美少女ゲームの感想1997.1〜6


目次
1997/1
女郎蜘蛛〜呪縛の牝奴隷達〜
私(わたし)
1997/2
歪み(ひずみ)
男(ヤツ)の名はDiamond(プレイ中)
淫DAYS〜インディーズ〜
TAXI幻夢譚〜ストレンジ・ワールド ACT.2〜
エクドラード〜鏡の中の王国〜
M HARD
1997/3
瑠璃色の雪〜るりいろのゆき〜
ハーレムブレイド Perfect Collection
STARS(プレイ中)
アイドル麻雀ファイナルロマンスR for Windows95
お嬢様を狙え!
1997/4
さよならの向こう側
マジカルディープ★ワン
カナン〜約束の地〜(プレイ中)
狂拳伝説クレイジーナックル
ときめいて誘惑
1997/5
寿 KOTOBUKI
To Heart(詳しい攻略あり)
淫心魅娘(いんしんみこ)
復讐
脳力者〜のうりょくしゃ〜
性鬼〜陵辱の仮面〜
1997/6
ハイスクールテラストーリー(プレイ中)
ホワイトダイアモンド[*非18禁](プレイ中)
CARD
愛が見えはじめたら

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1997/1


女郎蜘蛛〜呪縛の牝奴隷達〜
AVG/PIL
PC98 CD-ROM
\7500
内容:
 SMゲームを追求してきた?PILの縛りにこだわった作品です。 「SEEK」と同様なシステムですが、大正時代とか、華族とかといったレトロさが雰囲気を盛り上げています。 SLGよりもAVG色が濃くなっている感じです。
買ってしまったわけ:
 なんとなく、でしょうかね。
感想:
 ただのSLGでなく、AVGっぽく、内容も結構練られています。 しかし、なんていうか、どこにでもあるゲームになってしまったような気がします。 一般受けするようにしたらしょうがないのでしょうが。 「SM」というだけがウリでは悲しいです(個人的には嫌いじゃないけど)。 「SEEK」も結局システム的にはよくあるパターンでしたし。 あと、CGの絵柄は結構好みっぽかったのですが、なんか表情がないような(^_^;)。
 残念ながらバグが出てしまったようですが、フォローを一切しないようなふざけたメーカーもある中、修正ファイルをあちこちで配っているようで好感が持てますね。
 PILには他では出来ないようなソフトを出せるということを期待してるので(ふつ〜のはJamブランドがあるでしょ(^_^;))、ぜひ「SM」だけでなくシステム的にも異色なものを出して欲しいです(ん〜、でも「そもそもSM専門ブランドだもん」と言われたらどうしょうもないけど)。
攻略:
 SLG的パラメーターと、AVG的選択と絡んでいるのでかなり難しいです。 要所要所でうまく選択して行けばいいでしょう。 最初はターゲットを絞ること。 また、パラメーターの条件を満たすのが不可能で、普通のプレイでは見られないCGとかがあります(これがバグですね。まあセーブデータをいじるのは難しくない部類ですが)。
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私(わたし)
AVG/パールソフト
PC98 CD-ROM
\8800
内容:
 内気な性格に悩む主人公の女の子がその性格を直そうといろいろと努力するマルチシナリオ的なAVGです。 しかしもうひどい罠ばかり待ち受けているのでした。
買ってしまったわけ:
 やっぱりCGかな? あと、何も知らない女の子に罠が待ち受けている、というこういうシチュエーションは好きなので。
感想:
 1回のプレイ時間は短いのですが、分岐が多くいろいろなパターンが楽しめます。 しかし、殆どが不幸なエンディングばかり。 「何もそんなに無理して自分を変えなくてもいいじゃない、僕は内気な女の子も好きだよー。」と言ってあげたくなってしまいます(主人公は結構好みのタイプですね(^_^;))。 システム的には最近ありがちでちょっとひねって欲しかったかなーという感じですね。
攻略:
 分岐ごとにまめにセーブしていけば全エンディングを見るのは難しくありません。
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1997/2


歪み(ひずみ)
AVG/MayBe-SOFT TRUSE
W95 CD-ROM
\7800
内容:
 この世界と異なる、まったく別の倫理で動いている世界(やらしいことが普通)での日々を楽しむというか、そういう物語です。
買ってしまったわけ:
 良く分からないけど、設定が異色っぽかったから。
感想:
 一応マルチエンディングになっていますが、あまり考えずシナリオを楽しむのが良いようです。 思い切り歪んだ世界に浸かって、そういう選択をするとか。というわけで何度も楽しめます(といっても分岐が少ないので4,5回かな?)。 ただ浸かりきれないと辛いかも(^_^;)。
 残念ながら絵が私の個人的な趣味に合わないのでちょっと辛かったです。 気分転換にこういう世界に浸かってゲームをするのもいいかもしれないので、膨大な分岐パターンがあればいつまでも遊べて面白いのではないかと思いました。残念ながら、1度のプレイでまあ7、8割のCGが回収できてしまいます。
攻略:
 まあ難しくはありませんが、完全攻略を目指すような遊び方はつまらないと思いますよ、このゲームの場合。
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男(ヤツ)の名はDiamond
AVG/ピストンソフト
PC98 CD-ROM
\8800
<プレイ中>

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淫DAYS〜インディーズ〜
AVG/ルナーソフト
W95 CD-ROM
\5800
内容:
 5本入ったオムニバスAVG。一作ごとに原画が違います。
買ってしまったわけ:
 なんとなくお得な感じがしたため(^_^;)。
感想:
