家庭菜園作業日誌
2007年! 家庭菜園も円熟味をまし、ますます絶好調!
11月の作業内容: 最近は暖かすぎて、どうも作付けの実感がわいてこない。 まだ、ピーマンやシシトウなどが収穫できるし、たまねぎの種をまく時期も逸してしまった。 まずは、タマネギ植え付け予定の畝にある、サツマイモの収穫である。今年は雨がほとんど降らなかったので、小さなサツマイモしかできないと、あきらめていたが、なんと、意に反して大きいものが多かった。 ダイコンやカブも順調に生育している。しかし、今年は害虫が多い年である。ダイコン、カブ、ハクサイなどほとんどの野菜の葉に穴が開いている。 葉も食べたいので、農薬は控えたい。しかたなく、手で害虫を駆除していった。 タマネギは、例年種をまいて、苗作りをするのであるが、暖かすぎて、蒔くのを忘れた。仕方なく、種苗店で苗を買ってきた。貰った苗を含めると、白、赤、早生などあわせて350本ほど植えつけた。 これは、来年まで放っておいていいので、楽である。 これからは鍋の季節。肉だけ買えば間に合いそうなほどうまくいっている。 |
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10月の作業内容: 10月に入り、暑さもずいぶん和らいできたので、秋野菜は日増しに大きくなっている。 ホウレンソウも気温20度以下でないと発芽しないと聞いていたが、先月後半に播種したホウレンソウはアウト。再度、今月になってまき直し、やっと発芽してくれた。今年は例年通りの洋種(例えばオータム種)ではなく、色の濃い日本種(大和系)を作ってみた。収穫時期にはどうなることやら。 桜島ダイコンは2〜3年は作ったものから種取りしていたが、昨年から桜島ダイコンらしからぬ形状(丸く大きくならない、赤くなる)が出てきたので、新しく種子を購入した。しかし、近所の種苗店では売っていないので、インターネットで探し、購入した。桜島ダイコンというと鹿児島から送ってくれるものとばっかり思っていたが、なんと発送は栃木県である。これまた、ビックリ! 100均ランドで、3袋100円で種子を売っていたので、駄目もとでサンチェ(韓国レタス)を植えてみた。なんと、これが大きくなってきた。焼肉に巻いて食べるとおいしいそうである。 |
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9月の作業内容: 暦ではすでに秋。しかし、気温は連日30度超え。どうなっているんだろうか。 しかいし、9月も半ばになると、朝夕は涼しくなってきた。ボツボツダイコンの種まきをしても大丈夫だろう、ということでダイコン類の種まきをした。 青首ダイコン(YKくらま、耐病総太り)、聖護院ダイコン、天王寺カブである。一週間位前に、桜島ダイコンを播種して、すでに本葉が出てきている。 ハクサイ(王将)は、昨年、播種が遅れたので、今年は例年通り早めに播種した。。近所の菜園仲間が早取りのため、少し早く撒いて、すでに間引きをするというので、わたしも早取り用として4本ほど貰った。ビニールマルチを敷いて株間35cm位で穴をあけ、そこに播種した。 ハクサイの発芽は早いが、ダイコン類も2〜3日で発芽する。早いものである。その点、ニンジンやほうれん草は1週間以上かかる。 夏場、枝きりをして新芽をだしたナスが収穫の時期を迎えた。「秋茄子は嫁に食わすな」といわれている秋茄子である。 また、オクラも順調に収穫が続いている。収穫した下の葉を切り取ってやれば、どんどん伸びて、花をつけてくれる。1度にそんな量はいらないので2〜3本あれば、我が家では十分である。 |
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8月の作業内容: やっと夏である。暑い。 今のところ何とかかんがい用の水も足りているが、8月中に水運びが必要であろう。 キュウリがどんどん採れ出した。キュウちゃん漬けの出番である。 どういう訳か、キュウリは1ヶ月が勝負で、すぐ駄目になる。しかし、毎日、3〜4本収穫するので野菜室はキュウリだらけである。 我が家では、10本ほど貯まるとキュウちゃん漬けの開始の合図でもある。白飯によし、お酒に良しである。 8月はとにかく暑いので、農作業は休み、水撒きが仕事になる。野菜もわたしもグッタリ、秋が待ちどうしいこの頃です。 |
