■タイゴルフ事情 あまり知られていないタイのゴルフ事情をご紹介します |
タイはゴルフ天国とよくいわれていますが、最近はだいぶ様変わりしてきています。 第一に料金が、プレーヤーの数の増加に伴ってだいぶ高くなってきています。 第二にこれもプレーヤーが増えたことで、進行が遅いです。5人のパーティーは当たり前、6人が一緒にプレーしているところも良く見ます。どこからともなく人が現れてグリーン上は人だらけ…なんていうこともあります。 日本のように「ハーフは2時間で!」なんてうるさいことを言うコースはほとんどありませんから、のんびりキャディーさんと話しでもしながらのラウンドとなります。イライラしないでゆったりゴルフを楽しみましょう! |
◆タイのゴルフ10の基礎知識
- プレーヤー1人に1人キャディーが付きます。日本のように4バッグなどというのはありません。
- ラウンドは原則として18ホールをスルーでラウンドします。日本のような昼食タイムはありません。ただし、ソバ(クイッティアオ)程度の軽食を取ることはできます。またどうしてもハーフで休憩したいといえば「NO!」ということはありません。
- 料金は18ホールのグリーンフィーとキャディーフィーがかかります。もし乗用カートを利用するならその使用料がかかります。もし1ラウンド以上プレーしたい場合は、追加料金が必要です。
- キャディーにはラウンド終了後200〜300バーツのチップをあげます。キャディーフィーの他に必要です。忘れないで下さい。
- グリーンフィーには、ゲスト(メンバーと同伴)、ビジターフィー(メンバーなし)に分かれています。当然ゲストフィーのほうが300〜700バーツほど安いです。
- タイのゴルフ場はメンバーシップのコースであっても、ほとんどのコースがビジターのみでのプレーは可能です。どんどん遠慮なくプレーしましょう。
- コースには大体3ホール毎に売店があります。水、ジュース、ビール、軽食が用意されています。また後ろの組が詰まっているときはここでパスをするようにしましょう。
- 休日のとき以外、ティーインググラウンドはプレーヤーが決めます。フルバックからのプレーでもマスター室に申請して…などという必要はありません。実力にあったティーからプレーしましょう。
- 乗用カートは2人乗りです。普通はキャディーが運転してプレーヤーが1人で使います。ただし、プレーヤー2人で1台というのもOKです。その際にはキャディーは後輪のホイールハウスに座りますから置き忘れないようにしましょう。
- タイのキャディーはとても目がいい人が多いです。「池に入った」「OB」などといわれたら、疑うことなく打ち直しましょう。五分五分(ハーシッブ・ハーシッブといいます)の時はほぼ悪いほうの結果が待っていると思って下さい。
|

にこやかに迎えてくれるキャディーさんやスターターたち。
日焼け嫌いのため重装備です。どのコースでも人なつっこくてやさしい人が多いです。 |
ページトップへ▲ |
■タイのゴルフコース列伝 |
《ナバニGC》
タイを代表するゴルフコースといえばナバタニGCを筆頭に上げないわけにはいけないでしょう。 カナダカップ、今のワールドカップが開催された名門中の名門コースです。今は全コースが改造されてその頃のイメージを残しているホールは少なくなってしまいました。でも、難易度は高く、ラフに入れたら脱出するのが精一杯。池も大きく張り出しているのでオヤジも納得できるスコアーは一度しか出せていません。 観光客は旅行代理店かゴルフコースのアレンジメントを専門に行なっている代理店に頼めばプレーできます。送迎つきで快適です。 ただし、練習場がない、キャディーが客を馬鹿にしている態度を取ることがあるなどちょっと頭にくることもあることを書き添えておきます。 |
《タイCC》
タイガーウッズが驚異的なスコアで優勝を飾ったことで一躍有名になったコースです。
1996年開場といいますからまだ新しいコースです。とは言うものの、フェアウェーはびっちり絨毯のようになっているし、ラフは粘る、グリーンも一筋縄ではいかない難しさ…と書き出したらきりがないほどレベルの高いコースです。
特に練習場がすばらしい!タイではコースに付属している練習場は草の上から打つのは当然のことです。ですがタイカントリーの練習場はここが練習場かと疑ってしまうほど美しいのです。そして芝はティフトン系のベントでターフがバンバン飛んでゆきます。
オヤジイチオシのゴルフコースです。
ここもナバタニ同様旅行代理店かゴルフコースのアレンジメントを専門に行なっている代理店に頼んでプレーします。 |
《アルパインGC》
タイのタークシン首相がオーナー(らしいです)の絶対会員同伴でなければラウンドできないコース。
今は観光客用に代理店がメンバーに同伴プレーを頼んでラウンドができるようになっています。スタートして1〜2ホールすると彼はどこかいなくなってしまって、観光客だけでプレーできます。終わりの1〜2ホールになるとまたどこからともなく現れて同伴でプレーします。
コースの特徴は、何しろグリーンが速い。タイで随一といわれています。パーオンしたのはいいが3パットは当たり前という難しさ。
何しろ市内から遠いのと、メンバー同伴というのが面倒なので、オヤジも一度しかラウンドした経験がありません。いつかもう一度ラウンドしたらもう少し詳しく書きます。 |
《リャムチャバンGC》
ジャック二クラスがデザインした美しさと難しさをあわせもった27ホールの名コースです。パタヤから約30分位のところにあり、マウンテンコースの1番ティーインググラウンドからは海が見渡せます。 平らなコースが多いタイのゴルフコースの中でアップダウンも適度にあり、ゴルフファンならスコアが悪くても、飽きることがないコースです。当然二クラスのデザインしたコースですから正確なショットを要求されます。だからグリーンにオンしたと思っても安心できません。2〜3mを3パット、4パットなんていうことも良くあります。 コースコンディションはいつ行っても最高の状態がキープされています。やはりバンコクから遠いので入場者が近郊のコースに比べて少ないからでしょう。ロッジもあるので、ここに泊り込んで合宿!なんていうのも悪くないと思います。
店主が大好きなコースです。
 
|
ページトップへ▲ |
■オヤジの庭 メンバーだったこともありたいへん頻繁にいっていたコースです |

パインハーストノース3番ホール
画面右端がティーインググラウンドで左はズ〜ット池です |
《パインハーストGC》
以前はJonny Walker Cupも開催されたチャンピオンコース。
今は観光客が大量に訪れるタイのゴルフコースの入り口のようなコースです。
コースは大幅に改造されて、やさしくなりましたが、ふんだんにレイアウトされている池にはたくさんのボールが毎日飛び込んでいます。
その昔店主のいってみればゴルフ合宿コースでした。 |
|
《タナシティーG&C》
グレッグノーマンがデザインした難コース。距離もタップリ、池もタップリ。それでいてグリーンも早くてうねっている。スワンナプーム空港に近いものの、成田周辺のコースほどの騒音はありません。
バンコク市内から車で30分程度のところにありますから交通も便利です。
かわいいキャディーさんが多いことでも有名です。
 |

タナシティー3番ホール
後ろに見えるのは分譲のコンドミニアム
ここに住むと自動的にタナシティーのメンバーになります。
|
|