アッペンツェル


■アッペンツェル
ザンクトガレンから私鉄Appenzeller Bahnenに乗ります。ガイスという駅を抜けたあたりから、本当に放牧的な絵に描いたような雰囲気になります。 この景色はパノラマ特急ルートより放牧的だと思います。約45分でアッペンツェルに着きます。

アッペンツェルの街は切妻屋根とかわいい壁が印象的です。街自体はそんなに大きくなく、ハウプト通りの数軒の切妻屋根の家だけが見所なので、1時間もあればまわれます。街には大きなカウベルなど民芸品を売る店が多かったです。1991年に女性参政権が認められたという保守的な街ですが、女性も普通に働いていましたし、旅行者の私には全くそんな感じはしなかったです。

右の写真の建物はお土産物屋さん。2階のベランダからくまさんやおさるさんの置物からシャボン玉が出て店の前を賑やかせている。店が閉まった後でもシャボン玉だけ飛んでいた。

この日の夕食はランツゲマインデ広場のレストランでボーデン湖で獲れたお魚のフライを食べた。久しぶりの魚だった。


■エベンアルプからゼーアルプ湖へハイキング
ヴァッサーラウエン(Wasserauen)からケーブルカーに乗り、センティス山を望む展望台エベンアルプ(Ebenalp)に行く。でも、登って見るとなんと言うこともない景色なのだった。ケーブルカーでそのまま降りてくる予定だったけど、あまりの何も無さにエベンアルプからゼーアルプまで歩くことにしました。急に予定を変更したので、そこまで一体どれくらいかかるのか全く検討もつきません。取りあえず標識を頼りに歩きだしました。それがとんでもなく険しい山でした。始めの20分くらいは軽い登りで、その後はずっと下りです。1歩間違えれば谷底に落ちてしまうような急斜面。おまけに雨雲が出てきました。そして雨も振り出しました。山の天候は変わり易いというのはこのことかと変に悟ったのはこの時です。しかし、15分ほどでその雨も止み、また歩き出すことができました。ゼーアルプまで1時間50分ほどで着きました。ゼーアルプ湖からヴァッサーラウエンまでは40分ほどです。ゼーアルプ湖へはヴァッサーラウエンから行って帰っての道をたどるのがベストだと思います。

■ウルネッシュ
インフォーメーションはお土産屋さんと兼ねてやっている。英語でここでの見物を聞いたが、あまり英語が話せないようだったし、情報ももらえなかった。特産のチーズなどを試食できるお店とかがあるかと思って期待していったがなかった。アッペンツェル習俗博物館(5SF)を見学。おばさんが館内を英語で説明してくれた。1時間も私ひとりに付き合ってくれた。ウルネッシュ村のお祭りの衣装などが展示されていた。

■ゴンテンバート
サンモリッツからシュクオルという温泉地に行くかどうか散々迷ったあげく、やっぱり時間的に無理ということで、泣く泣くシュクオルを諦めたが温泉を諦め切れず悶々としている最中、地図を見ると"Bad"という字が目に入った。あるじゃないの温泉が!!ということで、どこに行くか迷った挙句、Gontenbad駅すぐ近くの"Gontenbad natural moor spa"(事前予約必要)に行くことにしました。ここは個人宅ぐらいの大きさでおばさんが一人できりもりしている感じでした。ちょっと個室は暗い。水着を持っていたが、ここも個室でバスタブに入ったので、水着は不要だった。単なるムールバスにするか、追加でハーブをつけるか聞かれたが、私はムールバス(9SF)にした。ここでも20分バスタブにつかる。けっこうぬるめ。想像では、30度以下だった。効果はそれほど感じられなかった。

帰りに電車を待っていると電車が通り過ぎてしまった。どうやらボタンを押しておかないと止まってくれないみたいだ。アッペンツェルに行くとき、何で止まらない駅があるんだろうと不思議に思っていたが、車内を見渡しても”次止まります”のボタンが無かったし不思議に思っていたけど、Appenzeller Bahnenを最後に乗ったときに前に座った女の子がボタンを押しているのを見て初めてわかった。ボタンがある場所は壁や柱ではなく、向かい合わせの椅子の背と背の間にあったのだった。こんなん素人の私にゃわかんないよ。それにしてもボタンを押さないと止まらない電車って初めて乗った。




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