家庭菜園作業日誌
2008年! 家庭菜園も円熟味をまし、ますます絶好調!
10月の作業: 秋野菜はどんどん大きくなっている。 問題も発生。あまり暖かいので、害虫の被害が著しい。青虫や夜盗虫である。とりあえず、竹酢液で防虫下が、減らないので、止むを得ずオルトランを上から散布した。どうなることやら。 9月に播種した「タマネギ」が発芽してきた。毎年、ここまではいくのであるが、ここから日を追って少なくなっていくのである。今年は、なんとして苗を取りたいものだ。 ハクサイは種まき時期がちょっと遅れた。85日採りの「王将」で、もう少し早く、タネをまくべきであった。 最近、私が住んでいる団地では、「皇帝ダイア(木立ダリア)」の植え付けが流行っている。 我が家でも、苗(?)、(すなわち、花が散った後、幹を一節ごとに切り、土に埋めて発芽させたもの)を3本貰って庭に植えておいた。 なんと、これが、二階の庇を越えるくらい大きくなった。開花は11月頃らしい。 |
大きくなった桜島大根 | ハクサイらしくなってきた | タマネギが発芽 | もうすぐ収穫のホウレンソウ | 二階まで届く皇帝ダリア |
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9月の作業: 今年はどうも天候不順らしく、タネを蒔く時期に困っている。 早すぎると、害虫の餌となり、遅すぎると成長が悪い。とりあえず、暖かいので通常より約一週間遅らせて、タネを蒔いた。 ダイコンだけでも、青首、聖護院、からみ、桜島の各ダイコンと聖護院カブ、日野菜カブを播種した。桜島ダイコンは少し早いほうがいいので、8月下旬に蒔き、その他ダイコンは9月中旬に播種した。ダイコンや小松菜などは4〜5日で発芽する。また、ダイコンの種が余ったので、空いている場所に筋蒔きし、間引き菜として、利用することにした。 例年、失敗続きのタマネギの苗つくりに、再度チャレンジ。白、赤タマネギのタネを思い切って、一袋すべて播種した。うまくいけば、300本程度の苗が取れる予定である。失敗したら、また、苗を買おう。 我が家では、ダイコンは漬物にしないので、2列の内、1列を一週間遅らせてタネを蒔いてみた。これは来年用にする予定である。 |
桜島大根の発芽 | 茂ってきたサツマイモ | ダイコンの播種 | タマネギ畝の準備 | 大根の発芽 |
8月の作業: 8月前半は、雨が少なく、トマトやゴーヤには最高の気候であった。 しかし、キュウリやナスは水不足でダウン寸前である。風呂桶の水には限度があるので、どうしても潅水が必要な野菜からやるので、サツマイモやネギには気の毒である。 ナスは、病気が出たので、早々と切り詰めて秋茄子を期待することにした。 シシトウも万願寺シシトウや伏見甘トウなどを植えているが、水不足でも結構収穫が出来ている。 後半はうって変わって、雨ばかりである。野菜には恵の雨となったが、ミニトマトや桃太郎などがはじけて割れてしまう。特に裏側がはじけると、発見が遅れて、アリや丸虫がたかって食べ物にならない。特にミニトマトは相当数が駄目になった。 テレビで女優の「高木美保」さん(那須で家庭菜園をやっているそうである)が言っていたが、トマトは必ずビニール等で傘をかけてやらないと、雨に当たって割れてしまうそうである。来年はトライしてみよう。 |
トマトの収穫 | キュウリ、ゴーヤの収穫 | 最後のトウモロコシ | シシトウ | オクラの実 |