 5作楽しめるのはいいのですが、ちょっと皆短すぎるかな、と。 あまり分岐もありませんし。 お得かと思って買ったのですが、あまりお得に感じませんでした。 ただ、これは創刊号で、続きが出るでしょうから、今後に期待したいと思います。
攻略:
 殆ど分岐が無いので、簡単です。
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TAXI幻夢譚〜ストレンジ・ワールド ACT.2〜
AVG/ソシエール
PC98 FD
\7800
内容:
 コマンド選択式のAVGです。主人公はタクシーの運転手になって、様々な女の客を乗せることによって話が進みます。 女の子の基本タイプは3人ですが、選んだコマンドによって様々なシチュエーションに変わり、女の子の役も例えば昔の恋人、殺人鬼、雪女等様々に変化します。 エンディングを迎える度に途中の選択−分岐も増え、最終的に40種以上のエンディングが待っています。
買ってしまったわけ:
 たぶん、鮎美のCGが気に入ったから。
感想:
 結構楽しめました。 ちょっとした選択で女の子の役割ががらっと変わってしまうため、やり直しが苦になりません。 ぶっ続けで3時間ほどはまってしまいました。 ただ、40種以上のエンディングといっても、すぐ終わってしまう「おいおい」なものも多いのがちょっと残念です。 もうちょっと話が長い方がよかったと思います。
 あと、鮎美のCGの一部に個人的にちょっと不満が(^_^;)。 でも結婚式に行く途中にさらってしまうのは好き。
攻略:
 ヒントを聞けば簡単で、恐らく3時間ぐらいで全てのエンディングに行き着くでしょう。 しかしボーっとやっていると、私のようにすべて終ったはずなのに一つだけエンディングを見落としていて、それがどこだかわからない、という悲惨なパターンになります。 ちゃんとチェックしながら進みましょう。
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エクドラード〜鏡の中の王国〜
AVG+TBL/BLACK PACAGE
PC98 FD
\8000
内容:
 戦闘がカードバトル形式のRPGっぽい内容です。 ただ、好き勝手に移動できるわけではなく、殆ど決められたルートを進みます。 転校生の女の子を追って、鏡の世界?に飛ばされた主人公が、一緒に飛ばされて別れ別れになってしまった同級生の女の子や妹を探しながら旅をします。 ラスボスを倒した後、選んだ女の子と結ばれることになります。
買ってしまったわけ:
 その手の雑誌(美少女ゲーム情報誌)に載っていたCGを見て、特に主人公の同級生の眼鏡っ娘(泰)にはまってしまったので(私は結構眼鏡っ娘に弱い)。
感想:
 決められたルートを進むため、寄り道をしてレベルを上げるということが出来ません。 そこで、負けたらレベルをそのままにして前の町に戻される、という形になっています。 そのため何回かやり直せば必ず進めるし、いつもちょうどいいレベルになっているわけで、うまく出来てると思いました。 しかし、そのはずなのにラスボス強過ぎ。 このあたり、バランスがちょっと悪いかな、と思いました。 また、カードには風や火等の種類があり、自分のレベルにも同じ種類の物があるので、そのレベルを重点的に上げたのですが、あまり効果は感じられませんでした。 結局、カードバトル特有の楽しさをあまり感じませんでした(ただし私はそもそもカードバトル形式の戦闘には強くないので、私の方に大きな原因があるかも知れません)。 というわけで、全てのCGを見るために苦労しました。
 CGはちょっと暗めな感じもしましたが、私の好みです。 ただ、数がちょっと少ないです。 また、ストーリーに全く関係のないCG(寄り道して見ることが出来る等)が多く、ただCGを見せるだけ、という感じで残念でした。 好みなCGだけに、ストーリーに組込むような見せかたをしてほしかったです。
攻略:
 カードバトルの得意な人はなんでもないのかもしれませんが・・・。 やはり特殊技の使い方次第でしょう。 また、女の子それぞれに得意な物があるので、それをうまく利用すること。 女の子とのエンディングでは途中の町での会話が重要らしく、いい加減に飛ばすのはやめましょう。 最後になって振られてしまうはめになります。 あとストーリーに関係のないおまけCGを見るためには変な音とかがしたらとにかく行ってみること。
 スタッフルームを見るのは大変ですね。
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M HARD
AVG/r.
PC98 FD
\8800
内容:
 コマンド選択式のAVG。 両親を守るために、サディストの女会長に身を売ることになった美少年の主人公。 屋敷には彼と同じような境遇のメイドがいました。 選択によって奴隷として目覚めたり、メイドの女の子とハッピーエンドを迎えたり、逆に御主人様になってしまったりします。
買ってしまったわけ:
 主人公がMになるというシチュエーションはあまりないので、ちょっと買って見ようかな、と思ったから。
感想:
 初期設定は変わっていましたが、中身が特に目新しく感じませんでした。 エンディングの数もそれほど多くないですし。 どうせならもっと自由度を高く(分岐を多く)して欲しかったです。 あと、エンディングに大分前のちょっとした選択が効いてくるのには参りました(気がつかず刺し殺されてばかりいた(^_^;))。 結局、殆ど一本道で、最後の最後に途中の選択が効いてくるようです。
 また、館物にして、もっとドロドロとした感じでも良かったような気がします。 なんか、会社に行くのがちょっと変なような。
攻略:
 全てのエンディングを見るのは難しくありません。 怪しげなところでセーブしておけば大丈夫です。 しかし、途中のちょっとした選択により最後に刺されたりするようなので気を付けましょう。 人間我慢も必要ですよ(^_^)。
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1997/3


瑠璃色の雪〜るりいろのゆき〜
SLG/アイル
