![]() = スイッチ1つでパソコンのキーとマウスを使用する =
(㈲ゆり電子製 MK1マウス&キー) 今回は、私が使用しているパソコンのキーボード・アダプターの紹介の2回目です。 MK1は、スイッチ1つで、キーボードとマウスの入力ができます。 私は、ベットで横になっている日にも、環境制御装置(ECS)を介してパソコンにアクセスしています。 MK1は、1つの装置でマウス入力とキー入力の切り替えができるので、ECSのチャンネル数も1つでOKです。 〔対 象〕(身体の一部が動かせる方) ・スイッチ1つでパソコンを使用したい方 ・ECSの操作でパソコンを使用したい方 〔使用構成〕(内山が本機を使用する理由) 私にとって、キー入力は、マウススティックが一番効率が良いのですが、ベット上では思うようにできません。しかし、ECSを使用しているので、パソコンのモニターをベット横に置けばECSをスイッチとしてMK1Vの操作が可能となります。 また他製品でキーとマウスの特殊ディバイスを別々に用意しても、切り替えにはECSの一巡が不可欠です。 しかし、MK1Vは、「ツー、ツー、ツー、ツー」と長信号4回の入力で、キーとマウスが切り替わります。 キー入力は文字列表を見ながら。マウスは入力ごとに右下左上と変わるシステムですが、いずれもすぐに慣れます。 〔設置方法〕 下の写真右上に、本機のキー出力部とマウス出力部があります。 この2つの出力部とパソコン本体のキーボード入力部とマウス出力部のそれぞれを付属のケーブルで接続します。 写真左下に、本機を操作する入力スイッチ部があります。スイッチ(SW)は無電圧のモーメンタリー信号ならばECSでも、タクトSWでも何でも構いません。(SWのご相談はパシフィック・サプライ㈱まで) *注意:DOS/V機は、キーコネクターの形状が2タイプあるので、形状が異なる場合は別途変換コネクターが必要です。マウスはパソコンのCOMポートに接続するシリアルマウスではありません。 〔本機仕様〕 開発元:㈲ゆり電子 政木研究所 TEL:0568-83-1603 FAX:0568-82-1279 型 番:MK1[V] ![]() ・キー文字列表:同社HA3E方式 ・マウス入力方式:同社HAマウス方式 ・サ イ ズ:W50mm×H50mm×D15mm ・コネクター数:3つ ・入力スイッチ部:3.5インチ ミニ・プラグ ・キー出力部:98標準 またはDOS/V miniDin8p ・マウス出力部:98標準 またはPS/2マウス ・消費電力:特にACアダプタなどの外部からの供給は必要としません。 *本機には、MK1(NEC PC9801シリーズ用)とMK1V(IBM互換機のDOS/Vマシン用)があります。外観とスペックは、ほぼ同じです。 〔入手方法〕 ネットワーク・コンソーシアム研究会か、パシフィック・サプライ TEL:03-3352-0757 まで。 |