VT250 SPADA ヘッドライトリレー

Menu

ヘッドライトリレー

スパーダのヘッドライトに、自作の強化配線リレーを追加します。

バッテリーから直に配線を取り、ヘッドライトを明るくするものです。ハイ・ロー両方に対応した市販品がありますが、それなりに高価です。 そこで、常用するロー側だけに配線を組んでみました。既にマルチリフレクターヘッドライトの効果もあり、もう充分以上といった感じです。


Head Light Relay Parts

必要部品一式。プラス側配線に取り付けるヒューズ
ホルダ、電線、コネクタ端子、リレー。


Head Light Relay

リレー配線の赤にバッテリーのプラス(ヒューズ有り)
側を入力、黄からヘッドライトローへ。青にディマー
スイッチからの純正ロー配線を入れ、黒から純正アース
(緑)線に繋ぎます。

用意するもの

  1. リレー(エーモン工業、ITEM No.1244) \1,344
  2. 平型ヒューズホルダー(エーモン工業、ITEM E432) \210
  3. コネクター端子(I・T・O、凸型大・凹型大) 各\315(20本入)
  4. H4ライト用平型端子(DAYTONA No.7) \1,860(30セット、うちメス2個使用)
  5. 電線(1.25スケア、\420/4m巻き)
  6. コルゲートチューブ(潟Gスケイ工機、KC10) \147


作業手順


リレーはDC12Vで、最大360W(30A)まで耐える4極リレーです。なおエーモンの商品カタログ(HPは「くるま@達人道場」)には、電工ペンチの使い方とか丁寧に書いてあるので、管理人のような電気工作初心者には、大変助かります。

実際の配線は、バッテリーのプラスから取り出した配線に、安全回路としてヒューズを組み込み、そこからリレーの電源供給部に入れます。リレーからはヘッドライトへ繋がる線を、(今回は)純正ヘッドライトコネクタのロー側に繋ぎます。ヘッドライトの純正アース線が入るところには、バッテリーのマイナスから新たに引いた線を直結します。

で、もともと純正コネクタのロー側に入っていた線(白)を、リレーの起動配線(青)に繋ぎ、同様に純正アース線(緑)をリレーのアース線に繋いでやると、純正配線がローを点灯する状態になっている時だけ、リレーのスイッチが入り、バッテリー直結側の配線(リレーの赤→黄)に電気が流れる(実際に点灯する)という仕組みです。

なお今回は、以前に施工したアース線を含め、ハーネスとして一体になるように作ってみました。ハーネステープというべとつかないビニールテープを使用して、純正配線っぽく仕上げました。


作業結果


既にマルチリフレクター化して明るいため、走行中の体感的には若干の光度上昇という感じでしたが、目の前に車が停車していたりすると反射を直視できない位、眩しくなったため、かなり効果はあるようです。それでCBRにもつけました。


(2006.11)