PC98 CD-ROM
\7800
内容:
 マップ内を歩きながら、出会った女の子と会話をすることで愛情値を上げ、最終的に結ばれることを目的とした、いわゆる「同級生」タイプのゲームです。 女の子は多数登場しますが、真のヒロインとなるのは主人公の家の床下から出てきた壷に封印されていた、雪女のハーフの瑠璃です。 主人公は一人暮らしを始めるところだったため、なし崩し的に瑠璃と同棲?することになりますが、なにしろ雪女が相手ですから、手を握ることも出来ないのでした。
買ってしまったわけ:
 アイルのソフトは前から好きで、特に絵柄が気にいっていたために、発売がアナウンスされてからずっと待っていました。 発売が遅れたためにさらに待っていました(^_^;)。 そんなわけで、発売と同時にすぐ買ってしまいました。
感想:
 システム的なところで、セーブポイントが50箇所もあることや2回目以降のプレーではヒントや答えが見られる(これは前作の「脅迫」もそうだった)ことがゲームを進行する上で良かったです。 いろいろなタイプの女の子が揃っており、文句はないです(私は双葉が好み(^_^))。 また、愛情度の値により見られるCGが違うことや、話の進み具合でエンディングが違う(各女の子に大体2つずつ)ことも気にいりました。 エンディングも結構じ〜んとくるものがあり、瑠璃以外の女の子と一応のハッピーエンドを迎えても、瑠璃が身を引く形でいなくなってしまうパターンのエンディング (「お別れです・・・。私がいなくなってもあなたには**さんがいるじゃないですか。私はあなたが幸せになってくれるのが・・・」) は感動物で、ヒロインでいつも主人公と一緒にいるくせになんとなく影が薄い彼女の存在感を十分アピールしてくれました。 瑠璃のエンディングを見る条件はかなり厳しく、大抵他の女の子とのエンディングを見ることになるため、プレイする度にこのシーンを見せられてだんだん瑠璃にはまっていく(^_^;)という感じですか。 音楽もいい出来で、特にエンディングの感動のシーンにはぴったりでした。
 不満な点としては、まず上でもちょっと触れましたが瑠璃の存在感が薄いこと。 なかなか「どーしても瑠璃とのハッピーエンドが見たい!」という気になりません。 まあ、他の女の子たちが魅力的過ぎたのかも知れませんが。 また、瑠璃が雪女のハーフであるという設定があまり生かされておらず、話としては彼女が女神でも妖精でもヴァンパイアでも同じだったような気がします。 香織先生が極端に寒さに弱い、という設定がありますが、もしかしたら何かイベントとかがある予定だったのかも知れません。 おまけモードのスタッフの話によると、ディスク枚数や締切に追われていろいろと大変だったようですが、それがこういうことの原因になっていたとしたら残念ですね。 あと、2ヵ所ほど話の繋がりがおかしなところがありました。
 全体的にはまあ満足で、すべてのエンディングを見ようとした私の貴重な時間をたくさん奪ってくれました(^_^)。 待たされた甲斐があった、という感じです。 次作では、CD-ROM版ぐらいにはおまけの壁紙でも入れてください。
攻略:
 一度プレイするとヒント+答えが見られますが、これだけでは完全攻略は難しいでしょう。 攻略には「何時何処に行けばあの子に会える」というデータが必要です。 これはセーブ・ロードを繰返し、毎日全ての場所で朝から晩まで暇潰しをして表を作成するのが面倒臭いけど一番確実です(というより、そうでもしないと完全攻略は出来ないでしょう。 本来この手のゲームは、自分の好きな女の子と結ばれるために何回もプレイするものであって、全ての女の子と結ばれる(完全攻略)ために何回もプレイするものではない、ものでしょうから、このくらい難しくてもいいと思います。 しかし、すべてのCGを見たいのも事実ですからねえ(^_^;))。
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ハーレムブレイド Perfect Collection
ETC/戯画
W3.1+W95+Mac CD-ROM
\5800
内容:
 '96年4月に発売されたRPG「ハーレムブレイド」の原画、CG、攻略などが詰まったコレクションです。 ハーレムブレイドは9801版でしたが、これで他の環境の人も絵と音楽だけは楽しめるかも。
買ってしまったわけ:
 ハーレムブレイドにはかなり凝りましたからねえ。 '96年のゴールデンウィークをこれでつぶしてしまった人も多いでしょうし(エ?私だけ?)。 ま、揃えておこうか、という感じの買い物ですね。
感想:
 感想も何も(^_^;)。 まあ、ハーレムブレイドの好きな人は買ってもいいかも(あと、自力で本編が解けなかった人ね)。 Perfect Collectionもいいけど、次回作も期待してますから。
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STARS
AVG/ア−ヴォリオ
W95 CD-ROM
\7800
<プレイ中>

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アイドル麻雀ファイナルロマンスR for Windows95
TBL/ビデオシステム
W95 CD-ROM
\7800
内容:
 ゲーセンにあるあれですよ、あれ。ただ、アーケード版の移植というより、サターン版の移植のようです。 音声データやスクリーンセイバーがお特かも。
買ってしまったわけ:
 うーん、良く分からないけどCGにつられてでしょうかね。 麻雀もろくに出来ないのに(苦笑)。
感想:
 よくここまで移植しましたね、という感じです。 DirectXのおかげか・・・。 アーケードで気に入っていて、サターンを持っていない人は買い、でしょう。 スクリーンセイバー等のおまけがうれしい人には特に(私はそっちの方が気に入っている)。
 しかし、18禁になるのかなあ、これ。
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お嬢様を狙え!