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7月前半の作業内容: 先月末、梅雨の晴れ間をぬって、ジャガイモの収穫をした。今年は「キタアカリ」一種類に絞って初めて作付けしたので、大きいのか小さきのかは判らなかった。量的にはそこそこ採れたので、成功であろう。 トウモロコシも雄花が開花し、葉っぱの間からは雌花が顔を出している。一部では大きくなりかけている。 トウモロコシの雌花は、髭状のものが1本一本実に繋がっているそうである。それだから、枯れて茶色になると収穫の時期だそうである。 今年のゴーヤは、苗を買ったのが、一本、種をまいて苗作りをしたのが2本である。本当は10ケほど種を蒔いたのだが、ほとんど発芽しなかった。時期が悪かったのか、種が悪かったのかは不明。しかし、自然に落ちた種は、季節をよく見て発芽してくる。自然の営みは恐ろしい。 |
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6月後半の作業内容: 今年の梅雨は「ない」カラ梅雨だと言っていたのを聞いたことがあるが、雨ばかりである。 灌漑用の風呂桶も満タンであふれ出している。梅雨が明けるとカンカン照りの天候には間違いないので、もったいない話である。 夏野菜は順調に生育している。ナスはそろそろ収穫の時期である。毎朝、2〜3ケのナスを収穫し、昼は焼きナスで昼食である。夜はナス田楽で一杯。贅沢なものである。 ミニトマトが色づいてきた。今年も収穫期は雨の季節で、せっかく完熟させようと収穫を遅らせると、雨で実が割れて台無しである。しかし、炎天下の作業で喉の渇きを癒すにはもってこいである。スーパーで買ったものは、冷蔵庫で冷やしておかないと食べられたものではないが、畑のトマトは生暖かいがいくらでも食べられる。やはり、完熟ミニトマトである。 |
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6月前半の作業内容: 梅雨に入り、俄然、雨が多くなってきました。雨があまり多いと、野菜の病気が出やすくなり困ったものです。 しかし、野菜の生長は早くなり、いわゆる、水太り状態(?)になるのでしょうか。 あまり成長が早いと、キュウリやナスは一時に収穫することになり、家族だけでは食べ切れません。近所に配って食べていただくことになるが、すぐ購入しなければならなくなります。何のために作っているのやら?です。 この時期、各野菜に追肥をしなければなりませんが、長雨で一斉に効き始めるので、肥料過多、肥料中りで枯れることもあり、少々控えています。 また、この時期、雑草がものすごい勢いで蔓延ってきます。肥料もよく効いています。雑草にとってはもってこいの状況です。 |
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5月後半の作業内容: いよいよ、玉葱の収穫である。今年の玉葱は植え付け場所を失敗したらしく、あまり大きくなりませんでした。 冬の時期に、午前中ほとんど日のあたらない畝にしたため、成長が遅れたらしい。それに加えて、ほとんどの苗を仲間からもらったので、品種が統一できなかったことも、原因のようです。来年からはちゃんとした苗を入手しよう。 夏野菜は、確実に成長してきています。トマトは1段目が結実し、さらに成長しています。とにかく、ナス科植物は最初の花が確実に結実するよう、「トマトーン」などのホルモン剤で、確実に結実させることも大切なようです。 しかし、天候不順で雨が少なく、サニーレタスなどは生長が早すぎて、すでに花が咲きそうです。花の咲いたサニーレタスは、硬くて食べられたものではありません。やはり、柔らかい葉が最高です。 |
