美少女ゲームの感想1999.1〜6

1999/1

1999/2

1999/3

内容：

　主人公は有名女子高に校医として赴任するという幸運に恵まれました(^_^;)。 可愛い女の子に囲まれて幸せいっぱい…のはずなのですが、主人公は女性恐怖症という問題がありました(笑)。
　おもに女の子と校内で出会い、途中のイベントで女の子をさわりまくる(Touchする)ことで好意度をあげ、目当ての女の子と結ばれるのを目的とします。

買ってしまったわけ：

　CGに惹かれて。初回版はおまけも多いし。

感想：

　おもしろかったです。 校内を歩き回る部分だけだと、良くある恋愛シミュレーションなのですが、女の子にタッチする部分があることで、飽きの来ない作りになっています。 手軽な恋愛シミュレーションとして楽しめると思います。 CGはもろ好みでした。 真里先生のHシーンがないのは返す返すも残念です(^_^;)。

攻略：

　女の子は大体決まった場所にいるのでそんなに大変ではないでしょう。 注意しなければいけないのは、狙っていない女の子にもある程度は会っておかなければいけないこと。 女の子が拗ねてしまい、それを見たお目当ての女の子の好感度も下がってしまいます。

内容：

　エイバリー学園に潜んでいると思われる、謎の生体兵器SDWを探す本格ADV落ちゲー、という話ですが、実際はただの落ちゲーです。 落ちてくる駒でマージャン牌のように役をそろえ、クリアします。

買ってしまったわけ：

　たまには落ちゲーもいいかな、と。

感想：

　落ちゲーとしてはまあまあでしょうか。 ただ、ADV部分はまったくの無駄でしょう。 面倒くさくなっているだけで、ゲームの面白さは感じられません。 落ちゲー部分も、落ちてきた牌をストック出来る数が多すぎ、役を揃えるのが簡単になってしまっています。 落ちものとしては、パズル要素を考えた面白いものであるだけに、もうすこしバランスが良く出来ているとよかったかと思います。

攻略：

　まず作りたい役を前もって決めておき、頭に入れ、プレイ中はひたすら牌をストックして行くことを考えれば大丈夫でしょう。

内容：

　小野寺家は普通の家庭なのですが、今回はちょっと事件が起ころうとしています。というのも、極めて幸運に恵まれている父親が出張に出かけてしまうからで、ここぞとばかりに悪魔が皆を不幸にしようとやってきます。 プレイヤーは、家の「守り神さま」となり、家族をうまく動かすことで不幸に合わないようにします。 まあ、わざと不幸になるように仕向けた方が、Hシーンは多く見られますが。

買ってしまったわけ：

　新しいパターンで面白そうだったので。

感想：

　結構面白かったです。 ただ、ぼーっと何回もプレイできます。 いわゆるAVG等の、ちょっとした選択の違いが運命を大きく変えていく、という部分だけを手軽に楽しめる感じです。 AVGが好きで、ちょっと変わったゲームを求めている人にはお勧めでしょう。

攻略：

　まあ、いろいろやってみることです。 ある回数以上プレイすると起こるイベントなどもあり、全てを見るのは大変でしょう。

1999/4

内容：

　あの名作が帰ってきた、ということでさえない探偵の主人公と「美少女探偵倶楽部」を勝手に名乗る高校生のヒロインの活躍です。 名前が変わっていますが、ヒロインのCG等は昔のままです。 今回は探偵とヒロインの視点が自由に変えられるようになっています。 探偵の方はつまらない浮気調査の依頼を受け、ヒロインの方は学園に出没する変質者を探す、と別々の事件を追っていますが、いつしか両方にに接点があることがわかってきます。 ヒロインの友達が次々に襲われる中、この事件を解決することは出来るのでしょうか、というADVゲームです。

買ってしまったわけ：

　昔のこのシリーズが好きだったので。

感想：

　ちょっと期待はずれかも。 そもそもこの1作目は1988年の発売で、当時音楽を聴くためにわざわざFM音源ボードを買いに行った僕としては、期待も大きかったわけです。 しかし、え？こんな結末？という感じで少々物足りないです。 CGはまあまあですが、話が単純ですし、すぐに終わってしまいます。 1,2,3とどんどん内容が落ちてきて、いまだに昔からのマニアの間では「1」が一番の名作といわれていたので、今回はそれを良い意味で裏切って欲しかったのですが…。

攻略：

　簡単ですね。勝手に最後まで行ってくれる感じです。

1999/5

内容：

　主人公は所謂同人漫画家で、コミケに向けて日夜努力します。 その途中で知り合った同じ同人作家の女の子・コスプレイヤーの女の子・印刷所の女の子等々と仲良くなっていくという恋愛シミュレーションゲームです。 今までの作品が大人気のLeafに、別の某社から人気の原画家が引き抜かれた？ということで発売前から人気が集中していました。

