発表できました。告知してあった『DS文学全集』にダウンロードできる短編です。モチーフにした作品は葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」で、タイトルは「あるソムリエの話」です。『DS文学全集』を持っていて無線LAN環境のある人は、ぜひダウンロードしてみてください。
それと、その作品に関するインタビューが任天堂のホームページにアップされています。インタビュアーの杉江松恋さんが、ぼくの喋ったことだけでは足りない部分を的確に補ってくれていますので、カギ括弧内のぼくの言葉以外の部分を読むと勉強になると思います。good jobです。同じインタビューが、『ダ・ヴィンチ』2月号にも載っています。
【PAST TOPICS】
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