Profile

amago mark
Introduction of Myself(自己紹介)
Yoshikazu Fujioka

1948年に、京都市で生まれる。
1970年から、ディスプレイ、商空間などの企画、設計、運営に携る。
1975年から、渓流釣りを始める。
同時に、マスをはじめ動植物や渓流などの絵を描く。
1979年に、仕事関係の仲間と釣倶楽部「TSUTTENKAI」を作る。
1997年に、ホームページを開設。
myself

Shokawa River and Me(庄川と私)
1975年春、始めて庄川へ釣行しました。 当時、各地のダムで大型化した渓魚が、ルアーで釣れ話題になっている時でした。 庄川水系にある御母衣ダムを始めいくつものダムでも、そんなニュースがひきも切らず釣雑誌をにぎわせていました。 また、本流に流れこむ各支流にはヤマメ、アマゴ、イワナなどの良型が数多く生息しているとのことであり、 そんな情報に魅せられていらい、私の庄川通いが始りました。 とりわけ、白川郷 平瀬周辺への釣行を数かさねることになりました。

今日までの釣行を振り返った時、今でこそ釣果にこだわらず自然と同化して楽しめるだけの多少の心のゆとりが 持てるようになったと思えるけれど、釣を始めた頃は釣果のみに心を奪われ、豊かで美しい自然の中に身を置きながら、 それを気にも止めずに過ごしていたことを残念に思います。 渓では渓魚はもちろんのこと、川ガラスやセキレイ、ヤマセミなどの鳥たち、そしてテンやキツネなどの動物たち、 さらに川虫や蝶、山の木々や空も四季おりおりいつも違った表情で出迎えてくれます。

しかし、年を追うごとにレジャー開発や河川改修、道路工事などが進み便利になったけれど釣れる魚は小型化し、 渓にはゴミも目立つようになってきました。 始めて庄川に釣行した頃はヤマメも良く釣れましたが、放流されているのはアマゴばかりであり本来はヤマメの渓であるにもかかわらず、 このままではアマゴの渓に変わってしまうと思えました。

私たちは、人間の手に掛かっていない純粋無垢の自然に憧れを抱くけれど、一方で人間が生きるということは、 自然を犠牲にして成り立っていると言えます。 私たちの子供や孫の時代になっても、彼らが少なくとも今と同じかそれ以上に豊かで美しい自然の中で釣を楽しむことが出来るかは、 ただ単に手つかずの自然保護を叫ぶのではなく自然とどのように関わり、自然をどう活かすかを考えることが大切であると思います。 そして、今その時が来ていると思います。

My Fishing(私の釣り)
渓流釣りを始めて間もないころ、解禁直後の京都・雲ヶ畑で釣上げた一匹のアマゴから始まります。 キャストを失敗し目標としたポイントよりかなり手前へ力なく落下したルアーにアマゴの方から掛かったものでした。 初めて釣上げたという興奮が、残雪の上で跳ねるアマゴの美しさをより鮮明なものにしました。 当時は、まだまだルアーフィシングやフライフィシングは道具も入門書も教えを乞う人も少なく思う様にならない時であり、ロッドを自作したりと色々試行錯誤をしながらの釣でした。

dragon fly
今日では、道具も選ぶのに苦労するほど豊富になったけれど、 逆に私の釣は、使用するフライパターンなどはいくつかに限られ、道具もそれ程多くのものを必要としなくなってしまったのは皮肉な事です。 フライフィシングといえば、魚の採餌に合わせ色々なフライパターンを準備してのぞむのが常道であるし、私も最初はそうでした。 アカトンボにライズする大アマゴを目撃し、トンボフライを創ったのもその頃でした。 今では、釣ることのみに躍起にならず、気に入った場所で、 気に入った道具で、「急がず悠々と」を、私の信条にしています。

About Tsuttenkai(釣展会について)
展示関連の仲間による釣の会「釣展会」。 餌、テンカラ、ルアー、フライと何でもありの無節操な釣倶楽部です。 釣行する場所は、主に京都、奈良、兵庫、滋賀の渓です。 年に二回は定例で釣行をするけれど、中には釣りにのめり込み時間になっても戻らない迷惑、 もとい、熱心な御仁もおられますが、夜の宴会だけ山中へ遠路はるばる毎回参加という変わった御仁を筆頭に、 ほとんどは釣りはそっちのけで散策や山菜取り、また昼間から渓で酒宴を開くなど、 釣倶楽部とは名ばかりで周囲から見れば結局は何の会か殆ど理解ができないと思われます。 それでも、1979年から今でも続いています。
emblem

よくご要望をいただきますので、「TSUTTENKAI のエンブレム パッチ」のご注文をしていただけるようにしました。 ご注文にあたって、倶楽部への入会などの制約は一切ありません。

英国国営放送(BBC)が日本の魚文化をテーマにしたドキュメンタリー番組制作のために取材クルーが来日。 私たちの釣倶楽部「TSUTTENKAI」の有志でテンカラ釣りのアテンドをしました。
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Paper Trout
Paper Craft of Japanese Trout and the World Trout



My Best Streams
My Best Streams & Japanese Fly Fishing "Tenkara"



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「渓魚と山里の四季」の絵をご希望でしたら、こちらをご覧ください。




© 1997 Yoshikazu Fujioka