家庭菜園作業日誌

2003年! あと1ヶ月!秋野菜の最盛期!

11月(前、後半)の作業内容:

今はちょうど端境期。特別な作業は少ないため11月全体の日誌を書く

今年の異常気象には参ってしまう。
11月というのにアオムシや夜盗虫が葉っぱを食い荒らしている。毎朝、早く畑に出かけて虫取りである。ハクサイ、チンゲンサイ、レタス、ブロッコリーなど軒並みにやられている。特に夜盗虫が土に帰る前に捕獲するため、眠いのを我慢しながらの早起きである。
特にハクサイの被害が大きい。中の黄色い芯まで夜盗虫が入って使い物にならないので捨てたものもある。栄養がいいのか長さ5〜6cm、太さ8mmにもなる夜盗虫もいる。彼ら(彼女?)の食欲は旺盛で、野菜が糞だらけになっている。虫は見つけ次第捕獲し、糞を水できれいに洗い流しておくのだが、翌日にはまた糞だらけといった状態である。
しかし、不思議なことにミズナには虫がつかない。そのまま食べると苦味があるので虫も寄り付かないのであろうか。

11月中旬にタマネギを定植した。自家製タマネギ苗は播種を少し遅らせたため、少し細い。まあ、何とかなるろう。
赤タマネギは細すぎるので、自家製はあきらめ種苗店で50本買ってきた。近所の菜園仲間から60本程もらって、昨年並みの本数を確保した。
タマネギは合計で約350本を定植した。
しかし、定植した三日後に何本か根きり虫にやられた。あまり気が進まなかったが、やむ得ずオルトラン顆粒をまき、防虫対策をやっておいた。これも今年の異常気象の所為だろう。

それでも、ダイコン、ハクサイ、ホウレンソウ、レタスなど虫食い状態のものであるが、食卓にあがると美味い。さすが無農薬野菜である。

これからは少しは寒くなるだろう。農作業も収穫だけでだんだん少なくなる。
シュンキクなどには霜よけ対策も必要になるだろう。ぼちぼちやろう!。
 
まだ飛んでいる蝶々 捕獲したアオムシ みずみずしく育ったミズナ 鍋物に最適なシュンキク 定植の終わったタマネギ


10月(後半)の作業内容:

各野菜とも大きく育ってきた。
ダイコンもまだ幾分細いが、十分食卓に載せられる大きさになってきた。チンゲンサイは3回に分けて植えたが、第一回目が収穫時期である。

今年の天候と同じように、我が家庭菜園でも異変がおきている。害虫がやたらに多いのである。チンゲンサイにはアオムシ、コマツナにアオムシ、カブにはアブラムシ、ハクサイには夜盗虫、アオムシ、ブロッコリーにはアオムシなど等虫のオンパレードである。
チンゲンサイやブロッコリーなどは葉の裏や茎にアオムシが見つかるが、見つけやすく駆除しやすい。
しかし、ハクサイの害虫には参っている。早取り用はすでに巻き始めているが、この中に夜盗虫が入り込んで中を食い荒らすのである。表面の葉は青々と元気に育っているが、巻いた葉の中に住み込んだ虫を見つけるのが大変である。大きな糞は夜盗虫、小さな黒い糞はアオムシであるが葉を一枚々々ゆっくりめっくて探していくしか手がない。巻き始めた芯の部分はボロボロになってしまう。
各野菜にそれら害虫用の駆除剤を散布したいが、無農薬野菜を目指しているのと、収穫時期が近いということで虫を手で取って駆除するしかないのである。深夜、懐中電灯を持って虫退治に出かけることもある。近所からは野菜泥棒と間違えられないかとの心配もある。もっとも、野菜泥棒は懐中電灯片手に侵入するはずはないのではあるが。
例年はこの時期は気温も低く、害虫の活動も衰えるのであるが今年はまだ蝶々が飛んでいる。