AVG/ScooP
W95 CD-ROM
\8800
内容:
 コマンド選択式のAVGですね。 高校3年の主人公が、一目惚れしたお嬢様のハートを射止めるために走り回る、と。 その間にさまざまな女性とHをすることになります。
買ってしまったわけ:
 雑誌で見たCGが好みっぽかったので(原画は結構有名な人ですよね)。 近くの店になかったので、秋葉原まで行ってきました。
感想:
 割と好きなタイプの話なので、楽しめました。 思ったとおりCGも好みだったので、ラッキーでした(^_^;)。 なんだかんだ言いながら、彼女一筋なのもいいですね(ま、他の女の子とやることはやるけど(笑))。
 残念だったのは話が殆ど一本道で単純なこと。 実は彼女とは相思相愛で彼女はただ拗ねているだけですし (これはゲームを始めてすぐ、主人公は気づかないがプレイヤーには解ってしまう)、 途中の女の子も殆ど通過するだけの感じで、せっかく出てきたのにかわいそうです。 公園やスポーツクラブ等移動できる場所も多いのに、結局一個所一イベントに近いですから歩き回る意味もないようですし。 また、彼女が最初と最後にしか出てこないのもちょっと残念でした。 話の都合でそうなっているわけですが、もうちょっと前半分ぐらいまで主人公と絡めてほしかったです(主人公は彼女のことを忘れている大馬鹿ヤローですから、いっそのことすれちがいまくりのドタバタにするとか(^_^;))。
 ま、最後にベッドの中で顔を赤らめる美津姫ちゃんはかわいいからいいけど(このCGが特に気に入っている)\(^_^; )ヲイヲイ 。 ところでアニメなのはあの人のあのシーンだけですか(しかもいつのまにかWin95ディレクトリの下にディレクトリが出来てaviファイルとして入ってるし。 複数の人が使っているマシンでプレイするのは要注意ですね(笑))?
攻略:
 普通にプレイしていたらハッピーエンドは確実でしょう。 完全攻略して、全てのCGを見るにはあきらかに怪しい選択を選ぶ必要があります。
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1997/4


さよならの向こう側
AVG/フォスター
PC98 FD
\7800
内容:
 コマンド選択式のAVGです。  主人公は四姉妹の長女と結婚しました。 両親を早くに亡くした姉妹ですが、親が会社を残してくれたため、 まあ食べて行くには困らない生活を過ごしていたのでした。 姉妹の長女と主人公は幸せの絶頂にあったのですが、彼女は交通事故により突然亡くなってしまいます。
 それから二年後、主人公はいまだに妻の思い出を抱えながら妻の姉妹達と過ごしています。 姉妹達は皆それなりに主人公への思いをかかえているのですが・・・。
買ってしまったわけ:
 こういうシチュエーションは大好きですから。
感想:
 暗めのシチュエーションで(そこが気に入ったのですが)かなりシリアスな話かと思っていましたが、 ゲームをしてみるとそんなに暗くはありませんでした。 かといって明る過ぎる訳でもなく、まあちょうどいい感じでしょうか。 お話は若くしていきなり会社社長になってしまった次女の悩み、副社長による権力闘争、学生時代からの友人の恋、 三女四女のそれぞれの年齢にありがちな悩み、とパターンではありますが結構よかったです。
 キャラクター的には特にけなげに頑張る次女がよかったですね。 気の強そうなところも頑張らなくてはいけない、と無理している感じで。 また、他の姉妹も、ボーイッシュ、ロリロリ(髪型がすごいぞ)、と基本を押さえているようで良かったです(をいをい)。 グラフィックは98版ということで16色で、その意味ではちょっと古めに感じましたが絵自体は良かったと思います。 ま、例によって私の好みですね。
 ちょっと不満だったのは、主人公の性格付けというか、節操のなさです。 「死んだ妻のことが忘れられない」といっているそばから次々にHしまくり、覗きまでやっているようでは、「おいおい」です。 もちろん18禁ですから、Hをするのが悪いというのではなく、もうちょっとそれなりの状況というのが欲しかったです。 主人公が鬼畜+極悪人で会社を乗っ取るために長女と結婚し、長女の死をいいことに他の姉妹にまで手を出して行く・・・、 というような話ならともかく(それはそれでおもしろそうだけど)、一応主人公は「普通のいいひと」なわけですから。 「おいおい、そんなことするなよー」と、主人公と一体化出来ないところがありました。
 また、コマンド総当たりでクリア可能であまり分岐がなく、全体的にボリュームも少な目なのもちょっと物足りなかったです。 せっかく魅力的なキャラクタが多く、話もシリアスなのですから、 もっと長編にするか、または多数の分岐があっても楽しめたのではないかと思います。 つまり、気に入っただけにすぐ終わってしまったのが残念だ、という感じですね。
攻略:
 特に問題はないです。選択肢は何を選んでもOKです。
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マジカルディープ★ワン
AVG/Vanilla
W95 CD-ROM
\7800
内容:
 コマンド選択式のAVG。  海の王国から女王になるための修行にやってきた魔法少女瑠璃。 修行とは5人の困っている人を魔法によって(と言うよりおもにHによって)助けることです。 修行に合格すれば、晴れて女王になれるのですが・・・、というありがちな話です。 主人公は修行がうまくいったら、一つだけ願いをかなえてくれるという条件で、彼女を妹として同居させながら、それを(おもにHによって(^_^;))手伝います。
買ってしまったわけ:
 なんとなく。
感想:
 システム的なことですが、立ち上げ時に「このゲームは256色専用です」といわれてハイカラーで動かせないのにショック(普通は「256色モードでないと動作が遅くなる恐れがあります」と言われるぐらいで、そのまま動作可能でしょう)。 切り替えはすぐ出来るといっても面倒くさいし。 あと、画面の描き換えに時間がかかりすぎます。結構いらいらしました。
