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スパークプラグ交換

How to Change the spark plug
車載のメガネで支えています。奥に燃料コックが
見えます。手前側のチューブは、外れませんでし
た。燃料センサー配線は燈・前、緑・後です。

Air Cleaner Box
エアクリボックス後部。奥の太いホースと、並んで
いる細いホース4本を外します。同調調整はこの
4本とゲージをつないで行えるようです。
画面下半分はキャブ本体(フロート室)。

CBR600F Field strip
エアクリボックスを外した後。この状態なら、
点火プラグ交換もできます。ホース類が多いですが、
意外と整備性は悪くない感じです。
でもネイキッドと比較してはいけません。

CBRのスパークプラグを交換しました。
サービスマニュアルによると、ラジエーターをずらして.....と、大変なことになっていますが、ショップでもタンク・エアクリボックスを外して交換している所も多いようなので、この手順で行うことにしました。カウルを全く外さずに出来るのがポイント。


作業手順

まずエアインテイクカバーのボルトと、タンク前部の固定ボルトを外します。下側にもスペーサーが入っているので落とさないように注意します。管理人も久しぶりの作業だとよく落とし、チャリーンと哀しい音がします。

タンクを持ち上げ、取扱説明書の通り、車載工具のメガネレンチで保持します。タンク下面後部にフューエルコックがあるので、OFFにして、燃料センサーのケーブルやチューブ類を取り外します。ドレンかブリーザーチューブの片方は固かったので、それはつないだままタンクを外しました。


続いてエアクリボックス外しです。左右ダクト連結部のプラスビスを緩め、ダクトを外します。左のハーネスをエアクリボックスの受けから外し(留め具をペンチでつまむと楽)、後部のバキュームチューブ類(太1、細4本)を外して、あとはキャブにかぶさっているバンドを緩めると、上に持ち上げられるので、さらに前部のエアベントホース(太3本)を外します。これでエアクリボックスが外せます。

前部のエアベントホースのうち片側は外れていたようで、そういえばエアクリーナー交換のときも、サブエレメントの片方だけかなり汚れていました。自分でいじるのは初めてなので、前回の車検整備で外れたまま、走ってしまったということか...。

CBRは特殊なタイプで、スパークプラグに直接イグニッションコイルがつきます。でかい(長い)プラグキャップという感じです。ハーネスからキャップの頭にあるカプラーへ細い線が繋がっており、そのコネクターを外します。イグニッションコイルは、フレーム補強の丸いパイプの向こう側へ一旦引き出し、取り出すと割合スムーズにできます。


作業結果

今回交換したのがNGK CR9EVX(VXプラチナプラグ)です。

標準の8番から、9番に熱価を変更しました(輸出仕様と同等)。ワンランクでも結構違うという話ですが、果たして大丈夫か? 少し試走してみると、甲高いノイズが出るようになった気がします。あまり違いが判らない...。低速が若干力強くなったのは、へたったのを新品に交換したせいでしょう。

チューブ類は多いですが、整備はしやすそうなので、よかった。進んでやるかといわれれば......?

(2005.10)