先日、亀岡方面へ行ったついでに「亀岡土作りセンター」へよって「もみがら堆肥」を購入してきた。これは亀岡市が運営している会社でもみがら、牛糞、豚糞などを混ぜて蒸し焼きにした堆肥で水もちが非常によい。これを1畝に半分程度入れて土作りを行っている。
また、近所の菜園仲間から「牛糞堆肥」を格安で分けてもらい、来春のタマネギやエンドウの作付け場所に入れたいと思っている。
やはり、野菜は土作りからである。
 
大きくなってきたダイコン いよいよ収穫!チンゲンサイ ブロッコリー収穫時期近し ハクサイも巻き始めた 我が家の菜園風景


10月(前半)の作業内容:

いよいよ秋も深まってきた。
畑の秋野菜達もますます元気になっている。やはり季節々々の野菜にあった種まき、植え付け、育成など行えば野菜は答えてくれるようである。

前半に移植した野菜も活着してきたので、、ますます生育が進むよう追肥を施した。
油粕、鶏糞、化成肥料など野菜の生育に準じて施肥をし、耕してよく土と混ぜておくのである。

この時期から害虫の被害が目立つようになってきた。ハクサイには夜盗虫やアオムシがつき巻き始めたなかに入り込んで駆除も大変である。糞がある株を中心に探し、できるだけ巻いた部分が傷まないように広げて見つけたらピンセットではさんで取り除くのである。
今年は遅くまで暑かったので虫の活動も活発である。例えば、ニンジンにはアゲハチョウの幼虫しかつかないと思っていたが、アオムシがたくさん発生した。放っておくとニンジンが丸坊主になるのでできるだけ早く発見して駆除することが大切である。
薬を使えば駆除は簡単であると思われるが、無農薬野菜を目指しているわが菜園では見つけ次第駆除する。これが基本である。

これからはダイコンもますます大きくなっていくが、野菜泥棒が盗んでいかないか心配である。新聞紙上では、米や果物、マツタケなどまでが盗まれていると報じている。ダイコンなど1〜2本盗んでいく分にはあまり気にしないが、一畝まるまるもっていかれるのである。困ったもんだ。

タマネギの苗の生育が遅れている。昨年より少し遅く播種した性もあるがうまくいかない。近所のお百姓さんの話では10月後半にはタマネギの植え付けをやらなければならないと言っているが、我が家ではまだまだ小さすぎて定植は無理である。
ある家庭菜園の本では、タマネギの定植は遅いほうがいい。11月半ばから後半に定植するとネギ坊主が出にくいし、大きな玉が取れると書いてあった。この記事を信じて今年はやっていこうと思う。しかし、毎年試行錯誤しながらやっているが、野菜作りは難しいものである。
 
大きくなってきたダイコン ブロッコリーもすっかり成長 ミズナも大きく成長 レタスの巻き始め 順調に成長するハクサイ


9月(後半)の作業内容:

後半はいよいよ秋野菜の本格的な植え付けである。
今年も例年と同じような野菜の種を蒔き、順調に発芽している。全国的な冷夏で夏野菜の生育が悪いと言われていたが、我が家ではなんとか例年通りの作柄で経過した。
秋野菜も順調に生育することを祈りながら移植していった。
ミズナ、レタス、サニーレタス、シュンキク、タマネギ、ホウレンソウなどを移植および種まきを行った。
後半少し遅れて、コマツナ、チンゲンサイの播種を引き続き行った。
ブロッコリーは間に合わなかったので、近所のホームセンターで苗を4本購入(@48円)。
タマネギは白、赤2種類の種を蒔いたのだが、蒔いた翌日の雨(2日間続く)で種腐りが心配であったが、案の定、白のみが発芽し、赤は一本も出なかった。少し掘り起こしてみると、種はふやけて腐りかけていた。残念!。
急遽蒔きなおし。赤タマネギは作る数が少ないので最悪購入することにして、とりあえず種まきをしておいた。

