VT250 SPADA 整備 ガソリンコック、ダイヤフラム交換

Menu

ダイヤフラム交換



VT250 SPADA Gasoline Cock Diaphragm
分解したガソリンコック。黒い膜がキャブの負圧で作動するダイヤフラム。丸いプラパーツがダイヤフラムの押さえ板。他にスプリングが付いています。
VT250SPADA Gasoline Cock Diaphragm
丸いプラパーツがはまる部分のダイヤフラム(ゴム膜)が磨り減って、穴が開いている。前回の不調の原因はこれだったのかも。

アクセルへの反応が悪く、何だか時々不調になる。

 という状態の場合、ひょっとしたら、ガソリンコックのダイヤフラムが破損しているかもしれません。管理人の場合、必ず不調になるというわけでもなかったので、原因特定に時間がかかりましたが、部品交換後はまったく不調にならず、快調に動作しています。

必要な道具

  • レンチ(10mm)
  • ラジオペンチ(先が平らならより良い)
  • プラスドライバー

作業手順

タンク後部を留めている10mmボルトを外し、右側からガソリンチューブ(太)、バキュームチューブ(細)を外して、フレームに沿わせてタンクを滑らせると外れます。コック自体はボルトでステーと共締めされており、写真のダイヤフラム部もプラスねじで留まっているだけなのですぐに外せます。

分解すれば、あとは部品を交換して組み直すだけです。ダイヤフラムの部品は、噛みこまないように、バネの反発力を抑えつつ、全体を均等に(対角線上に)プラスビスを締めていきましょう。

部品はVTR250用の コックカバーセット(\2,700程度/2009.12現在)、金属製の本体もついてきます。ダイヤフラム単品では出ないようです。



使用部品 品番 対象車種
コックカバーセット 16953-MBZ-B51 スパーダ、ゼルビス、VTR250