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5月前半の作業内容: 世の中、ゴールデンウイークと浮かれていますが、EvrySundayの私にとっては、行く所々々車、車でいやになる1週間です。 庭のサクランボも3月の開花以来、大きく育って採りごろである。サクランボは市場では高価なため、我が家の少々小さい実(佐藤錦よりちょっと小ぶり)が近所におすそ分けすると、大変喜ばれています。 キュウリは近所の仲間から苗をもらったのだが、小さかったのでビニールポットで本葉が2〜3枚になるまで育てて、5月に定植しました。 また、トマトも菜園仲間が種から育てた「桃太郎」種をもらったので、これを定植して育てることにしました。 畑ではそのほか、ジャガイモが大きく成長している。手探りで掘ってみると、すでに大きくなって食べられそうなものまであります。 |
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4月後半の作業内容: 今年は、団塊の世代の定年ラッシュ(?)で、市営の家庭菜園も満員のようです。 いつも購入する、近所の種苗店は大盛況で、朝早く行かないと、いい苗にありつけない状況です。 GWには入ると、サラリーマンミニ百姓がたくさん購入に来るので、毎年4月中に購入している。 今年も夏野菜の定番---トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、ゴーヤなどを購入し、近所で貰ったキュウリ、カリフラワー、ブロッコリーなどと一緒に定植しました。 そのほか、種から作ったトウモロコシ、オクラ、ヤーコンなど畑一杯で、これからの世話が大変です。 |
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4月前半の作業内容: これからは、菜園作りが忙しくなるので、月の前半、後半を細かく記すことにした。 この冬、暖かかったので、タマネギのネギ坊主の発生を心配したが、5本程度ですんだ。しかし、よく見るとタマネギではなく、普通の九条ネギのようである。貰った苗に混じっていたのかなぁ。 一冬越した、サニーレタスやうまい菜がぐんぐん大きくなっている。近所のひとにもおすそ分けである。これも、早く収穫しないととう立ちしそうである。 エンドウは、年末、少々遅れて播種したので、小さかったが、ここに来て挽回して、多くの花芽がついてきた。何とかなりそうである。 すでにジャガイモは2〜3箇所から発芽してきている。今年は、2列の畝の内、1列は2本仕立て、他方は1本仕立てで育ててみることにした。 一説では「総重量は変わらない」という説がある。2本仕立てのほうは、子芋の数は多いが、粒が小さい。1本仕立ては、大粒であるが、数が少ない。とのことである。 また、例年、「男爵」と「メイクイーン」の2種類のジャガイモを植えうけるが、今年は、その2つのジャガイモの特徴をそれぞれ持った「キタアカリ」1種類でいく事にした。吉と出るか凶とでるか楽しみである。 気分転換にウォーキングに出かけている、星田妙見宮のサクラ並木も満開で、ご機嫌な家族連れやら若者たちが「酒なくて、なんで己のサクラかな」状態でした。また、我が市で有名な「星のブランコ・・・吊り橋」方面のハイキングの人たちが多くなっています。 |
大きくなったタマネギ | ジャガイモの定植畝 | 最盛期のサニーレタス | 春めく星のブランコ | 妙見さんのサクラ |
3月の作業内容: 家の庭にあるサクランボの花も、早や、満開である。しかし、例年になく早く咲いたので、昆虫が間に合わないのかほとんど飛んでこない。これで、受粉は大丈夫だろうか。少々、不安になる。 3月の半ば、最後の季節外れの雪が降った。積もるほどではなかったが、例年、この時期になると雪が降り、本格的な春の訪れとなるのである。 ホウレンソウも、急激に大きくなり、収穫期を迎えた。早く収穫しないと、とう立ちし、花が咲いてしまう。近所の仲間にもおすそ分けである。 2月に伏せておいたジャガイモが発芽したので、3月初旬、ダイコンが残っていたが、早々に処分し、石灰を入れ、堆肥を入れて深耕しておいた。 後半、この畝に掘り起こしたジャガイモを定植した。 どうもこの時期、季候が不安定である。気温がなかなか一定しないので、野菜作り、種まきも大変である。 |
