6月7日 −うつくしまふくしま−
前日金曜日同僚の飲みの誘いも背中で振りきり最終「のぞみ」で東京へと向い、翌0時20分東京の面々と新宿にて合流したのであった。
そのままO氏の車に乗りいよいよ福島への道中の始まりであった。車中私は起きたり寝たりを繰り返しながら4時半ごろまず第一のポイントへ
と到着した。左右がやや開けた渓に朝もやが静かに立ちこみ、鳥のさえずりが得もいえぬ朝のすがすがしい雰囲気を演出していた。
このシチュエーションで、さすがの会長もウエダーを履きベストに袖を通したのであった。であったが肝心の釣果は小物山女がかかるだけ、
ま貧価であったがまずは満足。次に移動して渓流を変えて最トライ。つりを始めて約30分後、私のライトケヒルに両型のヤマメがヒット。
久々に山女魚の尊顔を拝することができたのであった。
日が昇って来るにつれてさすがに暑くなり、虫の声も大きくなり、夏に向けて自然のエネルギーば満ちてきているのを感じる。
昼は鷲倉温泉へ向けて走る。磐梯山に抱かれ、広々とした田園風景が美しくかつ日本の田舎の原風景を見た雰囲気。
13時半に到着。しばし昼寝の後、会長を残し3名が再び渓へと向かう。今度の渓は、山岳渓流を思わせる岩の段差と左右から伸びる木の枝。
いかにも、の渓流であり、スピナーも飛びまくり、これは大物ライズの期待、、、。ところが意に反して魚の気配なし。
先行者の影響によるものと結論付けをし、宿へと戻った。すぐさま温泉で汗を流し、そうそうここの温泉は鉱泉系と硫黄系の2種の温泉が
ありいづれも効能抜群、ビールで乾杯。寝る前にも夜の露天を楽しみ、ここちよく眠りについた。
6月8日 −大宮で散財して帰路へ−
この日は10時にチェックアウトをし、釣りをせずひたすら東京へと向かった。昼過ぎに大宮のフライショップY見屋に立ち寄る。
ここは総じて安いので、この際とばかりに私は、リールにハックルそれからリーダーとフックの買いだめをしたのであった。
この大宮で東京のメンバーと別れた私は夕刻の「のぞみ」で帰路に着いた。
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