装飾ライン

釣行報告

四国支部との合同企画
■ 2000年09月 奥飛騨釣行報告 ■
日 時 2000年09月22日〜24日
メンバー O氏(東京本部)、S氏(東京本部)、四国支部長、関西副支部長、私

2001年度シーズンの最後を飾るべく、東京、四国、関西合同の釣行を、我々のホームフィールドとも言うべき奥飛騨にて行いました。

9月22日 −野生カモシカ−

 朝、裏寒さを感じる甲子園球場前にて昨夜四国からフェリーで神戸に着いた四国支部長と合流。久々の再会を喜びつ車を名神に乗せ、 一路奥飛騨へとアクセルを踏み込んだ。名神、東海北陸道、せせらぎ街道を経て、東京本部との待ち合わせ場所である新平湯温泉の 「うな亭」に12時過ぎに到着した。先に来ていた東京本部の面々とうな丼に舌鼓をうちつつ今回の釣りへの期待に胸を膨らませた。 食事の後、私の今回の目的の一つでもある、O氏の自作バンブーの試し振り、ウェット仕様でつり味抜群の印象。振ってみて即座に気に入り その場で商談成立となった。
 さて昼過ぎからいよいよつり開始。この日は同じ川を5人で交互に先頭を譲りながらつりあがっていった。私のタックルは#4、7Fの ロッドに7Xのリーダーでドライで攻めていった。途中、何度か20センチ程度のイワナ?がドライに反応あったがどうもフッキングには至らなかった 比較的近くで釣りをしていた副支部長も同様の様子で、かなり魚が神経質になってる感じがした。宿の夕食時間が迫ったので渓から上がると、 先の堰堤前になんとカモシカ。初めて見ました。四国支部長ががんばってデジカメに納めてくれました。画像は四国支部HPご参照のこと。  夕食後は酒飲みながら、O氏に依頼するバンブーの詳細仕様検討。グリップ形状、リールシート、スレッドなどを、出来上がりを頭に浮かべて あーでもない、こーでもない。と想像するのはなかなか楽しいもの。この日四国支部長、関西副支部長もロッド購入の商談成立したようだった。

9月23日 −尺イワナ−

この日は長野方面組と富山組に分かれての行動。富山組は会長、関西副支部長、私の3人で我々は長野組を見送りゆっくり朝風呂を 楽しんだ後、9時半ごろに出発した。この日も天気良好。富山からは剣立山連峰がくっきり見えたのが印象的であった。富山から北陸道を 使って魚津へ魚津駅前で昼食をとり、金太郎温泉へ。この温泉私が金沢在住のころ足繁く通った温泉で、その効能は折り紙付き、今回は 飲用で痛風にも効果あるとのことで、やや多めに飲んだ。3名露天で秋のさわやかな日にあたりゆっくりした後、いよいよ釣り開始。 予定では温泉同様、私が金沢在住時にいい思いをした早月川のポイントへ行く予定であったが、途中の渋滞を考慮して、今回は断念し 奥飛騨へと帰り、付近の川で釣りを始めることとした。17:00ごろ奥飛騨に帰ってきて会長が数年前に見つけたポイントで釣りを開始。 会長は我々にポイントを2,3説明したあと、そのまま徒歩で宿へと向かって行き、副支部長と私の2人で渓流へと降り立った。 まず、私が会長が指示したポイントへ、副支部長はそこからやや上流で釣り。川の状態はやや増水気味で虫も飛んでおり条件的には 良好。昨日同様#4、7Fで攻めた。すると3投目に20センチ前後のイワナをゲット。引き続き投入すると何度かフライに反応するもフッキング には至らず。それでも希望の持てるポイントのため上流で釣っていた副支部長を呼びよせ、副支部長がトライ。わたしはやや離れた場所で 釣りを再開。しばらくしてふと、副支部長に目をやると、そのバンブーが大きな弧を描いているではないか!私も初めは根掛かり?と思って いたが、副支部長の真剣な目の色に全てを察知し、副支部長の元へ。足元に引き寄せられたそれはまさしく尺イワナ。副支部長会心の 大物ゲット。しばし副支部長興奮。さすがにバンブーしかもO氏のハンドメイドの逸品、細いリーダーでのやりとりも十分堪能したようだ。

9月24日 −帰路へ−

 いよいよ楽しかった合同釣行も終わり、東京組と関西四国組に分かれて帰路へ。我々関西組は途中高山の付近で一度釣りを試みるも 土砂濁りのため早々に断念し、高山中華ソバと明宝温泉でしばし寄り道して大阪へ。さすがに3連休の最後ということもあって名神が渋滞、 それもカーラジオから流れる近鉄の劇的な逆転劇に、ほとんど苦にならず19時過ぎに帰ってきた。  市内の焼肉屋で四国支部長、関西副支部長、私の3人で夕食を共にし、四国支部長を駅まで見送り11月の合同練習会での開会を 期して別れたのであった。