雨が降ると葉ものは土の跳ね返りで葉っぱが汚れるので、わらを切って小さくしたものを敷き詰め防ぐことにした。放置しておくと病気が発生する確立が非常に高い。

ハクサイの覆いを取り除きたいがまだ蝶々がとんでいるので10月までおいておくことにした。ずいぶん大きくなって覆いよりはみ出している葉っぱもある。また、害虫予防に家庭菜園の本で紹介されていた「ストチュウ」なるものをつくり、5日に一回程度散布して防病害虫対策としている。

「ストチュウ」の作り方
準備するもの:乙種焼酎(25度)、米酢、木酢
作り方:    この3種類を同量混ぜ合わせ原液を作る。
散布:     200倍から500倍に薄めて霧吹きで葉の裏面に散布する。
効果      病害虫予防(匂いで害虫が近寄るのを防ぐ)
         生育補助(この中に硫安や尿素など2000倍程度にうすめたものをいれて散布する)
         薬品と違って劇的な効果は少ないが無農薬で作れる

10月になると、ニンジンの追加播種(年明けに収穫用)、ホウレンソウの2回目播種、コマツナ、チンゲンサイの移植等忙しくなりそうである。
なお、サツマイモは大きいものを手で探りながら収穫し、順次食卓に上げている。一度に収穫しても保存が難しく、それならばと大きいものから食べていこうと考えたのである。
 
大きくなってきたダイコン ブロッコリーの植え付け ミズナの植え付け レタスの植え付け 発芽したタマネギ苗


9月(前半)の作業内容:

8月は収穫のみであまり作業がなかったのでお休みである。トマト、ミニトマト、キュウリ、ナスなど今年は雨が多かったせいか我が家では豊作であった。

9月に入り、秋野菜の準備を始めた。
今年も例年通りの内容である。ダイコンX3種(おろし、YKくらま、耐病総太り)、聖護院カブ、白菜X2種(60日、110日白菜)、九条ネギの播種と植え付けである。
今年は夏の前半は雨が多く、後半は2回ほどの降雨量であった。毎年潅水用の水の確保が大変であったが、今年は溜め水で十分であった。しかし、9月に入り、真夏かと思うような日が続き、種まきも遅れ遅れになっていたが、突然のの雨で各菜園仲間も一斉に種を蒔いている。専門の百姓さんに聞くと、この地区では彼岸までに播種を終えるのがベストとのことであるが、今年は少し遅れてもよさそうである。
我が家でも早速、予定している種を蒔き、寒冷紗をかけておいたが、3〜4日で発芽し、トンネルに変更した次第である。
お盆過ぎに定植したネギは雨が降ると見る見る成長する。すでに一部は収穫できそうな勢いである。
ナスは8月中旬より害虫「てんとう虫だまし」の幼虫が大量に発生し、丸坊主にされ早めに剪定しておいたので早くから新芽が出始め、収穫が始まっている。今の時期は野菜がだんだん高くなるので助かっている。
毎年、タマネギの苗を作っているのだが、昨年は9月9日に播種しているが、季節が半月ほど遅れているようなので、今年は20日ごろ播種しようと思っている。早すぎると収穫時にネギ坊主が発生しやすいようである。(昨年は約1割の本数がネギ坊主ができた)

秋野菜は始まったところ。これからの生育が楽しみである。
 
発芽した聖護院カブ 発芽したダイコン 発芽した白菜 収穫が始まった秋ナス 生育した九条ネギ


7月(後半)の作業内容:

いよいよ梅雨明けである。この地域の梅雨時期の降雨量は平年の90%くらいだったらしい。毎日のように雨ばっかりだったが、量は少ないらしい。今年も上水道の取水制限が発令されるのであろうか。

日照不足で、近所のスーパーでは野菜の価格がちょっと高めである。しかし、我が家の野菜の生育は順調である。ナス、キュウリ、トマト、シシトウ、ピーマン、トウモロコシなど毎日収穫しているので、冷蔵庫の野菜室はこれらで満タンである。