 内容についてはちょっと物足りない感じです。 「全国1000万人(推定)の魔法少女ファンに送る」(^_^;)と言うわりにはあまり魔法が有効利用されていないですし。 せっかくならもっとばんばん魔法を使って欲しかったですね(魔法を使って暴れまくる、みたいな)。 魔法少女の設定があまり生かされていないと感じました。 プレイに時間がかかる割には内容が少なく感じてしまいます。 CGについては好みが別れるところでしょう。 同人関係で見かけたことがある人ですが、ヨリ目な所がかわいいかも。 私は買ってしまったってことは、こういう絵が好みなのだろうか、ウーム。ヽ(^_^;)ジブンニショウジキニナロウネ
攻略:
 一つ一つの話を成功させるのは難しくありません。 基本的にあまりHしすぎないようにすれば大丈夫です。 しかしそれでは見られないCGとかがあるので、完全攻略にはいろいろやってみることが必要です。 セーブが選択の直前で出来ないので、いろいろやって見るにはかなり大変です。
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カナン〜約束の地〜
AVG/フォア・ナイン
PC98 CD-ROM
\8800
<プレイ中>

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狂拳伝説クレイジーナックル
AVG/ZyX
W95 CD-ROM
\8800
内容:
 裏社会で暗躍する暗殺格闘家集団のボスである主人公が、新たな強さを求めて、幻の技と言われる「死光掌」の謎を解くためにその奥義を記した絵皿を集める、というAVGです。 邪魔をする格闘家(主に女)を倒し、SMチックに責め(ZyXお得意)、絵皿を集めていきます。
 途中の格闘は、RPGに良くあるような次の動作を選択するタイプで、リアルな格闘というわけではありませんが、技が決まったときなどアニメーションします。
買ってしまったわけ:
 ZyXのSMっぽいところは好きなので、絵柄が気に入ったときはいつも買っています(^_^)。
感想:
 もっと女の子をいじめなきゃヽ(^_^;)ヲイヲイ。 主人公は悪人なのですが極悪人と言うわけでもなく、後の方であっさりと(?)改心してしまうのがちょっとなんというかはぐらされた感じですね。 女の子も割と簡単に主人公を許しちゃう、と言う感じですし。 「拳で分かり合える」ということを言いたかったのでしょうが、ちょっとね・・・。 いっそのこと極悪なザドゥに単身挑む主人公のレイナの前に、数々の(女)格闘家が立ちふさがる(もちろん勝っても負けてもお約束、ってそれじゃあライディじゃないか(^_^;))というほうが、あまりにもお約束ながらまだましに思えてしまいます。 CGと音声は結構気に入りました。 特に女の子の声が好みでした(だからこそもっといじめて欲しかったヽ(^_^;)シツコイ!)。
 おまけの「くれいじー愛の小劇場」は結構笑えました。
攻略:
 まあ、戦闘に負けないようになれば大丈夫でしょう。 本編での主人公はまあ負けないでしょう(CG回収のため、わざと負ける必要がある場合もある)。
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ときめいて誘惑
AVG/キャンディソフト
W95 CD-ROM
\7800
内容:
 女子校から共学の県立家族高校へ転任した主人公の宇佐木 千裕(女教師)は、「性欲過多症」という病気に侵されていました(^_^;)。 彼女は校長、同僚教師、生徒等相手を選ばずHしまくるのでした、というおはなしです(^_^;)。
買ってしまったわけ:
 絵が綺麗で好みだったから(ちなみに動作環境はHigh Color以上)。
感想:
 「性欲過多症」って、もしかして「色情狂」ってやつでは?(^_^;)
とにかく相手も場所も選ばずHしまくります。 自分から誘惑もしますし、無理やりされちゃったりもします。 一つのHが終ると、余韻もなく急に「次の日の朝千裕は・・・」と次のH場面が始まるという、まるでHソフトの名場面集です。
 少しはストーリーというものがあっても良かったと思いますが。 一応「女教師」なのですから、それなりの話(パターンでも(^_^;))があると思うのですが、このへんは全く残念でしたね。
 また、パッケージに記載されているとおり「音声付き」なのですが、決して「喋る」のではありません、「喘ぐ」のです。 つまり音声はHシーンのみということです。 それでゲーム自体Hシーンのみのゲームですから、凄い状態です。 3度目のHシーンの頃には「あー、もういい!」という感じでした。 会話はテキスト表示されるのですが、この喘ぎ声もしっかりと表示されます。 この長い喘ぎ声が一言一句違わずに表示されるのもなんというか。
 まあ、CG集と思えば、この絵柄が気にいった人にはいいんじゃないでしょうか(しかし男の絵はかなりいいかげん)。 絵はbmpファイルでそのまま入っているので、絵を収集している人にはいいでしょう。 ちなみにBGM、効果音、音声(喘ぎ声)はwaveファイルでそのまま入っているので、喘ぎ声を収集している人(そんな人いるのか(^_^;))にもお薦めです。 これだけの量の喘ぎ声のwaveファイル(しかも一つ一つが長い)はなかなか手に入らないでしょう。 さらにシナリオも拡張子datのファイルで、これはメモ帳で殆どOKです。
攻略:
 一応マルチエンディングなのですが、とってつけたようなものなので、敢えて見る必要もないでしょう。
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1997/5


寿 KOTOBUKI
TBL/シーズウェア
W95 CD-ROM
\7800
内容:
 2D(一応3Dっぽくちょっと斜めから見た画面ですが)のマップ上を動き回る敵を、ビリヤードの玉を使って倒していくアクションパズルゲーム、といった感じでしょうか。 各ステージが何面かに別れており、最終面でそのボス(?)を倒すとCGが見られます。 各ステージは今までに出たゲームがもとになっています。
