ペンギン通信

ペンギン通信 1997年8月(第10号) シリーズ:パソコンの入力装置の工夫
キーボード工夫の図


= 98用のキーボードでIBM互換機を使用する工夫 =
株式会社OBJECT製 XrossKey model3)

今回は、私が使用しているパソコンのキーボード・アダプターを紹介します。

これがあれば、NEC社製の9801で使用していたキーボードがそのまま使えます。

慣れたキーボードで新しいパソコンを操作するので、新しいキー配列に悩むことがありません。


対 象〕(どなたでも)

現在98ユーザーで、IBM互換機への使用を考えている方。

IBM互換機を使用しているが、98用のキーボードを使用したい方。


設置方法

まず、パソコンの電源がOFFであることを確認します。そして、本機アダプターのKBポートに、使用したいキーボードを接続します。

次に、本機PCポートとパソコンのキーボード用コネクタに、付属のケーブルを接続します。

最後に、本機のディップ・スイッチをマニュアル通りに設定して、パソコンの電源をONにします。


使用構成〕(内山が本機を使用する理由)

重度の四肢マヒ者がパソコンを使用するには、「入力装置」が決めてです。

ワープロ・ユーザーの頃から私は、口にマウススティックをくわえて、キーボードを操作していましたが、98とMacを使用することになりました。

これらを使うため、特製のキーボード台(スペースの都合)に2つのキーボードを固定しています。だから、キーボードがそのまま使えています。


そのメリットは...

1)98からIBM互換機へのデータ移動中は、1つのAskeyboardで2つマシンが使えると良い。

2)同じキーボードを使用できるので、特製キーボード台の固定金具を変更する必要がない。


本機仕様

元来は、“XrossKey”は、98とIBM互換機の2台のマシンを、1つのキーボードで操作するアダプター(98/AT)です。

(1)2台のATを切り替えるAT/ATもあります。

(2)ハード・エミュレータであり、101キーボートと106キーボードをサポートしています。(108キーボードはサポートしていません。)

(3)キーボードだけでなく、モニターの切り替えや、マウスの切り替えも行えます。


入手方法〕  

下記ネットワーク・コンソーシアム研究会か、(株)オブジェクトTEL:06-844-1747まで。


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e-mail:neco@hi-ho.ne.jp

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