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釣行報告

四国支部との合同企画
■ 2002年09月 北アルプス源流釣行(四国支部合同釣行) ■
日 時 2002年09月14日(土)〜16日(祝) 場 所 富山県北アルプス山岳渓流
メンバー 四国支部長、私 計2人


























9月13日深夜四国からフェリーで渡ってきた四国支部長と大阪で合流し、夜の北陸道をひた走り、 7:15に車を置いてひたすら渓流を登って行った。前回(2年前)はウェダーを履いての上りでえらくしんどかったため、 今回はジャージにスパッツの軽装、それが良かったのか、それとも気温が低かったためか?ともかく比較的快調に進む。 テント適地に10:30着。さっそくテント設営、お互い慣れているためテキパキと事は運び11:30につりを始めた。 歩き始めるとあちこちで魚が、「これは先行者いませんね。最高のパターンですね。」とお互いニンマリし、予定の釣り場より手前 からつりを開始。今日は、14時以降に25センチ以上釣れたら、キープして骨酒にしよう。とお互いの取り決め。しかしつり始めて からお互い入れ食い状態。四国支部長はOMOTEバンブーをいい形でしならせていた。私はSCOTTのグラスに6xリーダにフライはエルク ヘアーとイワイイワナを交互に利用。いづれのパターンもすこぶるいい反応。


さて14時が過ぎいよいよキープする時間帯に入ったが、相変わらずのヒットであるがセンチ足らずでいづれもリリース。 今夜は骨酒あきらめようと思ったら、とうとう良型が出ました。その後にキープするための荘厳な儀式、、、。イワナの頭 を叩くときなぜか厳粛な気持ちと自然への感謝に近い思いが心にわきあがる。真剣に自然に向き合うホンモノノ気持ちが無 いためのうすぺっらなC&Rの考えが一遍に吹き飛んでしまった。 15時に釣りを終えて、テントサイトへ。17時に テントサイトに戻り、四国支部長がパスタを料理。これがにんにくが利いてて上手い。食事の後は骨酒、お互いイワナに感謝 し香ばしいその酒を飲み干したのであった。さすがに、徹夜で運転しての釣行、すぐに睡魔が遅い20時には就寝した。その ころより、心配していた雨が激しく降り始め、あすの川の状態が気になってシュラフの奥に身を横たえたのであった。


翌朝の川の状態は20センチほど増水しているがひどいニゴリは入っておらず、むしろ大物ゲットの好条件がそろった感じ、 しかも雨も上がっており、2人は勇躍して釣り場へと向かった8:30であった。さすがに予想通り20センチから25 センチを中心に昨日同様にヒット。昼食(レトルト釜飯をあらかじめボイルしたもの、おにぎり感覚で昼食には便利!)を 取るころは一部に青空も、、、ますますさらに大物求めて上流へと登って行った。このころになるとお互い尺クラスを念頭に、 普通のポイントをやり過ごし、大物が居そうなポイントのみを重点的に釣る。さすがに四国支部長も尺クラスを数本上げ、私も 負けじと、今夜のイワナの甘露煮の該当者(28センチ?)をゲットした。ポイントを絞って釣りあがったため早くに魚止めま で来たようで13:30に釣りを終えてテント場へと向かった。この日の夕食ははイワナの寒露煮、これをご飯に掛けて食べると、 うな丼真っ青の風味であった。この日も夜から雨が降り始め、明日帰る日、増水しないことを祈って消灯した。


朝、気になる川の状態であるが、ほとんど増水は無くお互い安堵。朝食を取ってすばやくテントを撤収し、 7:30には下流に向かって歩き始めた。歩き始めると小雨はいつの間にか止んでいた、それでも岩はぬれて おり非常に滑りやすい状態、神経の使う歩きであった。何度か岩に滑りつつも怪我無く9:30に車に到着。 川へ一礼し帰路に向かった。