キュウリ、ナス、ピーマンやシシトウに後半追肥を行った。化成肥料と配合有機肥料を混ぜて、畝の裾に施した。これでこの夏は乗り切れるであろう。
7月26日に家庭菜園一帯に野菜泥棒が発生した。例年なく被害が大きい。今までは盗られても1〜2軒であったが、今回は軒並みやられたいる。

O氏:キャベツ、トウモロコシ、キュウリなど
S氏:キュウリ、トウモロコシなど
M氏:メロン、トマト、夏ダイコンなど
Y氏:トマト、キャベツ、ピーマンなど
MA氏:ニンジン、そうめん瓜、キュウリなど
YA氏:サツマイモを掘り起こされるなど

一晩でこれだけの被害が出た。犯人は一人だけとは思われない。何人かが数回運んで盗んでいったようだ。キュウリなどたくさん実のなるものはまだ取れるが、トウモロコシなどは1本の木にひとつの実しかできないので、今までの苦労が水の泡である。
これも野菜が高い所為か?平気で人のものを盗む。自分だけよければいい。こういった人が出てくるのも世の中がすさんいる証ではないだろうか。今までは防鳥ネットでカラスの被害を防いできたが、頭の黒い(ハゲた?)カラスには手のうちようがない。犯人が自覚をもって止めてくれることを願うだけである。
 
2回目キュウリが収穫の時期 黄色ピーマンも最初は緑色 初収穫のゴーヤ 夏ダイコンが大きくなった ある日の収穫


7月(前半)の作業内容:

もうすぐ梅雨明けである。これまではそこそこの雨が降り、畑は常に濡れた状態で潅水の心配はなかったがこれからは水の確保が大変である。
2回目に植えたキュウリは地這キュウリであったが、支柱をするかどうか悩んだ末、親蔓と子蔓は支柱に上らすことにして孫蔓はそのまま放置しておくことにした。キュウリの性質上、上に向かって伸びるとおもわれるのでこれで大丈夫だろう。
今年初めて作ったゴーヤ(にが瓜)が実をつけ始めた。しかし、収穫時期がよくわからない。今年は失敗しながら収穫時期を探っていこうと思う。
タマネギの収穫前に株間に植えたトウモロコシも、実をつけ、なんとか物になりそうである。しかし、雨が多かったので受粉ができないと思ったので、晴れ間を狙い、雄花を切り取り雌しべにつけてやった。これで何とか全体に実がつくであろう。
今年初めて黄色のピーマンを植えてみたが、最初から黄色の実がつくと勘違いしていた。最初は普通のピーマンのように緑色であるが、ある時期を経過すると黄色に熟れてくるようだ。不思議なものである。
 
大きくなった2回目キュウリ もうすぐ収穫のトウモロコシ 収穫間近の栗カボチャ 今年初めて植えたゴーヤ 成長したシシトウ

自治会夏祭りの子供神輿づくり:

7月19日に自治会での夏祭りが実施された。
それに先立ち、子供会より昨年の神輿は重すぎて子供が担ぐには負担が大きすぎる。何とかしたい。と要望があった。そこで有志により作ろうということになった。
ボランティアとしてかりだされ参画した。絵心のある有志が模型をダンボールなどで作り、修正を加えて原寸大の寸法を割り出し作ることになった。
材料はベニヤ板中心で、少量のものは100均ランドで入手した。最近の100均ランドは何でも手に入る。これも100円!という調子である。
毎週、火、木、土の午後を製作日として材料の切断、塗装、組み立てを行った。途中、氏神さんの宮司さんにも参画してもらいできるだけ神輿の様式を踏襲した内容をアドバイスしてもらい、無事夏祭り当日には完成したのである。
祭り当日は役員、子供らが参加して安全祈願を行い、子供らによる巡行が行われた。
子供らの喜ぶ顔、父兄らのねぎらいに言葉、など苦労が吹っ飛ぶ思いがした

 
子供みこしの最終仕上げ風景 私の担当した屋根と鳳凰 祭り当日会場でお披露目 祭り当日の安全祈願 子供らによるみこし巡行


6月(後半)の作業内容:

