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シマノ完組ホイール WH-MT15



Shimano WH-MT15 Wheel
Shimanoホイールの最廉価モデル。
実用性能は、これでも充分と思います。
Shimano WH-MT15 Wheel Installation of sprocket
スプロケット押さえ工具は、古チェーンをホーム
センターで見つけた金具に取り付けたもの。
回り止めなので、さほどトルクは必要ないです。

シマノの完組ホイール、WH-MT15です。

単体売りのホイールとしては、シリーズ最廉価モデル。ディスクブレーキ専用で、センターロックという新しい規格のディスクを使用しますので注意が必要です。


今回は某オークションで、前後セット\10,000にて購入。

安いとはいえ、リムが深くてスポークも途中が扁平になっているものを使用しており、かなり精悍な印象になります。知り合いには「Shimano」ロゴ(ステッカー)が格好いいと好評でした(^^)。


組み替えに際し、元のホイールからカセットスプロケット(ギア)と、ブレーキディスクを移植しました。ここで問題になるのが、使用ディスクの規格が違うこと(元のホイールが6穴ディスク、WH-MT15がセンターロック)です。

ブレーキのディスクとキャリパーでメーカーが違うと、利き味が悪くなると言う人も居て、キャリパーHAYES、ディスクShimanoとなる組み合わせで心配だったため、取り合えず片方は6穴・センターロック変換アダプタを利用して、同一メーカーで使用できるように手配しました。アダプタの方が、新規格のディスクよりも安いということもあります。


組込作業

実際の作業には、自転車用特殊工具が必要です。 スプロケット押さえ工具、スプロケット抜き工具(TL-LR15/センターロック・ディスクローターにも使えます)、これに合うレンチ(モンキーレンチでOK)です。

押さえ工具は、不要なチェーンがあれば自作可能です。さび付いたりしていなければ、それほどトルクはかからないので、頑丈な工具である必要は無いと思います。形は、パークツールの「SR-1スプロケットリムーバー」の形(こんなの)が使いやすいです。コレを真似て作りました。巻きつけ部分のチェーンはお好みの長さで...。

工具さえあれば、作業自体は全く難しくありません。


作業結果

車体を逆さにして仮組みして回してみると、回転の止まる位置がきちんと毎回違います。バランスはかなり取れているようです。実際に交換した効果は、体感できる部分もありました。ベアリングなども精度が上だと思いますが、差がわかるのはある程度、スピードに乗ったときです。

ホイールのリムが深めで、かつスポークが扁平になっている効果で、30km/時以上くらいで明らかに回転が軽いです。たかがこの程度の形状の差で、結構差が出るものだと感心しました。脚力の無い管理人にはとってもありがたいです。

ブレーキの利き味については、利き始めに、唐突にガツンと来る感じは減ったように思いますが、ほとんど変化はありませんでした。なので、フロントは剛性が最も高くなると思われる、センターロックディスクローターの直接組み込みとし、リアに変換アダプタつきでディスクを装着しました。


(2011.7)



安心の定番、
パークツールの
ニップルレンチ。
スポーク張り調整、
ホイール組の必需品。
スプロケ交換に。
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スプロケ、ブレーキ
ディスク交換に。