スパーダのヘッドライトに、自作の強化配線リレーを追加します。
バッテリーから直に配線を取り、ヘッドライトを明るくするものです。ハイ・ロー両方に対応した市販品がありますが、それなりに高価です。
そこで、常用するロー側だけに配線を組んでみました。既にマルチリフレクターヘッドライトの効果もあり、もう充分以上といった感じです。
作業手順
リレーはDC12Vで、最大360W(30A)まで耐える4極リレーです。なおエーモンの商品カタログ(HPは「くるま@達人道場」)には、電工ペンチの使い方とか丁寧に書いてあるので、管理人のような電気工作初心者には、大変助かります。
実際の配線は、バッテリーのプラスから取り出した配線に、安全回路としてヒューズを組み込み、そこからリレーの電源供給部に入れます。リレーからはヘッドライトへ繋がる線を、(今回は)純正ヘッドライトコネクタのロー側に繋ぎます。ヘッドライトの純正アース線が入るところには、バッテリーのマイナスから新たに引いた線を直結します。
で、もともと純正コネクタのロー側に入っていた線(白)を、リレーの起動配線(青)に繋ぎ、同様に純正アース線(緑)をリレーのアース線に繋いでやると、純正配線がローを点灯する状態になっている時だけ、リレーのスイッチが入り、バッテリー直結側の配線(リレーの赤→黄)に電気が流れる(実際に点灯する)という仕組みです。
なお今回は、以前に施工したアース線を含め、ハーネスとして一体になるように作ってみました。ハーネステープというべとつかないビニールテープを使用して、純正配線っぽく仕上げました。