6月後半から夏野菜の収穫が始まった。キュウリ、トマト、ナス、インゲン、ニンジンなどである。(写真参照)
月始めに定植したサツマイモも根がつき成長し始めた。第2回目キュウリも本葉がでてきたので、予定通りエンドウの跡地に定植した。このキュウリの種は100円ショップで2袋100円で買ってきたものである。この1袋に32粒の種が入っていた。これから7〜8本とるだけであるから十分である。発芽するか心配したが、大きく育っている。これからは100円ショップで買おう。
ナスの木が何かおかしい。葉が枯れかかっている。ある朝畑に行くと、ナスの1本の葉がしおれている。仕方なくまだ早すぎるが、秋ナス用に剪定した。新芽がでればなんとかなる。
梅雨のあいだ、写真位の収穫が毎日ある。特にキュウリの多さには困ったものだ。一日採るのを怠ると瓜みたいに大きくなりすぎる。キュウリやナスの漬物が冷蔵庫に一杯入っているので、キュウちゃん漬けをつくってみた。このキュウちゃん漬けは成功で、カリカリとしていて酒のつまみとして最適である。

キュウちゃん漬けレシピ ←ココをクリックして下さい。

これからは暑くなるが、畑に行って喉が渇いたらトマトにかぶりつく。これが最大の楽しみでもある。スーパーで買ってきたものではこうはいかない。これも家庭菜園を始めた要因のひとつでもある。
今畑に育っている野菜:トマト、ミニトマト、ナス、キュウリ、インゲン、サツマイモ、トウモロコシ、ニンジン、インゲン豆、サニーレタス、ゴーヤ(ニガウリ)、アオジソ、ツルムラサキ、シシトウ、ピーマン、クワイなどである。
 
成長し始めたサツマイモ 定植した2回目キュウリ 色づいてきたミニトマト 熟したトマト(桃太郎) ある朝の収穫


6月(前半)の作業内容:

春野菜の収穫も終了し、畑全体が夏野菜一色となった。
キュウリも大きく成長し、花がたくさんついている。軸の先にすぐ花がつくのが雄花で、小さいながらキュウリの形をした上に花をつけるのが雌花である。瓜科植物の特徴である。
トマトも順調に生育し、3段目まで小さな実をつけるまでなっている。5段目まで実がつくと芯を止め、実を大きくする必要がある。ミニトマトはすでに一部赤くなっている実もある。
カボチャは近所の菜園仲間から栗カボチャの苗をもらい、畑の隅の適当な場所に植えておいたが、実がついてきた。
これからは毎日収穫しないと、大きくなりすぎて商品価値(?)が下がる。特にキュウリは早め々々の収穫が大事である。
キュウリの収穫時期は7月一杯で終るので、新たにビニールポットに播種し、次の苗の準備をしている。すでに発芽し、双葉が大きくなってきたので、まもなく定植できるであろう。エンドウの跡地があいているのでそこに定植する予定である。
我が家では6月8日にサツマイモの苗を定植したが、同じ日に定植した近所の菜園仲間の苗が盗まれるという事件があった。
3軒分約100本の苗が盗まれた。こんなに盗んでどこに植えるのだろう。我が家でも今年は30本植えただけである。
菜園仲間と「こんなに盗んでどうするのだろう。タマネギはどこかに干しておけば年末まで利用できるが、サツマイモの苗は定植しないと役に立たない。」など話をしたが、犯人は見つかっていない。困ったものである。
 
収穫間際のキュウリ 発芽した2回目キュウリ ナスももうすぐ収穫 カボチャも成長 たわわに実ったいトマト


5月(後半)の作業内容:

