![]() = リクライニング・ベッドで水を飲む工夫 =
(簡易設置型自立水飲み器) 今回は、内山がベットで水を飲むための工夫を紹介します。 元々は、私の手作を東京都補装具研究所に、形よく加工して貰った物です。 この水飲み器は、ベットに固定しているので、リクライニング・ベットを上げても水を飲むことができます。タンクはフックからぶら下がっているので、水がこぼれる心配はありません。 (ご希望の方は、ご相談に応じます。1器1万円程度で提供。但し、10器まとまれば半額程度になる予定。) 〔対 象〕(障害の種類には関係ありません。) ・両上肢マヒ者。 ・高位頚損(C4) ・ALS ・重度脳性マヒなど 〔水飲み器の設置構成〕 1.「ボタン」は、釣り糸で、プラスチック・パイプからぶらさげています。 2.「プラスチック・パイプ」 3.「蛇腹(グース・ネック)」は、プレートに固定されています。 4.「プレート」は、ベットのリクライニング(背もたれ)の部分に固定します。(要設置動作) 5.「シリコン・チューブ」は、蛇腹に通って、2プラスチック・パイプにつながっています。 6.「コネクター」(下側にも、別のシリコン・チューブにつなげています。) 7.「ペット・ボトルの穴付きのキャップ」に、6のシリコン・チューブを差し込みます。 8.「布袋」に、ペット・ボトルを入れて、4のプレートのフックにひっかけます。 〔セットの仕方〕 *手順1:ペットボトルに、水をいれ、布袋に入れる。 *手順2:コネクター付きのシリコン・チューブを、ペット・ボトルに差し込む。 *手順3:袋をにフックにぶらさげ、蛇腹に通したシリコン・チューブをコネクターにつなぐ。 *手順4:プラスチック・パイプを、口元に調整する。 (注)ペット・ボトルの水を交換する時は、コネクターからはずし、袋をはずしてから行います。 〔水の飲み方〕 *手順1:プラスチック・パイプをかんで水を飲む。 *手順2:水を飲んだら、プラスチック・パイプをかんで少し上にはね上げる。 *手順3:再び水を飲む時は、ボタン(1)をかみストローを口元に引きよせて飲む。 |