美少女ゲームの感想2001.7〜12

2001/7

内容：

　2年前(1999.11)に発売された「魔女っ娘シルク」の続編ともいえるお話です。前回めでたくシルクとトゥルーエンドを迎えた主人公の従兄弟が今回の主人公です。なんと、その前に異世界を彷徨ううちに分裂したもう一人のシルクが現れます。そのシルクが自分の世界に帰るには、失った力を持っている複数の女の子から力を返してもらう必要があるのですが、そのために主人公はシルクの魔法でフェロモン体質になり、女の子とHして力を返してもらうという羽目になるのでした…、というコマンド選択式のAVGです。まあ、トラヴュランスお得意のご都合H満載というやつでしょうか。

買ってしまったわけ：

　なんかトラヴュランスが惰性で…。

感想：

　まあ、いつものお手軽さが好きで、CGが好みなら、いつもどおりに買いでしょう。しかし、そろそろ新機軸が欲しいところではあります。

攻略：

　まあ、特に問題はないでしょう。

2001/8

内容：

　3月に発売された「看護しちゃうぞ」に音声をプラスするためのものです。僕は「看護しちゃうぞ」を持っていたので、この「プラスディスク」を買いましたが、初めて買う人のために「看護しちゃうぞ」本体を含む「二枚で看護しちゃうぞ」も同時発売となっています。また、2000年7月に発売された「尽くしてあげちゃう２〜なんでもしちゃうの〜」で主人公とラブラブ(笑)になった紀香のその後を描いた「紀香たんといっしょ」が入っています。これは例によって単純なコマンド選択式AVGです。

買ってしまったわけ：

　「紀香たんといっしょ」がやりたかったので。

感想：

　音声のほうは期待していなかったのですが、結構良かったです。音声だけのためにもう一度プレイしても良いでしょう。
　しかし、「紀香たんといっしょ」のほうはちょっとねえ(^_^;)。いつものお手軽Hは良いのでしょうが、トラヴュランスのマスコットといわれている紀香さんをここまで壊しちゃって良いのでしょうか(笑)。静枝さんもちょっとまずいのでは。「みんなで尽くしてあげちゃう」以降、最初からの「尽くしてあげちゃう〜」のファンにはちょっと受け入れられないのではないでしょうか。

攻略：

　例によってヒント機能付きなので、問題はないでしょう。

2001/9

内容：

　主人公の三田恭介は、夏休み前に片思いの女の子に告白して素敵な夏休みを過ごすつもりでしたが、あっさりと振られてしまいます。そこに昔憧れの人だったカメラマンの叔母さん(血は繋がっていない)から、南の島での撮影会のバイトの話が来ます。男は自分ひとりで、あとは美人水着モデルだと知った恭介は、二つ返事で引き受けます。南の島でバイトをしながら女の子達と仲良くなっていくという、例によって単純なコマンド選択式AVGです。

買ってしまったわけ：

　もうトラヴュランスは惰性ですね。

感想：

　個人的にはもう飽きてきた気もしますが(笑)、いつもどおりお手軽HAVGを求めていて、かつCGが好みなら買って損はないでしょう。ただ、いくらお手軽といってももう少しストーリーが凝っていた方が良いかも。

攻略：

　女の子5人それぞれに、その子だけと仲良くなる純愛エンド、複数の女の子と関係を持ちながらも最後は一人を選ぶハーレムエンドがあり、さらに全員と仲良くなってしまうスペシャルハーレムエンドの11個のエンディングがあります。ヒント機能付きなので、簡単でしょう。

内容：

　主人公は両親が仕事という名のもとに海外に遊びに行ってしまったので、叔父夫婦の家に厄介になっています。ところが叔父夫婦が2週間の旅行に行くことになり、従妹で主人公を(同い年なのですが)「お兄ちゃん」と慕う霞と広い家で二人きりになってしまいます。ただでさえ意識してしまう主人公でしたが、その夜霞が「ボクのことを奴隷にして」とやってきます。この霞の他に、霞の友達でやたら理屈っぽい式子、近所に住むあわてんぼうの後輩の椎奈、神社の娘で超天然ボケの先輩の悠歌、の女の子4人との学園恋愛AVGです。
　「明るい奴隷モノ」ということですが、そういう描写はあまりなく、どちらかというと普通の学園ものという感じです。