エンドウの収穫が始まった。前半はスナックエンドウ、後半は実取りのエンドウである。早速、ご飯を炊くときエンドウ豆を入れて炊いたが、これがまた美味い。最高である。
夏野菜は急ピッチで大きくなってきた。すでにキュウリは1本だけだが収穫できそうである。
なす、トマト、ピーマンは花がたくさん付き、最初の開花分はすでに実がついて大きくなりかけてきた。
ピーマンとシシトウにアブラムシが発生し、萎縮病の症状が出ているので、ストチュウ(焼酎、米酢、木酢を1対1で混ぜ合わせ、400倍程度の溶液を作ったもの)を5日おきに散布し、アブラムシ対策を施した。後半は成長点が正常の状態に戻り、ホッとしたミニお百姓であった。?
また、第2次のホウレンソウの収穫が終ったので、再度は播種し、3回目にチャレンジである。気温が高すぎて難しいかもしれない。
タマネギも葉がすべて倒れ、収穫時期がきている。近所の菜園仲間のタマネギが今年も盗まれた。しかも90本である。菜園仲間の話ではおそらく昨年盗んだ人(家族?)と同じであろうという結論になった。困ったものである。
この話が伝わると、他の仲間も早速収穫を始めた。我が家でも盗まれる前に収穫をした。昨年、苗をつくるときに、とう立ちが遅い品種を求めて播種し苗を作ったが今年のタマネギの不作と相もって、管理を例年通りやったのだが、どうも違ったらしい。成長が止まったのか、この品種の特徴かあまり大きくならなかった。失敗である。今年は例年作っている「OK黄」という品種に戻そう。
 
収穫したエンドウ ぐんぐん成長するキューリ 元気のいいナス 大きくなったピーマン 生育著しいトマト


5月(前半)の作業内容:

早や5月。ゴールデンウイーク真っ只中である。
百姓にはGWは関係なし(?)であるが、夏野菜は順調に生育中である。中旬にはエンドウが収穫できる。
さやエンドウは中旬以降になりそうだが、スナックエンドウは明日にでも収穫できそうである。
家の庭に植えてあるサクランボが熟してきた。山形などの佐藤錦やナポレオンには太刀打ちできないが、今年もサクランボが味わえる。まさに今までの苦労がぶっ飛ぶ瞬間である。
ジャガイモを2種(男爵、メイクイーン)を植えているが花がつき始めた。長い間ジャガイモを作っているが、この花の処理をどうしたらいいのかいまだにわからない。花は摘んだほうがいいという人や産地の北海道では花を摘んでいるのを見たことがないとか、諸説入り乱れて解決できずである。今年は男爵の花は摘んで、メイクイーンはそのままにしておいた。どちらの収穫が多いだろう。楽しみである。
我が家ではすでに終っているが、隣の菜園仲間の家では娘夫婦が手伝ってキュウリの支柱を立てていた。この支柱の作り方も各家庭の特徴がでて面白い。ネットで作る家、支柱をたくさん立ててキューリを結び付け入る家などである。
5月前半で春野菜の収穫が大体完了した。いよいよ本格的な夏野菜のシーズン到来である。
 
収穫時期を迎えたエンドウ ジャガイモの花 すっかり熟したサクランボ 成長の早いキューリ 菜園仲間!家族総出で



4月(前半)の作業内容:

4月といえ、早や夏の天候続きである。
2月末に播種した野菜もこの暖かさでぐんぐん大きくなってきた。しかし、当初の予定に反して、収穫時期が遅れそうである。これは3月中旬からの天候不順の影響が大きかったようである。
コマツナなどは十分生育しきらずに花が咲く状態で、それでも我が家ではコマツナには寒冷紗をかけて陽を遮っておいたので、菜園仲間のコマツナより花が咲くのが遅くなり、若干の収穫はできそうである。
エンドウもすでに花盛りで収穫が期待できる。すでに結実している枝もある。計画より狂ってきたのがエンドウの背丈である。エンドウの種類としては普通のエンドウ(実を食べるもの)とスナックエンドウ(鞘ごと食べるもの)の2種類を作っているが、予定ではスナックエンドウの背丈はそんなに大きくならず、支柱も小型で済むつもりであったが、意に反して普通のエンドウと同じ背丈になり、急遽支柱をの追加が必要だったことである。
近所の専門のお百姓に話によると、タマネギが例年より不作とのこと。我が家のタマネギも生育が遅い。保管が長期間できる品種に代えたためそんな性質を持っているのかなぁとばかり思っていたが、そうではなさそうである。素人百姓にはこの見極めが難しい。自家用なのでどんな形であれ大きさもまちまちであれ、収穫できればよしとしよう。
 
