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釣行報告

関西支部単独企画
■ 2009年05月 奥飛騨釣行 ■
日 時 2009年05月30日(土)〜31日(日) 場 所 新穂高温泉
メンバー 東京:会長、丑寅  関西:副支部長、私
渓流沿いの藤

渓流沿いの藤

ラベル裏のやまめが粋な王禄の渓

ラベル裏のやまめが粋な王禄の渓

せせらぎ街道での日本カモシカ

せせらぎ街道での日本カモシカ

関西支部は高速千円で予想される渋滞を避けるため、いつもより1時間早く5時に出発した。その甲斐あってほとんど渋滞することなしに名神、東海北陸と乗継ぎ郡上八幡ICで降りた。料金は普段は5800円のところ1600円だった。

ここからお決まりのせせらぎ街道を走るのであるが、ここまで渋滞なく時間的余裕ができたので、せせらぎ街道沿いのスノマタ付近の渓流で少し竿を出すことにした。時刻は1000、天候は曇り、気温18℃、川の様子は渇水気味で水温は12℃であった。
私は4#、7.2Fのバンブーで、ドライを流してウォーミングアップ。魚の反応は皆無といったところ、フライもエルクヘアーからメイフライ、最後にはアントまで出したが、結果は出ず。私よりやや下流に入渓した副支部長も同様であり、早々に渓より上がり、東京組との待ち合わせ場所へ車を走らせることとした。

1200新平湯の「うな亭」に到着。20分遅れで東京組も到着して合流。うな丼と肝吸いを堪能したあと、新穂高の宝山荘別館にチェックイン。 このころから雨が激しく降り出し、北アルプスを背後に控えた蒲田川は急な増水の懸念。ただせっかく来たので、すこし釣りを、とバブウァーのオイルジャケットに身を包み川へと降り立った。
時刻は1400、水量は多いものの濁りはなく、水温10℃。ウェットにはむしろ好適な状況と思われた。このときのタックルは、6#、9.8Fのロッドにシンクティップのライン、さらにドロッパーもフックの大きいサイズを付けて、なるだけ沈めることを心がけた。その甲斐あってか、落ち込みの泡の下で、大きな当たりがあった。

釣りを終えて露天風呂で汗を流して夕食。夕食後は部屋で、東京組の御用達の酒屋、新島島の深澤酒店で仕入れた「王禄の渓」を堪能。これはラベルの裏にヤマメが描かれた粋な酒。川音と雨音のBGMで心地よく酔境へと漂っていった。

翌朝の雨、しかも川はさらに増水し、濁りも入っているため釣りを断念し、東京組と分かれて帰路へと向かった。せせらぎ街道で昨日と同じポイントで竿を出すが、昨日同様渋い状態。休憩に寄ろうとした「楓」が休みのため、その先にあるログハウスの喫茶店「でこ」に休憩。 ここのマスター曰く、釣り人が金曜日に入れ替わり立ち替わり川に入っているとのこと。さすがに魚の出が渋いわけである。往路同様に郡上八幡ICで高速に乗り、1730大阪へと帰りついた。