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ショーライバッテリー驚きの軽量化ができると、巷で話題の?リチウムフェライト・バッテリー(SHORAI製)です。
従来パソコン等に使用されてきたリチウムバッテリーと異なり、爆発などの危険性がなく、極めて安全な方式ということで、電圧・電流の不安定なオートバイに装着するには安全性が高いと思われます。何より標準鉛バッテリーの3.2kgに対し、1kgを切る重量(公称 898g)で、約2.3kgの軽量化です。これだけの軽量化が出来るとあっては、誰しも気にならないはずがありません。 ただしこの方式のバッテリーは、気温の低い冬場(5℃以下という)は寝起きが悪いそうで、大電力を使うセルを回す前に、少し電力を使う操作(ライトをつける等)を30秒ほど要するという従来品にない特性もあります。活性化する必要があるそうです。管理人にとっては、その程度の面倒ならば、軽量化のメリットの方が大きく上回ります。 基本的に取り替えるだけですが、今まで使っていたカプラーを取り付け、ワンタッチ(工具なし)でバッテリーをカットオフできるように接続しました。あとCBRの場合、バッテリーケースが取り出しにくい形状のため、バッテリー自体にハーネステープを緩く巻き、持ち手の代わりとしました。そんなに外さないけれど、結構便利です(そのせいで写真のロゴが隠れてしまった)。 ターミナル上面と前面にネジがあり、取り付けボルトも2組付いているので、純正配線のほかに、太いアース(アーシング)も別途取り付けられるかもしれません。 装着後納品された状態で、電圧約13.5V。早速、エンジンを始動してみると、軽くスタートしますが、特に純正品との差は感じられません。価格も純正バッテリー並みに高いので、目に見えるメリットがないとちょっと損した気分。しかし実際、走ってみると。 最大の武器は、やはり何と言ってもその軽さです。(鈍い管理人には)押し引きではあまり分かりませんが、走り出すと明らかに軽くなっていることが分かります。 着座位置の真下のバッテリーが軽くなった影響で、エンジン搭載位置が前に動いた感じというか。エンジン辺りにあるはずの「バイクの重心」がはっきり意識できるため、旋回時の軸感覚が分かりやすくなった感じ。これは低速で走っていても、ありがたみを感じます。これでトラブルなく使っていければ、もう鉛バッテリーには戻れませんね。 (2014. 10)
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