コマンドライン・インタフェースはバッチ・スクリプトや、高次のアプリケーションから、PDF-ShellToolsの機能を使えるようにします。複雑な反復性のあるタスクを、自動化し実行できるようにします。
ツールはDLLファイルの中でカプセル化されます。そして、コマンドラインをサポートするマイクロソフトの Rundll32ツールを使います。すべての Windowsバージョンで、利用できます。
Rundll32を使用するコマンドラインフォームは、以下のようになります:
RUNDLL32.EXE <dllname>,<entrypoint> <optional arguments>
ここでは、<dllname> は、<ShellToolsPath>PDFShellTools.dllで、<ShellToolsPath> は、PDF-ShellToolsが登録されたフル・パスになります。
<entrypoint> は、使いたい機能名で、このヘルプの、それぞれのツール部分のページで、名前を確認して下さい。
<optional arguments> は、特定ツールで参照される管理パラメータで、このヘルプの各ツールの部分で説明されています。
使い方の例は、以下です:
RunDLL32 C:\Program Files\PDF-ShellTools\PDFShellTools.DLL, Merge "C:\My docs\File1.pdf;C:\My Docs\File2.pdf"
注意:\パラメタの中にスペースが含まれるときは、上の例のように、必ず「"」で囲む必要が有ります。
複数のファイルを分離するときには、セミコロン「;」を使ってください。
例:
file1.pdf;file2.pdf;file3.pdf
ファイルを指定するとき、ワイルドカード「*?」を使うことができます。
例: c*.pdf;Img??9.pdf
一つの"ParamFile=FullPathToOurParametersFile"パラメタに、すべてのパラメタを置き換えれば、外部のファイルに対しても設定できます。
RunDLL32 C:\Program Files\PDF-ShellTools\PDFShellTools.dll, Merge "ParamFile=C:\Temp\Param.txt"