7月の作業: 今年の梅雨は空梅雨のようである 雨の少ない時期は、我々のような近所に溝川がないミニ百姓は大変である。我が家では、古い風呂桶をもらってきて、それに水をためているのであるが、夏野菜の時期、種の播種時期などは大変である。家から水道水を持っていく人もいるのだが、市水は、畑にまいた水プラス下水道代も付加されるので、非常にもったいない。幸い、我が家では近所に真夏でも枯れない溝川が流れているので、ポリタンクに入れて、車で運べるから安くついている。しかし、この水を運んだあとは、肩や腰が痛く、何回も運べないのが欠点である。 月の後半は、今年はなぜか、ミニトマトとキュウリが豊作であるので、毎日の食卓に乗っている。 トマトも一日1〜2コの収穫ペースになっている。 最盛期になると反省することがある。子どもも独立し、夫婦だけになると作る野菜の本数より、種類が大事といつも思うのだが、ついつい余分に作ってしまう。今年もキュウリを10本も植えて、処理に困っている。 今年初めて、ナスが病気になった。調べてみると、「半身萎ちょう病」という病気らしい。ナスの葉が片側半分が枯れてくる病気である。 細菌性の病気で、湛水処理(水を湛えて水田にする)が一番効くようだが、畑では到底無理である。ベントーレ水和剤が効くようなので、潅水時に薬を溶いた水をやって、効くかどうか試した。 |
トマトが色づく | ナスの実 | 結実したカボチャ | キュウリの花 | オクラの木 |
6月の作業: 早いもので、もう梅雨である。 梅雨の前に、なんとかタマネギの収穫をした。今年は、天候不順で玉が大きくならなかったが、2週間前に梅雨の前哨戦といえる雨が何回か降ったお陰で、例年通りの大きさまで回復した。 夏野菜は順調に育っている。特にキュウリは生長が早く、月の後半では収穫できるまでになっている。近所の菜園仲間から、2回目のキュウリの苗を貰ったが、すぐ定植するには早すぎるので、ビニールポットに入れて、成長を遅らせて、7月ごろに定植することにした。 庭にあるビワの木が高くなりすぎて、実を収穫するのが難しくなってきた。一度、切り戻す必要がありそうだ。 一番なりの実は、早く取れというので、ナス、キュウリを少し小さかったが初収穫した。これからは、毎日収穫しなければならないだろう。 |
タマネギの収穫 | 熟してきたビワの実 | 少し大きくなったナス | 赤くなったミニトマト | 初めての収穫 |
5月の作業: 5月、夏野菜の植え付け時期である。 連休前に種苗店に行って野菜苗を購入した。連休に入ると、大勢の家庭菜園家が求めてくるので、いい苗がなくなるのである。 定番のトマト(桃太郎、サターン)、ナス(千両、水ナス、長ナス)、シシトウ(万願寺、伏見長甘)、ブロッコリー、カリフラワーなどを購入。 キュウリ、かぼちゃは菜園仲間からいただく。 その他、インゲン豆(モロッコ)、ゴーヤ、オクラ、トウモロコシなど、定番夏野菜のオンパレードである。 我が家の近所では「皇帝ダリア(立木ダリア)」を植えるのが流行ってきている。我が家でも庭に3株を植えた。高さが3mにもなるダリアである。 通常のダリやよりも遅咲きで、10月後半まで咲いている。 |
ブロッコリーの苗 | トマト-桃太郎種 | ナスー千両 | シシトウ-万願寺 | トウモロコシの定植 | |
キュウリ-品種不明 | やっと発芽したゴーヤ | クワイの発芽 | 完熟サクランボ | 皇帝ダリアの発芽 |
4月の作業: 4月、春である。 近所の星田妙見宮の桜も満開である。あちこちで花見が行われている。いいなぁ! 菜園では、タマネギが伸び悩んでいる。今年は赤玉(早生)、白玉(極早生)、白玉(晩生)の3種類を植えたが、気温が上がらない天候で、極早生種だけが大きくなったが、他は伸び悩んでいる。一雨くれば、大きくなるだろう。 ジャガイモを定植した。毎年、ジャガイモを植える予定地でまだ収穫が続いているので、他の空き地に一括して伏せておいて、発芽させたものを予定地に植えるようにしている。これは、狭い畑の有効利用と発芽したものだけ植えられる長所がある。 エンドウも、キヌサヤ、グリンピース、スナックの3種を育てている。収穫時期に差があるので便利である。 |
満開の妙見桜 | 少し大きくなったタマネギ | 結実したキヌサヤエンドウ | ジャガイモの発芽 | 発芽したトウモロコシ |