買ってしまったわけ:
 シーズウェアは割とよく絵に惹かれて買っています(^_^;)。 今回、「絵が綺麗」という話を雑誌などで聞いていたので買ってしまいました。
感想:
 う〜ん、ちょっとゲームとしてどうかなと言う風に感じました。
 絵は噂どおり綺麗でした(ただ、あまりHじゃないです)。 御褒美のCGだけでなく、パズル面のグラフィックも綺麗でした(「おお!」と声をあげましたからね)。 ちょこまかと動き回るキャラクタを見て、パズルというよりRPGを思い浮かべました。
 ただ、ゲームとしてはいまいちでしたね。 ビリヤードを素材としていますが、あまり玉の動きを考える必要もなく、ただ玉をならべて敵キャラに当てればいいので、いわゆるビリヤードの面白さである「こう打つとこう跳ね返ってそれから・・・」 というようなことを考えなくてもよい(というか考えられるようなマップの作り方がされていない)ので、パズル的なおもしろさはあまりありません。 また、アクションゲームとしても、ちょっと操作性が悪く、特にボスキャラの特殊攻撃は、当たる前からやられてしまうようなこともありました。 CG集と見るべきなのかもしれませんが、そうだとすると苦労の割にCGの数が少ないです(^_^;)。
 全体として、「パズルゲームの名を借りた自社ゲームの紹介&宣伝CG集」といった感じです。
攻略:
 とにかく回数をこなせば勝てます(ただ結構大変かも)。
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To Heart
SLG/リーフ
W95 CD-ROM
\8800
内容:
 リーフのビジュアルノベル第3弾です。 高校を舞台とした、いわゆる恋愛シミュレーションゲーム。 期間は3/3〜5/2のいわゆる出会いの春ですね。 会話中の選択、及び放課後どこへ行くかの選択で8(+1)人のどの女の子との恋愛がどう進んでいくか決まることになります。
買ってしまったわけ:
 店頭で見た発売前のデモが綺麗で期待出来そうだったので。
感想:
 良かったです(^_^)。 はまってしまいました。 この手のゲームの場合、自分の好みの女の子を追いかけるわけですが、これだけ登場する女の子に甲乙つけ難いパターンは今までなかったです。 どの子もそれぞれに奥深く特徴のあるシナリオを持っているために、はずれがないわけです。 最初はあまり好みじゃないかなーと思っていても皆最後にはやられたー、という感じですね。 また、複数の女の子のストーリーがちゃんとからみあっていて、同じ女の子をメインに追いかけていてもその他の女の子とどの程度仲良くなっているかで、イベントや細かい会話が変わるのも感心しました。 私は気に入った女の子目当てに何回かプレイしましたが、その度に初めてみるイベントがありました。 このタイプのゲームで「全てのCGを見るために何回もプレイする」のではなく「いろいろ会話を楽しむために何回もプレイする」ことが出来るのはすごいです (普通女の子同士のからみはあまりなく、独立して話が進んで行き、最終的に一番話が進んでいる相手とゴールインというパターンが多いですからね)。 しばらくは暇があるたびにちょこちょことやってみる日が続きそうです。
 敢えて不満を言えば、「シナリオが良すぎる、というか18禁向けじゃない」ということですかね。 どういうことかと言えばお話に感動してしまい、Hシーンが余計なものに感じてしまうことがあったということです。 「ああ、やっと2人は結ばれて幸せになったのかぁ」とじ〜んとしていると、そのあとのHシーンはどうでもよく、リターンキーの連打というパターンが結構ありました。(^_^;)。 これは18禁ゲームとしてはもったいない話です(^_^;)。 そう考えると、途中にもHシーンがあるようなシナリオの方が18禁としては良かったのかも知れません。
 CGの絵柄はちょっと自分の好みとどうかな、と心配だったのですが結構良かったです。 絵柄の好みは別として美麗なCGには違いありませんしね。 桜の花びらも綺麗です。
 音楽も大変良かったです。 私はかなりBGMでゲームの評価が動いてしまうのですが、このゲームの場合プラスに動きましたね(^_^)。 気に入ったので、ゲーム以外のことをしているときも音楽CDとして聞いています。
 ベタ誉めですがしょうがないでしょう(^_^;)。 個人的には今年前半はこれで決まり、という感じですから。
攻略:
 仲良くなりたい女の子とまめに会っていればそれほど難しくはないです。 ただ、あかりは他の女の子とのイベントをある程度こなしていないと難しいようです。
 また、私は3晩かけてCG達成率を100%にしましたが、その後のプレイでも初めて出会うイベントがたくさんありました。 会話やイベントを極めるためには同じ女の子を追いかけていてもサブで違う女の子を追いかけたり、わざと怒らせるような選択をしてみたり、という遊びかたが必要です。 CGだけが目的でなく、話の内容を楽しめる人なら苦労はしないと思います。
 [もっと攻略(^_^)]
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淫心魅娘(いんしんみこ)
AVG/T2
W95 CD-ROM
\8800
内容:
 主人公はデートの途中変な女の子達に捕まり、胸に薄気味の悪い「デモンソウル」というものを付けられてしまいます。 女の子の一人シャノンは、自分は異世界の巫女であり女王候補であるが、間違いなく女王になるために他の巫女達を襲って女王候補から蹴落として欲しいと頼まれす。 女王の候補であるためには汚れなき巫女(つまり処女ね)でなければならないためです。 胸に付けられた「デモンソウル」は魂を少しずつ食らって行き、それを止めるためには女の子を襲って生命力を奪うしかないため、しかたなく協力することになります。
買ってしまったわけ:
 えーっと、たぶんマロカのHCGを雑誌で見て、気に入ったから。
感想:
