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CBR600F Throttle pipe Comparison
純正(左)よりも若干、ワイヤ巻き取り径が大きいため、
ほんの少し、ハイスロットル化されます。
CBR600F Throttle Inside
最近のスロットル内面は、表面がわざと粗く
仕上げられ、接触面積を少なくしているようです。

純正流用ハイスロットル

前置き

CBR600Fに、CBR1000RR/600RR用のスロットル(品番 53140- MCF-000, \1600位)を組みます。
ノーマルに比べ、若干のハイスロ化になります。それに伴い、ほんの少しスロットルが重くなります。街中でもギクシャクするほどではなく、慣れで対処できる範囲です。キビキビ走るには、乗りやすくなると思います。



装着編

実際の取り付けでは、キャブ側の調整代を最大に緩めてやると、そのまま取り付けできます。装着後、若干ワイヤーが張るので注意します。

自分の600Fの場合、装着されていた純正ワイヤーで、引き側はほぼ一杯でした(調整代がない状態)。しかし、ハンドルを一杯に切っても、スロットルが開いてしまうことはありません。

現代のスロットルは、写真のように内面がでこぼこした仕上げになっているようで、従来品のように、つるつる仕上げではありません。この方が接触面積が少ないので、同じ巻取り径ならばスロットルが軽くなると思います(但し、今回はハイスロ化のため、重くなっています)。



結果

スロットル開度としては、ノーマル約90度、純正流用ハイスロは80度位になります。ノーマルのスロットルは、250ccクラスで使用されているのと同じものでした。使わなくなったものをVTに流用、ハイスロ化できるかと思っていたので、残念。

交換直後は、少し元気になったかな、と感じるくらいでしたが、しばらく乗っていると何も感じなくなりました。普通に乗れます。

(2011.9)


スロットル開度をみるため、全閉・全開位置に、
付箋をつけてみた。
全閉〜全開で、約75〜80度くらいの開度に
なっている。
CBR600F Throttle Angle CBR600F Throttle Angle