3月の作業: 3月ともなれば、さずがに植物が動き出す。 畑のそばにあるバス停のロータリーにも雪柳が満開となった。また、畑の畦には水仙の花が真っ盛りである。 厳しい雪にも耐え、大きくなる時期をまっていた畑の野菜も日に日に大きくなっている。ニンジンの葉っぱの陰で、ひっそりと越年したサニーレタスも一回り大きくなった。広いところへ移植してやろう。 雪の下にあったホウレンソウは、もう駄目かな?と心配させたが、急激に大きくなって収穫できるようになった。自然の力は偉大である。 エンドウも3種類(キヌサヤ、スナック、グリンピース)播種して、昨年、畑に移植したが順調に生育して、花が咲いてきた。 また、タマネギも順調に育っている。 |
咲きそろった雪柳 | 畑の畦に咲いた水仙 | 越年したサニーレタス | キヌサヤエンドウ | 急に育ったホウレンソウ |
2月の作業: 2月9日は久しぶりの大雪(大阪では)である。 昼過ぎから所要で出かけていたら、降雪も激しくなり、車では移動できないほどになった。 やむを得ず、連れと徒歩で帰宅。家の近状のバス停にも2〜3台の車が放置されていた。おそらく、運転手も危険を感じ、徒歩で帰ったのだろう。 1月に続く2回目の大雪で、葉物野菜は全滅である。 ダイコンはすでに開花の準備が進んでいるようである。早速天気のいい日に、成長を止めるため、葉っぱを切り落としておいた。 すでに、野菜の中では、春の息吹が始まっているようである。 「寒さ、暑さも彼岸まで」関西では、東大寺(大仏さんのある寺)二月堂の修ニ会(3月1日〜14日)が終われば、春がくるとされている。 ♪もうす〜ぐ、春ですよねぇ。♪である。 3月になれば菜園も忙しくなるどぉ〜。 |
降り始めた雪(出先にて) | 積雪した道路 | 雪に埋もれた菜園 | 寒さに耐えるダイコン | 雪の帽子のブロッコリー |
1月の作業: 珍しく雪が降り、積もった。久しぶりである。 菜園も雪に埋もれ、春菊やシャンチェ(韓国風レタス)が駄目になった。暖かくなったら、新芽が出るのだろうか。 しかし、タマネギやエンドウは寒さに強い。さすが、年を越して春に収穫する野菜だけのことはある。 今年のハクサイの出来は、そこそこである。鍋や漬物や餃子などに大活躍である。 1月半ばに、団地の飲み仲間が集まって、「カニパーティー」が行われた。ズワイガニやタラバガニなどの焼きガニ、ズワイガニの鍋など最高においしく、楽しめた。 この鍋用に我が菜園の無農薬、愛情だけで育てた(?)、ハクサイ、ダイコン、ネギなどを提供し、喜んでもらった。 また、わが町には2〜3軒のつくり酒屋があるのだが、酒造りの見学に、そのうちのひとつ、「山野酒造」を訪問した。銘柄は「片野桜」 機械化が進んだ業界で、今でも手作りにこだわり、岩手杜氏の浅沼さんを中心に、美味しい酒造りに邁進されているのである。 写真にある高い煙突は、さすがに今では使っていないそうである。 |
雪を被ったハクサイ | 雪に埋もれたタマネギ | 提供したハクサイ | 山野酒造工場 | 早朝からの仕込み |
新年を迎えて: 2008年、正月! 家庭菜園を始めて、何回目かの正月である。今年も我が家で正月を迎えることになった。 最近の正月は何か変である。正月らしくない。 小生の子供のころは、元旦の朝は目が覚めなかった。早く起きてもなにもないもである。食べ物といえば「おせち」。正月三が日はこれで食いつなぐのである。近所の店も三が日は休んで(当然、初売りは4日から)、買うこともできない。そのころはコンビニもなかった。 まさに、寝正月である。 昨年は、いろんなことがあった。おじいちゃん、おばぁちゃんがなくなって、寂しくなり、しかし、新生児が2人できで、賑やかになり、数の上ではプラマイゼロであった。まさに行く年、来る年である。 今年の菜園もいろいろ変化がありそうである。 元旦の夕方から移動して、2日には例年通り、岡山の高松稲荷へ親戚皆なで初詣である。 |
岡山・高松稲荷へ初詣 | 高松稲荷へ初詣 | お参り用線香に点火 | 線香に煙る幟 | 朝早い参道の店 |