買ってしまったわけ：

　まあ、今までの作品が良い出来でしたから。

感想：

　まあ、悪くない出来なのですが、今までが良かっただけにちょっと。 まず、同人に興味がないとやっていてシミュレーション部分がつまらないです。 まあ、攻略キャラによっては同人誌作成はどうでもいい場合もありますが。 「(同人)ゲーム作家の内輪受けゲーム」と感じてしまう人もいるかもしれ ません。 また、今回かなりシナリオが弱いです。 CGは、有名な人を入れて、良い出来なのですが、それだけになってしまいました。 Leafは特にシナリオに定評のある会社だったのでちょっと残念です。 「いつもどおりの」アルバムモードのバグや、シナリオの矛盾もちょっと目立ってしまいました。

攻略：

　そんなに大変ではないでしょう。 SLG部分が面倒くさいだけです。

1999/6

内容：

　主人公のカイン(名前変更不可)はいわば落ちこぼれで、勇者と言われている弟のアベルといつも比較されています。 幼馴染のショコラは、カインの方が好きなようなのですが…。 魔王ガルガンチュアにショコラがさらわれて、それを助けるために旅立つことになります。 途中でいろいろな女の子と知り合い、一緒に戦って行き、最後に女の子を一人選ぶ、というパターンのRPGです。
　1996年のPC-98版で大人気だったもののWINDOWS移植版です。

買ってしまったわけ：

　なんとなく。

感想：

　まあ、良い出来ですが…。
　戦闘シーンの美しさ、何回も遊べる複雑なタイムテーブルと人間関係、何回も遊ぶのに便利なしかけ、細かいところに隠された遊びの数々…、と良い事尽くめです。 RPG好きな人は買って損はないでしょう。
　問題はまるっきりPC-98版と同じ、というところでしょう。 もちろん「移植」というわけで、同じなのはしょうがないのですが、一応前作から3年経っているわけで、前作を遊び倒した人間から見ると、ちょっとがっかりです。 特に「256色化」と謳っているのに、どう見ても元画像にソフトフォーカスを掛けただけ、と言うのは頂けません。 さらに、隠しコマンドまで同じ、というのはちょっと。 多少の遊びぐらいの変更は欲しかったですね。

攻略：

　まあ、苦労して歩き回るしかないでしょう。 2度目3度目のプレイでは、Map移動が簡単になるしかけがあるので、とにかく一度最後まで行ってしまうのも手かもしれません。

内容：

　主人公の成沢大輔(名前変更不可)は両親が仕事の都合で海外に行くことになったため、祖父の家にお世話になると共に転校することとなりました。 そこで出会う6人の女の子と4〜7月の間に仲良くなるというコマンド選択式の恋愛AVGです。 所謂「リエゾンシステム」で、主人公と女の子の視点を自動的に切り替えることで女の子の気持ちが良く分かるようになっています。

買ってしまったわけ：

　菊池政治氏の絵でしょうね。

感想：

　結構良かったです。 シナリオの出来も良く、近頃そればかり、といった感じで数多く出ている恋愛シミュレーションの中でもお勧めといっていいでしょう。 特にシナリオでウルウルしたい人には良いと思います。 ただ女の子のウルウル状態が、主人公の鈍感さによるものが多いので、プレイしていて主人公にいらいらする場合があります。 また、視点がくるくる変わるということは、主人公や女の子と一体化出来ず第三者の立場からストーリーを見る、ということになります。 これは「リエゾンシステム」はそういうものなのでしょうがないのですが、主人公になりきってゲームを楽しむタイプの人にはつらいかもしれません。
　ちょっと残念なのはシステム的なことで、CD-ROMが2枚組でゲーム再開時やロード時、特におまけでＨシーンを見るためにはいちいち入れ替えなければなりません。 ゲーム内容が多くなって2枚組になったのなら仕方がないのですが、原因はCGがビットマップのままで圧縮されていない所が大きいと思います(^_^;)。 ここのメーカーのソフトをプレイしていつも思うのですが、もうちょっとプログラムに力を入れて欲しいですね。 CGの吸出しをやりたい人には便利かもしれませんが…。 (この不具合に関してはBELL-DAのホームページにアップデートファイルがあるのですが、サポート対象外です)。

攻略：

　選択肢は簡単なのですが、攻略する順番があるのだけは気を付けましょう。 また、せせり先生の攻略にわざと失敗しないと裏ヒロインの橘京香編に入れません(会うことは出来ますが)。 さらに、京香は一度BADENDを迎えないとHAPPYEND行きの選択肢が出ませんので注意が必要です。
　[もっと攻略(^_^)]