満開のサクランボの花 | 季節外れの雪化粧 | 行く末を案じるダイコン | 収穫間近いホウレンソウ | 発芽したジャガイモ |
2月の作業内容: 非常に暖かい2月である。例年なら2回や3回は降雪があるのだが、今年は皆無である。スキー場が泣き、ゴルフ場が笑う月でもあった。 菜園では暖かすぎるので、ダイコンやニンジンの芽花の準備が始まっている。そこで芯芽だけを切り取ってやった。それでも発芽が進むなら、葉全体を切り取らなければならないだろう。 あまりにも暖かいので、昨年の余りもののホウレンソウの種を蒔いてみた。ホウレンソウの発芽温度は10度〜20度以上で、駄目もとで上にビニールテントをかぶせ、とりあえずの防寒対策はやった。ホウレンソウは種皮が硬く、発芽しにくいため、水につけて4〜5日冷蔵庫で発芽を促してから播種したものだが、最近ではネーキット種といって、種皮をとったものを売っている。これなら点蒔きも可能である。 また、タマネギが元気である。大きくなりすぎではないだろうか。早く大きくなりすぎて「ネギ坊主」の発生率が多くならないだろうか。いろいろ心配である。 ジャガイモの植え付け時期でもあるが、予定の畝にはまだ野菜が残っているので、空いている畝の端にまとめて伏せておいた。毎年ではあるが、発芽しかかったものを定植すれば、発芽しなかったという心配がなく、収穫量もそんなに変わらないので、こういう方法をとっている。 あとは4月後半での夏野菜の畝の確保である。 |
ダイコンの芯きり | ホウレンソウの播種 | 元気なタマネギ | モクレンの開花 | 満開のユキヤナギ |
1月の作業内容: 非常に暖かい1月である。 おかげでブロッコリーと間違えて貰ってきたキャベツが、ぐんぐんと大きくなってきた。 不思議なことに、菜園を始めてこれが初めて植えるキャベツである。菜園仲間の植えているキャベツを見ると、青虫でボロボロになり、いかに虫が平気な私でも、作る気がしなかったのである。 ブロッコリーと間違えたおかげで、虫取りに勢をだし、丁寧に育てたので初めてにしては大成功であった。 また、大型のハクサイ(王将)の播種が遅れたため、早採りのミニハクサイを作ったのであるが、暖かすぎるため、害虫の巣窟となった。 エンドウは暖冬をみこして、少し遅く播種したので、現在は3cmほどになったばかりである。やっと稲ワラを使って支柱(手)ができた。これで霜や寒さにも耐えられそうである。 ボランティアで「天の川を守る会・竹炭ボランティア」に参加しているのであるが、今年初めての火入れが行われた。 交野市長始め市議会議員の皆様を来賓に招き、初釜火入れ式が行われた。 この竹炭の材料として、里山に蔓延ってきた孟宗竹を切り取り、元の里山に返そうと始められ、切り取られた孟宗竹を利用して「竹炭」をして焼き、出来上がった竹炭は「天の川」の底に沈めて、川の浄化を図ろうとするものである。 |
大きく育ったキャベツ | 収穫時期のミニハクサイ | 大きくなれ!エンドウ | 竹炭初釜 | 中田市長による火入れ式 |
新年を迎えて: 2007年、正月! 家庭菜園を始めて、何回目かの正月である。我が家では、今年いつもと大きく違う正月を迎えた。 と、いうのも、例年は実家で正月を迎えていたが、今年はなんと我が家で迎えることになった。大晦日には、例の国民的歌謡ショーと言われた放送も、我々には理解に苦しむ歌を聞かされ、白々しい中居某の司会にも聞き飽き、他のバラィティーをゆっくり見ることもできた。 元旦の朝、近所の氏神様に初詣に行き、健康と菜園作りを願い、お札を頂いた次第である。 夕方には、実家まで270kmを車で飛ばし、翌2日には、夜も明けきらぬ内に、恒例の岡山の「高松稲荷」へ初詣してきた。いろんな神様にお願いしてきたが、聞き届けてもらえるだろうか。どうしてもお聞き届けいただきたいとお願いして、酒盛りに入った次第である。 |
星田神社へ初詣 | 星田妙見宮へ初詣 | 元旦の我が町の遠景 | 岡山・高松稲荷へ初詣 | 線香の煙に染まる参道 |