 予想していたよりも複雑に分岐するマルチシナリオで、その点は良かったです。 話としては次々に巫女を襲っていく、と決まっているわけですから、分岐が単純だったらつまらないゲームになっていたでしょう。 しかし、巫女の人数が少ないため、あまり自由度が感じられないのが残念なところです。 何というか分岐が複雑な割にはやることはあまり違わないので、マルチエンディングであっても、なんか無理矢理別のエンディングに引っ張ってこられた、という風に感じてしまうんですよね。
 CG、特に女の子の絵柄は好みなのですが、ちょっとHシーンのバックに手抜きを感じてしまいました。 また、分岐するわりには数が少ないです(つまり使いまわしであるということ)。 好みであるだけに残念でした。絵はマロカ、キャラ的にはマリーン(「〜ですぅ」)が好みでした(マロカの絵がもっと欲しかった)。
攻略:
 結構大変です。特に最初の方で、あまりストーリーに関係なさそうにみえる選択肢でジュンが現世に残るかどうかが決まり、中盤以降の話やエンディングに効いてくるところなどは気づきにくいでしょう。 ここの分岐でジュンとのエンディングを迎えるかどうかが左右されるので、気づかなかった私はマリーンとのエンディングを迎えられずに苦労しました。 後は、おもにそのキャラクタとHしているかどうかが大きく関わってきて、あとは優先順位で決まるようです。 流れ図を書きながらプレイしてもかなり苦労すると思います。
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復讐
AVG/クラウド
W95 CD-ROM(PC-98版同梱) :注) 私は、WIN95版のみプレイしました。
\7800
内容:
 主人公は、いわゆるオタクで、中学でさんざんイジメにあってきました。 そこで高校では、女子校から共学校になったばかりの学園に進学を決めます。 まだ女子の数が多い学校ならいじめられないだろうし、今年から情報処理教育に力を入れるとのことで、自分の適性も活かせると思ったからです。 ところが性悪女四人組に目を付けられ、クラスメイトの(巨乳)眼鏡っ娘と共に屈辱的なイジメを受けてしまいます。 ということで、ついに主人公は復讐を決意する、というアドベンチャーゲームです。 四人組を一人ずつ物置等に閉じ込め、(18禁ですから)陵辱していくことになります。
買ってしまったわけ:
 「クラウド」の第1作ということもあって、複数の雑誌にソフトハウスへのインタビューも兼ねて紹介記事が載っていました。 そこで、「ただ、いじめられたから復讐するというのではなくて、なんらかのメッセージを伝えたい」等と開発者が言っていたため、シナリオ的に期待できそうに思ったから。
感想:
 ちょっと、シナリオ的には期待外れでした。 最初は主人公と一体化してのめり込めそうな気がしたのですが、あまり主人公の復讐に対する熱意というか真剣味が伝わって来ないので、おいおいという感じでした。 ヒロイン(?)の眼鏡っ娘は実際悲惨なイジメにあっており、主人公はそれもあって復讐を考えるのですが、 最初は「自分はいつもいじめられていたけど、他人がいじめられるのを見るのはいいものだ」等ととんでもないことを言っており、 それを反省した後でも、自分の復讐の妨げになるからと彼女を助けられるのに無視したりしています。 彼女に手伝ってもらって復讐するのですが、体よく利用しているようにしか見えません。また、選択肢によっては彼女の代わりにいかにもオタクといったキャラクタが登場するのですが、彼に対する主人公の冷たさもひどいものです。 「僕はこんな奴と違う」と。おい、自分がオタク故にさんざんいじめられてきたのに、それはないだろう、という感じです。
 結局、Hしたいために「復讐」を言い訳にしているように感じられてしまうんですよね。 もっと、「もう復讐するしかない」という緊迫した感じが欲しかったです。 ヒロインにしても、主人公に言われるままに淡々とリターンキーを押して復讐を手伝っていますが、彼女は復讐の内容を知らないわけで、気にならないのでしょうか(^_^;)。 主人公のやっていることをパソコンで見てしまい、ショックを受けて、 主人公に対して「あなたのやっていることは私たちをいじめた人間と同じことじゃないの!」と反省を促すぐらいの事はしてほしいものです。 最後に、「復讐してもなんの解決にもならない、自分が変わらなくちゃいけないんだ」と締めくくるのなら、主人公たちにはそれなりの行動をしてほしかったですね。
 これならまだ、取って付けたような「復讐してもなんの解決にもならない、自分が変わらなくちゃいけないんだ」等と言う締めくくりはやめて、 主人公が好き勝手にやって最終的にハーレム状態(もちろん要らん事を言うヒロインも貶める)の鬼畜エンディングの方が、 (話しの善し悪しはともかく)まだ途中の話しの流れには合っていたような気がします。
 その他、CGはいいのもありましたが、悪いのもありました。 アップは力が入っていたのでしょうが、それ以外はちょっと手抜きに感じてしまいました(^_^;)。 音楽はかなり良かったと思うのですが、waveファイルの音質がちょっと悪いようです(プチプチというノイズは入るし)。 好みの曲系統だけに残念です。
攻略:
 何の問題もないでしょう。 敢えて言えば「純」のバッドエンディングがちょっと難しいでしょうか。 これは、「誰からも弱点を聞いていない」のが条件となります。
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脳力者〜のうりょくしゃ〜
AVG/MayBe-SOFT TRUSE
W95 CD-ROM
\7800
内容:
 主人公は、その日まではごく平凡な高校生でした。 しかし、帰宅途中に頭にボールを受けて気絶し、そのショックで幼児の時から長い間封印されていた力がよみがえってしまったのです。 それは、人の心を読み、操り、また手を使わずに物を動かす等の恐ろしい力でした。 そして彼は、その力で、彼の身の周りの女性達の「心の奥底に隠された本当の願い」をかなえようとしていくのでした。 という話です。  もちろん、その「本当の願い」は「私を抱いて・・・」というものなのですが、本当は?