買ってしまったわけ：

　悠歌さんかな…。

感想：

　まあ良かったです。良くある学園ものなのですが、女の子がかなり個性的(変)で、プレイして変に楽しいです。このノリに付いていければ結構買いだと思われます。ただ、「明るい奴隷モノ」をウリにするならもう少しそういう方向の話にも出来たような気がします。このノリのままそういう話に出来たらもっとおもしろかったでしょう。シナリオにノリに反する「一人よがり」的な部分があったのは余計でしょう。特におまけシナリオは頂けませんでした。
　CGや音楽も多少人を選ぶでしょうが結構良かったと思います。システム的にはインストール方法が完全インストールしかなく、音声をCDから読むようなモードがなかったことが残念です。

攻略：

　選択肢は2択で、目当ての女の子の好感度を上げる選択肢は分かりやすいので簡単でしょう。
　[もっと攻略(^_^)]

内容：

　主人公のウィルは過去に起こった事件の所為で、子供の頃にいたリトルモニカの町から離れていましたが、大人になってこの町に帰ってきました。そこで美少女三姉妹と一緒に住み、三姉妹の経営する喫茶店で働くことになります。実は過去の事件で三姉妹の母親が行方不明になっており、その事件がなければウィルは養子としてこの三姉妹の兄になっているはずでした。何故かおかしな事件ばかり起こるこの町で、事件を解決しながら三姉妹(+α)と仲良くなっていくAVGです。
　事件の進み具合や結末を、もともとおかしな事件そのものをさらに面白おかしく書く友人で新聞記者のロイの記事で確認することが出来るタブロイドシステム付き。お話的には19世紀英国風童話、といった感じでしょうか。

買ってしまったわけ：

　やっぱりCGでしょう。

感想：

　良かったです。面白おかしい童話のようなお話が、今流行りの「癒し系」と違った意味で癒してくれます。個人的にはこういう話は好きなので、ストーリー的に文句はないのですが、難点を言えばもう少しゲーム性が欲しかったというところでしょうか。絵はもともとお気に入りなのですが、音楽も話に係わってくるだけに力が入っており、良かったです。
　ただ、あらかじめ用意されたお話を選ぶ構造であることと、その話の内容からしてHが控えめなので、選択肢を選んでいくようなゲーム性を求めている人、童話のようなお話を受け付けない人、Hてんこもりでないと許せない人、等にはお勧めできません(笑)。まあある意味人を選ぶゲーム(で、僕は選ばれた)と言えるでしょうね。

攻略：

　基本的には難しくありません。三姉妹は目的の女の子の話だけを選べばよく、+αの女の子エンドやサブキャラとのHは、三姉妹の好感度をあまり上げず(全員に均等に話を選択)、目的の女の子に関係する話を選択すればOKです。
　[もっと攻略(^_^)]

2001/10

2001/11

2001/12

内容：

　RUNEソフトのファンBOXです。 過去のソフトのお話の続きにあたる短編、壁紙や音声、タッチタイプソフト、デスクトップアクセサリ等があります。 また、カードゲームも同梱。 僕は例によって初回版を買ったのですが、木箱でした。

買ってしまったわけ：

　やっぱりベル先生？

感想：

　まあファン向けのBOXとしてはこんなものでしょう。 壁紙や音声よりも、タッチタイプソフトが楽しめました。 あのキャラの新しいCGが見たいという人は買いでしょう。 デスクトップ・メイはもう少し機能が欲しかったかな。

攻略：

　タッチタイプソフトは難しめ。 タイプ速度よりも、出題されるクイズが過去のRUNEソフトを熟知していないと分からないからです。 ただ、問題数が多くないので、何度かやっていれば解けるでしょう。