普通免許を取得するには技能試験を受験して合格しなければなりませんが、本試験では路上による実地試験が行なわれるため、本試験前に仮免許を予め取得する必要があります。仮免許は欠格期間中でも受験、取得することができます。但し仮免許の有効期限が6ヶ月であること、仮免許はあくまでも本免許取得を目的とした練習用であることを忘れないでください。
一部の府県では取消処分者講習の受講条件として仮免許取得を義務付けている地区もあります。但し仮免許必須としている地区であっても二輪用取消処分者講習に限定すれば仮免許は必要ありません。とはいえ、最終的に普通免許を再取得する場合はいずれにしても仮免許を取得することになるわけですからあまり関係ないでしょう。
ちなみに再取得が二輪専用以外で四輪再取得目的で二輪用取消処分者講習を受講するメリットは後述の"仮免許不要裏技テクニック"で
一部利用する場合があります。
さて、仮免許を取得する方法として指定教習所で取得する方法と試験場で受験する2通りあります。少なくとも再取得を目指す方は過去運転経歴が豊富なのですから迷わず試験場での受験にチャレンジしましょう。もちろん資金面や時間的余裕がある方は教習所で一から教習を受ける方法でも否定するものではありません。
手数料は以下の通り。
・ 仮免許学科試験料 3300円
・ 技能試験料 1150円(不合格の場合の再受験料は4450円)
・ 仮免許交付手数料 1200円
仮免許学科試験は特別問題ないでしょう。技能試験については合格率が低く難しいと言われていますが、合格に適合する運転ができていれば一発で合格も不可能ではありません。しかしながら大抵の方は久々の車の運転と試験場での緊迫感からくる緊張、そして試験に適合した運転を忘れているなどの点から合格するまで苦労することが多いようです。
あくまでも試験場での一発受験は合格基準に適合していればもちろん合格、減点超過すれば即不合格という商売抜きした採点が下されます。従って
逆説的発想をすれば適正な運転ができていれば必ず合格できるのです。このことを忘れず不合格になってもくじけず再チャレンジしてください。 |