ロイカーバート・ゲンミ峠・カンデルシュテーク


■ロイカーバート
ロイク(Leuk)に着くと、駅にLeukerbadへの標識があり、地下道を通ってバス乗り場へ出る。10:00発のバス(スイスパスで無料)はほぼ満席で7分ほど遅れて出発した。バスはどんどん急斜面を登って行きます。本当に秘湯に来た雰囲気を味わえる景色が広がって来ました。30分ほどで温泉地ロイカーバートに到着しました。

ロイカーバートは石灰質と硫黄塩を含む泉質で、リューマチ、血行障害、婦人病、皮膚病に効用がある。町には5カ所の公共温泉センターがあり、規模、設備ともに充実しているのが「ブルガーバート(Burgerbad)」と「アルペンテルメ(Alpentherme)」です。

アルペンテルメ(Alpentherme)
バス停から歩いて7分。入場料23.5SF。チケットをもらい、エレベーターへ地下2Fの更衣室へ行く。スイス式自動改札機(よくリフトを乗るときにある)にチケットを入れて更衣室に入ると、個室が並んでいる。内側からのみ鍵がかけられるようになっている。壁に”靴を履いて出口へ”と”靴を脱いで風呂へ”と左右に出口があり、風呂の方へ出ると、ロッカーが並んでいる。ロッカーの内側にチケットを入れるところがあり、荷物を入れて鍵を閉める。そこからシャワールームを通り抜けると、プールがあるが、私たちは地上階まで上がった。室内プールから見るゲンミ峠の眺めは最高。室内プールから屋外プールへ出ると、アクアビクスの講習をやっていた。帰りにロッカーの内側にあるチケットを取り忘れないように。更衣室を出るときにまた要ります。その時チケットは回収されます。

■ゲンミ峠(Gemmipass)
さて、ロイカーバートのインフォメーションで貰った地図には2つロープウェイが書かれてありました。ゲンミ峠に行くロープウェイは先ほどのプールから眺めていたロープウェイでした。毎時0分と30分に出発と聞いていたので、その時間とは違う時間にロープウェイが動いていたし、登る人がいると聞いていたので、まさかこんな断崖絶壁にあるロープウェイではないと思っていました。ロープウェイ(スイスパス割引で8F、カンデルシュテークまで通しのチケットもあるみたい)からの眺めはすごいです。ここを登るヤツがいるかっというぐらいすごいです。でも下を見るとジグザグに道がついてました。頂上までロープウェイで7分、軽く登れるなんて思ってはいけません。

断崖の縁のレストランで昼食を取り、早速歩き出しました。すぐに目の前にダウベン湖(Daubensee)が広がり、途方もない広さを感じさせられました。カランコロンと遠くからカウベルの音が聞こえてきます。湖に沿ってハイキングコースがあり、牛が放牧されていました。この日はフリースを着ていても寒いくらいでした。ロープウェイ乗り場から湖の端まで、35分。道の脇にある岩にSchwarenbach(ホテル)まで30分と書かれてあった。私たちはそこまで25分で歩きました。

Schwarenbachがほぼ中間地点です。ここで休憩をとる ハイキング客も多く見られました。さて、少し歩くと、視野が広がり、ムーミン谷のよう景色が広がりました。急な下り坂が続き、麓を見るとこのハイキングコースに終わりはないかのように道が続いてました。 平坦な道が続き、もうすぐスンビュール(Sunnbuel)というところで、標識があり、二つに道が別れます。一方はどうやらカンデルシュテークへ歩いて行く道のようです。そちらへ行く人もかなりいました。私たちはスンビュールのロープウェイ乗り場へ向かって歩き出しました。ここからが少し上りになります。ロープウェイ(15SF)から見る景色は先ほど、ゲンミ峠を上ってきたロープウェイほどではないなあと最初思っていましたが、こちらも結構急斜面で、おまけに距離もありました。

ハイキング客のほとんどは私たちとは逆コースでゲンミに向かっている人でした。私たちが歩いたコースは下りが多く、かなり早歩きで歩いたので、2時間ほどでSunnbuelに着きました。私が歩いたコースの高低差を想像で描いてみました。

■カンデルシュテーク
本当はこの日はミューレンに泊まる予定で、荷物をミューレンまで搬送していました。しかし、私の時間配分の計算間違いでカンデルシュテークに着いたのも遅く、ここで泊まることにしました。(こういうところが行き当たりばったりなのです。)インフォメーションでエッシネン湖(Öschinensee)湖畔のホテル(Berghouse Öschinensee)を予約しました。チェアリフト(今回の旅行でスイスパスの割引が効かなかったのはここだけ)で上がり、湖まで20分ほど歩きました。湖が見えてきたのですが、夕方で日が陰っていたので、それほどの感動はありませんでした。湖のそばにあるホテルは2軒のみです。ホテルの部屋を見せてもらったお兄さんと話していると、もう店を閉じ、山を降りるから早く夕食を食べたほうがいいとのことなので、早速ご飯を食べに行きました。その後、湖の回りをちょっと散歩しました。

朝カウベルの音がどこからともなく鳴り響いてきました。静まりかえった湖畔をゆっくりと牛は山に向かって移動していきます。『神秘の湖』といわれているのを確かめようと思って日が上がるのを待っていましたが、断崖に囲まれているので、日が湖に落ちないのである。9時すぎまで、粘ってここにいたが、それでもまだ陰に隠れた状態。ここを訪れるなら、10時をすぎたくらいがいいのではないだろうか。そうするとトルコブルーの湖を見ることができるだろう。私たちは時間もなかったので、次の目的地に移動した。

ホテルからカンデルシュテークの駅まで、1時間はかかると見ておいたほうがいいでしょう。




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