《2002年8月18日記》
暦の上では残暑だそうですが、相変わらず関西地方はうだるような暑さの日が続いています。ただ、サボテンは正直で、暑い中ではありますが既に秋に向けての準備が始まっているようです。大虹や象牙丸といった秋咲きのサボテンが蕾を付け始めました。(^^)
また、前回お伝えした花笠丸が黄色い花を咲かせました。やや小振りで、直径は2.5cm程度ではありますが、色鮮やかな可愛い花です。ただ、花持ちが2日程度と、ちょっと短いのが残念です。
ところで、先日ご報告した種から育てたサボテンですが、この1年間ずぅ〜っと成長することもなく、といって枯れるわけでもなく、といった状態でした。いったいどうなっているのだろうか、と思いながらもただ見守っていたのですが、試しに植え替えてみましたところ成長を再開しました。“何か変だな?”と感じたときは鉢から抜いて調べてみる、というのはやはり大事なようです。鉢から抜く、ということは植え替えを行うことになりますが、これによって刺激が与えられるのが良いのかも知れません。
さて、そろそろ秋の植え替えシーズンです。来週あたりからネオポルテリアやエキノケレウス等の植え替えを開始しようと思っています。これからはどんどん涼しくなっていきますし日照時間も日増しに短くなっていきます。充分に根が成長するだけの時間を確保するためにも早い目に植え替えを行なうことをお勧めします。 |