花がついてきたエンドウ エンドウの花 ダイコンが太くなってきた 食べごろのホウレンソウ ジャガイモも大きく生育

4月(後半)の作業内容:

いよいよ夏野菜の植え付けの時期である。
ホームセンターや種苗店にはいろんな野菜の苗が並んでいる。近状のホームセンターにも4月初旬から販売が始まった。まだ時期が早いと思われるが、たくさんの人が買っている。さすがに苗はどれも小ぶりである。
我が家では4月30日に毎年購入するM種苗店で購入、定植した。今年の苗は少し高い。
トマト(桃太郎X5本、サターンX5本)、ミニトマト(ココX3本)、ナス(長ナスX2本、千両二号X6本)、シシトウ(伏見甘トウX2本)、ピーマン(4本)、キュウリ(北進X4本、夏
すずみX4)、ゴーヤ(3本)を植え付けする。
その他、ツルムラサキ、インゲン豆、カボチャ、オクラ、モロヘイヤなど自家製の苗を定植したものもある。
当初の予定ではスイカを作る予定であったが、昨年の失敗もあり、また、畝が不足してきたのでやむ得ず中止である。
今年はこの夏野菜の畝は黒ビニールマルチで覆い、水の蒸発を防ぐとともに雑草が生えるのを防ぐことにした。ちょうど3日ほど前に雨が降り、適度な湿気を含んでいるので、大急ぎでマルティングを施した。これでしばらくは潅水しなくても大丈夫である。
トマト(桃太郎) ナス(千両二号) キューリ(北進) 伏見甘シシトウ ツルムラサキの発芽


3月の作業内容:

3月に入り、日中はずいぶん暖かくなってきた。庭のサクランボの花も満開である。
2月までは生育が悪かった各野菜も一斉に大きくなってきた。特に葉っぱもの(ダイコン、サニーレタス、コマツナなど)はトウ立ちが早く、すでに花の咲いているものもある。葱もネギ坊主が出てきている。
これらを食べられそうなものを収穫し、ダイコンの花芽はおしたしにして食べた。結構いけるようである。
月始には次の収穫に向けて、新しい種を蒔いた。
コマツナ、ほうれん草、ニンジン、春ダイコン、シュンキクなどである。特にほうれん草はよく食べるので1畝の半分だけ播種し、幾分成長したころ残り半分に播種することにした。これにより適当な大きさのものが連続して収穫できることになる。
2月末に植えつけたジャガイモが発芽してきた。植え付けの時の穴の深さ、上にかぶせる土の量、種芋の大きさなどにより一斉発芽とはいかないようである。
後半はずいぶん暖かくなり、ビニールの覆いでは暑くなりすぎるので、本当はすべて取り外したいのであるが、鳥の被害が多いので寒冷紗をかけて鳥害、遅霜の防止をしたのである。
4月に入ると夏野菜の準備もやらなければならない。
 
発芽した春ダイコン 発芽したホウレンソウ 大きくなってきたエンドウ 発芽したコマツナ 発芽したニンジン

先月の菜園日記の中で説明した菜園雑誌「菜園万歳」(新文化社発行@762(税別))が発売になった。その中で2月の写真で紹介した「プロの撮ったニンジン」がその表紙を飾った。菜園をやっていてよかったと思った瞬間である。
中の記事はカラーで6ページにわたり紹介していただいた。また、管理表を作成して連作など防止しているが、管理表の参考として採用され菜園雑誌のプロの目にもgoodと映ったらしい。
ジャガイモの発芽 発芽までのビニールテント 庭に咲いたサクランボの花 「菜園万歳」の表紙 我が菜園の記事



2月の作業内容:

