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冷却水交換
冷却系のメンテナンス。湯垢の洗浄後、新しい冷却水を注入します。 夏場にエンジンから妙に熱気がきて、パワー感がないような気がしたため、冷却水を交換してみることに。ついでにラジエーター洗浄も行いました。 用意するもの
さらに今回は冷却系の洗浄と、添加剤も入れるので以下の二つ。
作業手順
先に洗浄を行うため、冷却水を抜く前に、ラジエーター洗浄剤を投入します。 規定量の洗浄剤を入れ、アイドリングしてから排水し、更に冷却水路を水洗い。キャップが外してあると、ドレンからかなりの勢いで排水されます。なお廃液は有害なのでそのまま流さないようにします。通常、凝固剤で燃えるゴミへ。 リザーバータンクは、シート、左側シートカウルを外すと、顔を出します。キャップを取り、クーラントを、ホースを繋いだ注射器で容器に移します。最初だけ手動で吸い出し、タンクより低い位置で注射器のピストンを抜いてサイフォンの原理で全て抜きます。 今回使用したクーラントは、原液を水で薄めて使うタイプです。クーラントは濃度が高い方が凍結しにくくなりますが、冷却効率は濃度が薄い方が良いと何かで見た記憶があるので、最も薄い指定の30%濃度で希釈。これでも-16度まで凍結しません。で、更に添加剤を混ぜてから、車体に注入しました。 使用量
結果(添加剤の効果)
今回は添加剤を使用するので、前もってその効果を見てみようということで、実験です。 添加剤なし(写真右側)
普通の水と同じような泡立ち方。添加したものより泡立ちが少ないように見える。 添加剤入り(写真左側)
一見するとよく泡立っている。但し、大きな泡は出来ず、細かい泡が全て上に集まり、クーラント内に混入する感じは無い。 と、明らかに性質の違いが見て取れました。実際の性能にどれだけ影響があるかは、もともとよく冷えるスパーダでは変化が見られませんでしたが、CBR600Fでは効果が見られました。 街乗りでのCBRは、冬でも信号待ちでファンが回りますが、添加剤を入れると、多少涼しさを感じる季節ではファンの回る頻度が目に見えて減りました。冷却効率の点ではある程度、効果があるようです。
(2007. 10 追記)
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