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クランクケース内圧バルブ(KTM純正)


KTM BackPressureValve
アルミ削り出しのKTM純正プレッシャーバルブ。
KTM BackPressureValve
ホースを内圧バルブの長さ分、カットして調整。
KTM BackPressureValve
ホースに接続後、タイラップで固定してあります。
CBR ClankCase Pressure Tube Location
矢印で示したヘッドカバー左側から、エアクリボックスへ内圧ホースが接続されています。
ほかの整備のためにキャブも外してありますが、今回の作業はエアクリボックスを外すだけでいけるはず。

前置き

クランクケースの内圧を、エアクリーナー側へ強制的に排出するバルブ。というか逆流を防ぐワンウェイバルブです。専用の市販品もありますがかなり高価なので、今回はKTM純正の「BACK-PRESSURE VALVE」(品番:60030090300 あるいは 60030090000)を使用します。自動車用(TOYOTAや日産等)のバルブは、より安価です。

装着すると、名前の通りクランクケース内圧が下がってフリクションロスが減り、結果として燃費向上、振動低減や、エンジンブレーキを弱める効果があります。果たしてどの程度の効果があるのでしょうか?



作業内容

600Fのクランクケースブリーザーホースは、ヘッドカバー左側から取り出され、エアクリーナボックスに戻されます。

作業には最低限、エアクリボックスを外す必要があります。ガソリンタンクも外した方がやり易いでしょう。ホース自体はクリップをずらせば、すぐに外れます。

内圧バルブはこのホースにぴったりの大きさなので、そのまま嵌めます。調整のため、内圧バルブの長さ分、短くカットして、両端はタイラップ固定としました。

あとは元通り組み立てて復元しました。



結果

あまり高回転で試せていませんが、エンジンブレーキはマイルドになっているようです。

ただなぜかそれよりもアクセルのつきが良くなった気がします。あくまで感覚的なものですが。バルブ装着前に、ホースの下端に水が溜まっていたので、時々はバルブの清掃が必要かも。

バルブでオイル分が乳化すると、中のボールが固着して、最悪クランクケースのガスケットが吹き抜けたり、重大トラブルの原因になりかねません。


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