美少女ゲームの感想2003.1〜6

2003/1

内容：

　茶道の家元に生まれながら茶道の跡を継ぐ気のない主人公は、受験にもにも失敗し浪人生活を送りつつだらだらとした日々を過ごしていましたが、ある日母親である家元に命じられ、都会から離れた山間のひっそりとした町「御武町」の別荘へ赴くことになります。 そこで出会う少女達と交流を重ねるうち、自分の置かれた立場と将来を考えはじめるようになります、という恋愛ADV。
　タイトルは「時々甘く時々切なく」という意味が込められているそうですが、割と切ないばかりのストーリーです。

買ってしまったわけ：

　ザウスの【純米】と【本醸造】は、今まで結構良かったので買っています。あと、CGかな。

感想：

　まあ、そこそこ良い話なのですが、主人公が投げやりすぎて結構感情移入しにくい感じです。 さらに、後半その反動で説教臭さが鼻につくので、わりとげんなりしてしまいました。 主人公がそこまで投げやりになっているわけは「くくり」をプレイしてわかるのですが、そこでバッドエンドに行くと、もうげんなりの2乗(笑)。 結構人を選ぶかも知れません。まあ、以前の「Floralia」のような感じを求めてプレイすると結構落ち込むかも。
　CGは相変わらず綺麗で、Hも忘れていません。 純愛なのにHもたくさん、ということで、その点は評価が高いです(だからこそストーリーがもっと甘ければ、と思ってしまいます)。 声優さんもイイ！というか、卑猥な単語連発なので、そこも良かったです。

攻略：

　わかりやすい選択肢なので、特に問題はないでしょう。

内容：

　主人公は、賭け事である貴族から屋敷を貴族の娘やメイドごと手に入れます。 娘やメイドはそのことを知りません。 主人公は執事に成りすまし、娘やメイドを毒牙にかけていく、という話です。

買ってしまったわけ：

　値段の割に絵が綺麗でHっぽかったので。

感想：

　まあ、こんなものでしょう。 値段の割には上出来です。 ただCGは大変良いのですが、ポスターに比べるとちょっと手抜き臭いです。

攻略：

　分岐をつぶしていけば大丈夫です。
　[もっと攻略(^_^)]

2003/2

2003/3

内容：

　主人公のミカエルは、祖父の紅茶店「ピシャロ・ムント」の店長になるために王都にやってきました。 この店は祖父がいたころは名店だったのですが、祖父ほど紅茶をうまく入れることが出来る人がいなかったため、今はまったく流行っていません。 店を流行らせるためにはオリジナルブレンドが必要だと考えていたミカエルは、ある晩祖父のブレンド・ノートを見つけました。 そのノートには、紅茶の素材の組み合わせによって、飲んだ女の子の嗜好を変え、Hな体にしてしまうという「恋魔法」のことが書いてありました。 ミカエルは、女の子に新しいブレンドを作るためのテイスティング(試飲)をたのみ、オリジナルブレンドを作ると同時に「恋魔法」で女の子とも仲良くなってしまおうと考えます、というAVG＋SLGです。

買ってしまったわけ：

　CGがよさそうだったのと、設定が面白そうだったので。

感想：

　良かったです。 良く考えると、女の子に対してかなりひどい事をしているのですが、ライトな感じで進んでいくのであまりそういうことを感じません。 プレイしていて、ほのぼのというか、雰囲気的にも楽しかったです。 絵や音楽(特に良かった)が雰囲気を良くするのに役立っていました。 しかし、Hシーンはかなりあって、まあ満足できると思います。
　残念なのは、初期でお目当ての女の子が決まってしまうと、他の女の子が殆ど登場せず、女の子同士の絡みがないこと。 また、H分岐があまりないことでしょうか。 複数の女の子にテイスティングを頼め、同時攻略が可能だとか、SLGの難易度を高くして、場合によってはとことん女の子をHにして壊してしまうことも可能だったりすると、もっと良かったと思います。
　まあ、これは欲張りすぎかもしれません。 今のままでかなり良い出来で、買って損はないと思いますから。

攻略：

　SLG部分自体は簡単で、女の子のパラメータを自由に変えるのは簡単です。 しかし、どのようなパラメータにすればHシーンが見られるかが分からないと難しいでしょう。また、途中のAVG部分の選択肢も分かりにくいです。というわけで、詳しい攻略を用意しました。
　[もっと攻略(^_^)]

2003/4

2003/5

内容：

　5人の義姉と神社で暮らす主人公・神宮寺 弘士は、ある日下校途中に絶命寸前の宇宙人を目撃してしまいます。 銀色のボディに赤い模様、仮面のような顔という、どこかで見たようなその宇宙人は、主人公に「宇宙人スキャナー」を手渡し、地球の危機と悪の宇宙人退治の任務を押し付けて息絶えてしまうのでした。 さらにスキャナーによると、悪の宇宙人はなんと主人公の自宅にいるとのこと。 最初は冗談かと思った主人公ですが、大好きな姉さんたちに危険が迫っていると考えると、慌てて家を調べることにしました。 あっさりと異変に気がつく主人公。 なんと義姉が6人に増えています。 しかも、何故かすべての義姉に見覚えがあるのです。 これは宇宙人の記憶操作で、この中の一人は宇宙人が化けているのに違いない！
　義姉と仲良くなりながら、宇宙人を探していく義姉萌え恋愛AVGです。

買ってしまったわけ：

　つつみあかりさんのファンです。

感想：

　最近妹萌えが多いので、その点では良かったです。義姉たちも、おっとり巫女、クール眼鏡教師、いじめてメイド、ボーイッシュ、ロリ、猫耳ロボ、と一通り(笑)揃っており、誰かは気に入るでしょう。 ストーリーはやや流れに難がありますが、主人公が大好きな義姉を疑わなくてはいけないことで悩む、というのは良かったです。
　CGは原画はファンなのでよかったですが、何か完成度にむらがあるような気がしました。 特に顔アップがいまいち。 音楽は良かったです。 声も結構良いですが、一部音量に差があるのが残念でした。
　まあ、絵とシチュに興味がある人は買いましょう。 なお、一応ハーレム状態もあるので、そこまではプレイしましょう。その後の最終章で、大きな秘密が明かされます(ちょっと「おいおい」ですが)。

攻略：

　狙った義姉を追いかければ楽です。 ストーリー後半は、ある程度狙った義姉しか選択肢が出てこなくなります。 ハーレムな最終章に行くには、3人以上のエンディングを見ること。

2003/6