上記に記載している違反点数に該当してしまった場合はそれに基づいた処分が下されます。初心者運転講習
は原則的に自分が受講した教習所で行われます。(転居などの明確な理由がある場合に限り変更できます)
通知内容として免許証記載の住所に郵送で初心講習受講通知書が
送付されます。講習カリキュラム中に路上教習も実施されることから講習当日は必ず運転免許証も忘れずに携帯する必要があります。
初心運転者講習を受講しなかった場合(一部を除いて通知が来てから1ヶ月以上超過)は
免許取得1年経過時に再試験が課せられ、結果不合格になると取り消し処分が執行されます(合格率
10%未満)。
再試験は普通自動車免許を新規で取得する時と同じ技量が問われるだけなのですが、運転経験が浅い初心運転者にとって運転免許試験場における試験官を前にしての再試験受験は難関のようです。
また初心運転者講習期限は該当してから通常1ヶ月以内に受講が必須ですが、以下の事例に関して1ヶ月経過後でも受講が認められる場合があります。
a. 海外旅行のため
b. 病気または負傷したため
c. 免許の効力が停止されているため
d. 災害を受けているため
e. 法令の規定により身体の自由を拘束されているため
f. 社会の習慣上、または業務の遂行上、やむを得ない緊急の用務が生じたため
g. その他、公安委員会がやむを得ないと認める事情がある場合
一方初心運転者講習を受講してもその後、再び上記条件(1)(2)(3)に該当してしまった場合も再試験が義務付けられ不合格の場合は取り消しとなってしまいます。
再試験は免許取得後1年経過後に受験することになります。
初めて免許を取得し、その違反点数の合計が15点になると取り消しでなる点は同じで
あって初心運転者の特例としては、それに加えて特別な講習(初心運転者講習)を別途受講する点とそれに該当する点数条件が違うのが大きな相違点です。
又一般と違い、初心者期間での取り消しは欠格期間
はなく、取り消しされた次の日からすぐに再取得することができます。(再試験で不合格の場合であって15点以上での取り消し対象者は一般同様欠格期間
が存在します)
初心運転者講習に発生する費用一覧(地区により多少差あり)
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講習種別時間
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講習 |
通知手数料 |
講習手数料 |
合計手数料 |
普通 |
7時間 |
850円 |
15050円 |
15900円 |
大型二輪 |
7時間 |
850円 |
19600円 |
20450円 |
普通二輪 |
7時間 |
850円 |
18900円 |
19750円 |
原付 |
4時間 |
850円 |
10200円 |
11050円 |
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