フエは、ベトナム最後の王朝　阮朝（1802〜1945年）の都があったところ。フォーン川を挟んで新市街と旧市街に分かれてる。

ベトナム中部の雨期は、もう終わっていると思っていたら、バケツをひっくり返したような大雨だった。思わず、雨避けのためのカッパ1$を購入した。通りのバイクや自転車は、車体の前までかかる雨具をかぶって走っていた。

■阮朝王宮
２時間ほどかけて、見学した。敷地には、いくつもの建物があり、全部見て回るのにかなり時間がかかる。建物の１つは、展示室になっていて、王や皇后の服が展示されている。服には、コウモリの絵柄が刺繍されていたが、中国と同じく、ここでもコウモリは幸福の象徴のようである。

劇場になっているところもあったし、太平樓（写真真ん中）は読書部屋で、中は見ることが出来なかったが、外観がきれい。

■夜景
再び、夜景を見に、阮朝王宮へ。阮朝王宮もきれいだったけど、フォーン川にかかるチャンティエン橋のライトアップもきれい。橋に反射するライトの色が変わります。橋の歩道のところに、等間隔でカップルが並んでいるのは、京都の鴨川を思い出させた。どこも同じね〜。フォーン川には船が出ていて、船から精霊流しのように蝋燭を流していた。きっと夜のライトアップを見るツアーの１つのイベントなんだろう。