買ってしまったわけ:
 超能力を使って、無理矢理・・・という話に惹かれて。
感想:
 話の内容はまあまあでした。 幼なじみ、不良っぽい同級生、女教師、きゃぴるんな妹、と一通りそろっていますし、力を使って無理矢理というところも結構期待通りでした。 ただちょっとHシーンのCGが少なめですね。 文章でその後うんぬんくんぬん、と言ってるのにCGが変わらなくてちょっとー、というところがありました。 また、あれだけひどいことをされたのに、最後はそれでも主人公が好きだから許しちゃう、というのもちょい御都合主義ですね。 まあ、これはMayBe-SOFT TRUSEではいつものことですから、あまり違和感を感じませんでしたが。
 CGはHシーンのものは(数が少なめでしたけど)結構よかったです。 ただ、立ちCG等はかなり手抜きっぽいです。
 あとシステム的なことでは、メッセージが飛ばせないのはちょっとつらいですね。 2度目以降のプレイでは、マウスのボタン連打がかなり苦しかったです。 また、コマンド選択式のシステムなのですが、選択肢が1つしかないという苦笑するしかない場面が多いです。 これは、「選択肢が出ていないとメニューが有効にならない」というシステムの制約から来たのでしょうが、ちょっと情けないです。  全体的に見て、ストーリーにうるさい人には向かないゲームでしょう(これはMayBe-SOFT TRUSEのゲーム全てに言える)。
しかし、その世界に入ってぼーっと楽しめる人にはいいかもしれません(前作の「歪み」を楽しめれば大丈夫)。 あとはCGの好き嫌いですかね。 「歪み」よりは万人向けの絵柄になったような気がします。
攻略:
 特に問題はありませんが、CG達成率が94%で止まってしまったら、隠しキャラを見ていません。 これは誰ともHしないようにしていれば出てきます。 しかし、この隠しキャラはこのゲームの世界のイメージを壊しますよねー。
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性鬼〜陵辱の仮面〜
AVG/アウトロー
W95 CD-ROM
\6800
内容:
 同級生にいじめられ、女の子に告白も出来ない気の弱い主人公は、ある日怪しげな男から望みがかなう、という不思議な仮面を手に入れます。 その日から主人公をいじめていた同級生達が次々に仮面の男に襲われます。 ついには主人公の好きな女の子にまでその手が伸びるのですが・・・。 というコマンド選択式アドベンチャーゲームです。
買ってしまったわけ:
 なんとなく。
感想:
 話の内容は結構面白いと思うのですが、シナリオが少ないっていうか、もう少し書き込んで欲しかったですね。 選択肢も「誰とエンディングを迎えたいか」と言わんばかりですね(^_^;)。 仮面の男が同級生達を襲う場面でも、CGが少ないせいもあり、仮面の男の台詞が浮いてしまう感じです。 CGにもうちょっと力が入っていると良かったのですが、出来不出来に差があるようです。 数も少なく、しかたなく付けた、という感じです。
 一番の問題はシステムで、2番目の選択肢を選んだのに何故か1番目の選択肢が選ばれてしまう、ということがしょっちゅうで、2度目以降のプレイは大変でした(どうもメッセージをスペースキーで飛ばすと、その後この現象が起こるようです)。 また、システムフォントが「大きなフォント」になっていると画面が乱れます。 特に、おまけモードではウインドウから選択メニューがはみだし、半分の女の子のCGと音楽モードが選択出来ません。 システムフォントの違いによって画面が(あまり)変わらないようにする、というのはWINDOWSのプログラムでは初歩中の初歩のはずです。 これはちょっと頂けなかったですね。 本編で見ていないのにおまけモードに登録されてしまうCGがあるのも問題ですね。 (ほぼ)フル音声でしゃべりまくる、というようなところは力が入っているだけに残念でした。
 留美ちゃんはかわいくってよかったです(^_^)。 いつも元気な彼女が、大好きな先輩である主人公以外の男(仮面の男)に襲われ(たと思い)、主人公を呼び出して「先輩ごめんね・・・」と泣くところなどは良かったですね。
攻略:
 まあ、いろいろ選択すれば何の問題もないでしょう。
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1997/6


ハイスクールテラストーリー
SLG/ウラン
W95 CD-ROM
\7800
<プレイ中>

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ホワイトダイアモンド[*非18禁]
RPG/システムソフト
W95 CD-ROM
\9800
<プレイ中>

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CARD
AVG/アンジェ
W95 CD-ROM
\7800
内容:
 主人公はタロットカードを使う占い師ですが、客の女の子をくどいたりしていつもパートナーのヒカルに怒られてばかり。 ある日、死神のタロットカードで指を切ったのも気にせず外出したところ案の定交通事故にあって入院というはめに。 事故にあったときに何枚かカードを紛失してしまって、看護婦さん達の協力を得て探すことになります。 偶然、昔の同級生の沙希が看護婦になっていて、いきなりヒカルと三角関係に。 ストレス等に悩んでいる看護婦さん達や女医さんの力になってあげる(=Hする)うちに、紛失したカードも見つかってきます。 恋人を暗示する「ラヴァーズ」のカードを見つけてくれる人こそ主人公の運命のひとなのですが・・・。 というコマンド選択(二択)式アドベンチャーゲーム。
買ってしまったわけ:
 なんとなく。
感想:
 結構いい話で、プレイしていておもしろかったです。 ただ、コマンド選択によってストーリーの分岐は殆どなく、CGの分岐のみというのは残念でした。 絵は色や塗りかたに特徴があるものの結構綺麗なのですが、見ていないCGを探すだけのためにストーリーの解っている話を2度プレイする気になるかどうか難しいところです。 システム的にはメッセージが飛ばせるようになっているので繰り返しプレイするのが大変ではありませんが。 あと、いい話なんだけど沙希とのエンディングもあって欲しかったですね。
攻略:
 いろいろ選択する、というだけですね。
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愛が見えはじめたら
AVG/シーズウェア
W95 CD-ROM
\6800
内容:
 オムニバスAVGで、 凄腕の探偵(実はヴァンパイア)が主人公の「VICE」、 借金を返すためにB・B(ブライダルブレーカー:結婚壊し屋)をしている男が主人公の「B・B」、 架空の平安時代を舞台に下級貴族のヒロインが身分違いの恋を成就させるために自分の身分を神様クラスにしようと頑張る「京都恋愛慕情」、 の3話が入っています。
買ってしまったわけ:
 雑誌で見た「B・B」の絵が気に入ったので。
感想:
 ちょっとシナリオがボリューム不足ですね(プレイ時間は結構かかるのですが、内容的に)。 3作入っていることを考えても、「おいおい」な感じがしました(絵も少ないですよね)。 3作ともシチュエーション的には面白いと思うのですが、それをシナリオでもっと膨らませて欲しかったです。 すべてのエンディングを見なくても、セーブデータを書き換えて全てのCGを見ることが出来たり、ミニゲームをクリアするとヒントをくれたりと変に親切(^_^;)ですが、 その労力を別の部分にまわして欲しかったです。
攻略:
 特に必要なし。「B・B」だけはちょっと選択がきついかもしれません。
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