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幻の日本酒を飲む会

目次

幻の日本酒を飲む会ニュース 「幻の日本酒を飲む会」会長の篠田次郎先生のエッセイを転載しております。
吟醸酒寺子屋 湯島酒堂
幻の日本酒を飲む会 会三則



幻の日本酒を飲む会ニュース




吟醸寺子屋湯島酒堂

『吟醸寺子屋 湯島酒堂のめざすもの』

 生活文化の中で,「スポーツ紙は大量に読まれるのに野球の専門書は少ない。ゴルフの専門書はたくさんある」と同じように,「ワインの専門書は棚いっぱい並んでいるのに,日本酒の専門書は少ない」。

 私たちの生活の中で,連夜のプロ野球中継や高校野球の話題,テレビで日本酒のCMを漫然と見つめているだけで,野球と日本酒については「専門家」だと誤認しているようです。

 真の日本酒の姿とその周辺を,楽しみながら学習しようという目的で「湯島聖堂」を創設しました。ここで学習することが正しい道だというつもりはありません。楽しく学習することで,真にいい酒に出会えることになれば,それが豊かさというものと思います。

 なお,湯島酒堂の規定を終了すれば,その「証」を発行しますが,これは「公的」・「社会的」に通用する「証」でないことは言うまでもありません。あなた自身が,「楽しく酒が飲めます」と篠田次郎が認めただけのことです。

募集のあらましと内容

いつ 第2土曜日 午後2時から
平成11年9月11日,10月9日,11月13日,12月11日
平成12年1月8日,2月12日   (変更もあり)
別に蔵見学を計画
どこで 湯島ハイタウン・会議室(道路より玄関に入る・管理人室と同じフロア)
最寄駅 地下鉄千代田線湯島駅1分・銀座線上野広小路駅5分・JR御徒町駅8分
人数は 1クラス25名,別クラスも考慮中
内容は 2:00〜2:25 講座1
2:50〜3:35 講座2
3:45〜4:30 きき酒
講師・講座内容については,詳細が決定次第発表します。
受講料 3,000円×6回=18,000円 参考書・見学費は別途必要
申込み まず電話で空席かどうかを確認してから,下記「参加申込書」をFAXまたは郵便で上記事務局にお送り下さい。(FAX:03-3818-5814)
申込金 (1) 郵便振替口座:00180-4-728361 名義「幻の日本酒を飲む会」へお振り込みください(一括の場合18,000円を,分割の場合は通信費1,000円以上を)。
(2) 分割の場合のみ,切手80円×13枚を郵送いただいても結構です。
講師 篠田次郎/高瀬 斎:まんが家/松崎晴雄:酒研究家/加藤 健:*新日鉄副社長/下村 正:発明コンサルタント/季高武久:*東急工研常務/関屋公輔:*東陶信楽工場長/染谷 武:NTT移動通信部長/高田雅子:新聞記者/平井昭二:*都立高校事務長/堀井秀治:日本ショックベトン社長/松本瑩子:専業主婦/三俣幹雄:築地生果市場/皆川美恵子:十文字短大助教授/渡辺 誠:国立大付属英語教諭
(*印は前職)


FAX宛先:湯島酒堂/事務局(FAX 03-3818-5814)

参加申込書 *お申し込みの際,まず電話で空席かどうかを事務局に確かめてください。
あなたのお名前
ご住所




TEL (   )    −
FAX (   )    −
昼間の連絡先(勤務先など)
郵便物宛先




TEL (   )    −
FAX (   )    −
*第二土曜日午後のクラスの他,希望者が多ければ別クラス(ウィークデー夜6時〜)も考慮中です。そちらの希望もありますか?○をつけてください。
ある   ない



幻の日本酒を飲む会・・・会三則  会長 篠田次郎

新しいファンの誕生

 幻の日本酒を飲む会は,吟醸酒情報の発信基地といわれた。主催の私は吟醸酒ブームの仕掛人といわれた。私はその言葉を甘んじて受けるつもりはない。日本酒関係者の間には,その称号を快く思わない人もいる。

 日本酒ブームを起こしたのは,日本酒の新しい品質に出会って,「びっくり」した人々の手によってである。彼等は,あのまずかった日本酒の中から,驚くほど旨い吟醸酒を発見した。その彼等,とくに酒販に携わった人々は,業界の協力もなしに普及運動を始めた。私は,これらに人々を「吟醸酒十字軍」と呼んでいる。

 十字軍の彼等は,自分こそが吟醸酒ブームの仕掛人だと思っているのだ。
 どこかで,だれかが吟醸酒を知る。そこに吟醸酒の小さなパーティーが生まれる。吟醸酒パーティーを作ろうとした人々から,「どうやったら長持ちする吟醸酒のパーティーができるか」と問い合わせがくる。私は,幻の日本酒を飲む会のやり方を知らせ,どんなことをやっているかを知らせた。その返事の中から,長持ちした秘訣が浮かび出た。

  @ ただ酒を飲まない
  A きき酒能力を問わない
  B あの酒が旨かったと決め付けない

 質問に答えるために浮かび出た三か条であった。自分で自分の言葉を見直した。うまいことをいっている。
 酒飲みの会というものは,いとも気安く作られるものだ。無限に近いほど数多く作られたであろう,それらの酒の会のモットーとは,正反対を目指していた。
従来のものは・・・・・・,

  @ 人数を集めて,安く酒を飲もう
  A きき酒能力や酒の知識で参加者の順位を決めよう
  B あの酒がよかったと自慢しよう

これでは長持ちするはずはない。
 それまでは何の規約もなかった幻の日本酒を飲む会に,以後,会三則として,この三か条を掲げている。



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