ザルツブルク


■ザルツブルク
ザルツブルクといえば、音楽の都というイメージがあり、夏のザツルブルク音楽祭が有名。また、「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となったところが随所にあり、そこをめぐるのもまた楽しい。ザルツブルクの目抜き通り、ゲトライデガッセの看板はザルツブルクが鉄細工で有名な街であることを物語っている。この日はメイ・デーのためお店はほとんどが休みだったのは残念。

ミラベル庭園
ちょうどこの時期はチューリップの花が咲いていてきれいでした。ほんとイメージ通りでした。宮殿は大司教ヴォルフ・ディートリッヒが愛人と子供たちのために建てたもので、宮殿の内部も見学できるのかなあと思っていたけど、ここは彫刻の階段「天使の階段」が有名らしく、それだけを覗くことができる。現在は演奏会や結婚式に使われている。また市長公邸でもあるらしい。すっごいお家ねえ〜。

モーツァルトの生家
1756年1月27日にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトはこの家の4階で誕生した。彼の使用した楽器、自筆の楽譜、手紙などが展示されている。モーツァルト一家の肖像画もある。

ホーエンザルツブルク城塞
内部は日本語のガイドフォンを聞きながら見学できる。塩で栄えた街の説明などがある。とくに内装に印象深いところはなかった。内部にはライナー博物館もあり、城塞だけあってどちらかというと軍事博物館的であった。でもこの城塞からの眺めは最高。どの方角も見渡せてしまう。

聖ペーター教会
この教会の隣には「サウンド・オブ・ミュージック」のクライマックスでマリアとトラップ一家がナチスに追われて隠れた墓地がある。言葉は悪いが牢獄のように仕切られている墓地が回りを囲み、ここにトラップ一家が逃げてきたのか、意外と小さなスペースだったんだあと感じた。鉄細工が有名なこの街は墓標が鉄でできている。

レジデンツ
大司教が約1000年にもわたり、ザルツブルクを支配してきた歴代の大司教の宮殿がレジデンツ。内部は豪華な装飾でほどこされた部屋が多い。現在見られる建物は、大司教ヴォルフ・ディートリッヒの時代の計画のものらしいけど、一体大司教って何していたの?

■ヘルブルン宮殿
1612〜15年に大司教マルクス・シティクスが夏の宮殿として建てたもの。この大司教は茶目っ気があったらしく、宮殿の至るところに水を利用したさまざまな仕掛けがしてある。50人くらいで1グループを組んで、いっしょに見学する。ドイツ語、イタリア語、英語の説明があった。庭にあるテーブルの椅子には水が出てくる仕掛けがある。ガイドの「だれか座りたい人!」との呼びかけに、無邪気な子供たちは率先して座ってくれた。また建物の入口の両端から水が出たり、壁にかかっている鹿の口からも水が噴き出したり意外なところからどんどん水が吹き出てくる。

ガイドツアーが始まる少し前から雨が降りだし、せっかくの水の仕掛けの楽しみも半減だったがそれでも楽しめた。所要時間30分ほど。ここがザルツブルク滞在で一番楽しめたところかも。それにしてもこの街って大司教が幅利かせたのねえ〜。




AUSTRIATop INNSBRUCK/HALL IN TIROLALPBACH/RATTENBERG/KUFSTEIN
ST.GILGEN/ST.WOLFGANGBAD ISCHLHALLSTATT
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