今月から春野菜の準備である。しかし、まだまだ寒い。
昨年秋にまいたホウレンソウの収穫が終わったので、まず堆肥を入れて耕しておいた。もう少し暖かくなってホウレンソウを再度播種する予定である。
ダイコンの跡地も耕し、堆肥を入れ今年はここにジャガイモを植えることにした。
早速、近所のホームセンターでダンシャク、メイクイーンの種芋をそれぞれ1kg購入してきた。1kgで大体10個程度あるのでこれを半分に切って植えると40株取れることになる。
すこし幅広の畝なので3列それぞれ12〜3株植えることになる。まだ寒いのでビニールで覆い保温対策を施しておいた。

近所の畑でタマネギがカラスにいたずらされて食いちぎられていた。我が家の畑はひと通りの多い場所にあるので、カラスの被害は比較的少ない。冬場は餌が少ないので匂いのきついタマネギでも食べられるか試しているのであろう。一本だけで止めてくれればいいものを!。
 
カラスに荒らされたタマネギ 我が家のタマネギ 大きくなってきたエンドウ 寒冷紗で防寒対策 新文化社の家庭菜園誌

2月7日、前々からの約束の家庭菜園誌のK編集長が取材にこられた。4月創刊の菜園誌「菜園万歳」の取材である。
畑全体は一番野菜の少ない時期であるが、個々の野菜の写真をとるので心配ないそうである。
12時前から始まった写真撮影も延々3時間に及んだ。やはり雑誌掲載用の写真なので1カット2〜30枚も撮影をするそうである。
やはり、撮影するアングルからしても専門家は違う。さすが!と感心した次第である。
どんな記事になるのか楽しみである。
取材、撮影風景 プロが撮ったニンジン プロが撮ったブロッコリー アマが撮ったニンジン アマが撮ったブロッコリー


1月の作業内容:

新年明けましておめでとうございます。
早や、この「家庭菜園奮戦日記」も5年目に突入しました。この間いろいろな人に指導を受けながら、何とか一人前の百姓(?)として自給自足の野菜収穫(?)が可能となりました。
種屋さん、苗屋さん、肥料屋さん、近所の菜園仲間の皆さん、このHPを読んで下さっている皆さん、本当にありがとうございます。
本年も頑張りますので旧倍にましてご指導、ご鞭撻いただけますようお願い申し上げます。

1月は農作業は殆ど休みである。
ダイコン(盗難をうけたが若干残っている)、カブ、ニンジン、ネギ、ホウレンソウ、ハクサイなど収穫するものは多い。
寒さ対策のためビニールテントで覆っていた、ホウレンソウ、レタスなど湿度が高くなり過ぎて、病気が出そうである。早速、寒冷紗と入れ替え空気の通りをよくした。これで新しい芽(葉)がでてきて、3月には食べ頃になるであろう。
また、正月に田舎から貰ってきた籾殻を焼いて、籾殻焼きを作った。一斗缶で2缶とれ、これからの防寒用に使える。
タマネギが霜のため浮き上がってきたので、早速、畝中に厚くまいて防寒対策を施す。
タマネギの追肥として、12月は油粕を施しておいたので、今月は過燐酸石灰を施肥した。あと1回2月に追肥が必要である。

[
特 報]

なんと我がホームページが東京の雑誌社「
新文化社」のK編集長の目にとまり、春に創刊する「菜園万歳」という家庭菜園雑誌の取材をさせて欲しいとのメールが飛び込んできたのである。全国で数多ある家庭菜園のホームページの中で読んで頂いている出版社の人もいるんだなぁと大感激した次第である。
メールで何回かやり取りし、プロのカメラマンを連れて取材するので天候が一番心配であるとのことだった。
1月はタイミングが合わず、2月初旬の取材になりそうである。(取材完了次第報告、乞う御期待!)

  
収穫したハクサイ 収穫したカブ、見事! 霜の中のホウレンソウ 生育がいいタマネギ 食べ頃のニンジン


1999年家庭菜園作業日誌
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2001年10月〜11月家庭菜園作業日誌
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