家庭菜園作業日誌
2009年! 家庭菜園も円熟味をまし、ますます絶好調!
12月の作業: 今年も最終の月である。 振り返ると、いろいろな野菜を作ったものである。とりわけ、菜園仲間が増えて、苗や種を貰ったりして、新しい野菜にチャレンジできた。 エンドウは例年通り、グリンピースとスナックの2種類を植えた。新しく、菜園仲間から貰ったソラマメの苗を定植した。昔、作ったことがあるが、アブラムシが大量発生し、いやになった経緯がある。来年春先には注意して、駆除しよう。 また、新しく、縮みキャベツの苗を貰ったので、定植しておいたが、やっと、巻き始めた。どんな味がするのだろう。 桜島ダイコンは、これから2月にかけて大きくなる。今やっと、赤ん坊の頭ほどになった。 ホウレンソウはやっと発芽した。これからは、ビニールトンネルをかけてやらなければならないだろう。 |
エンドウの垣 | ソラマメを定植 | 大きくなった桜島大根 | 発芽したホウレンソウ | 縮みキャベツ |
11月の作業: 寒さが近づいてきた。 冬に備えて、、サツマイモを掘り上げた。今年は雨が少なかったけれど、そこそこの収穫である。 タマネギの苗も順調に生育している。今年も、極早生、早生、晩生(普通)の3種類を植える予定である。また、冬の代表野菜のハクサイもやっと巻き始めた。しかし、この巻き始めに害虫(青虫やヨトウムシ)に注意しないと、害虫を中にいれたまま巻き始めるので、いざ収穫というときに、中が空っぽという事態に夏可能性がある。毎晩、虫取りに出かけたものである。 秋野菜(ダイコン類、ホウレンソウ、レタス、ブロッコリーなど)収穫時期である。この頃の野菜の値段は、路地ものが出回っている関係で、安い。買ったほうが安いと思われるけど、無農薬野菜には勝てない。 昨年は急な寒さで、一晩で駄目になった「皇帝ダリア」も咲き始めた。今年は何とか長くもって欲しいものである。 |
サツマイモの収穫 | タマネギの苗 | 巻き始めたハクサイ | 収穫時期が近いダイコン | 皇帝ダリアの開花 |
10月の作業: 秋野菜も順調である。 チマシャンチェ(中国レタス)は、サニーレタスやホウレンソウのない時期に、サラダにしても美味しい。来年春まで収穫できる。 桜島ダイコンも、今年で何年目になるだろう。今年は国華園というところで、通信販売で手に入れた。来年1月ごろに収穫期を迎える。 タマネギの苗は、毎年作っているが、出来なかったら購入したらいいというつもりで播種している。なぜか、タマネギ苗だけが上手く取れない。今年は。現在のところまでは順調に育っている。 その他、小松菜、サニーレタス、九条ネギ、下仁田ネギ、春菊、壬生菜、キャベツ、ニンジンなど、秋野菜の花盛りである。 |
ホウレンソウ | チマシャンチェ | 桜島ダイコン | ハクサイ | タマネギの苗 |
9月の作業: いよいよ、秋野菜の準備である。 前半にダイコンの播種を行なった。YRくらま(青首大根)、聖護院(丸)大根、聖護院大蕪、桜島大根の4種類である。 ハクサイは「王将」を播種して発芽したが、菜園仲間から「金将」という新しい品種の苗を貰ったので、今年はそれを中心に定植することにした。 「王将」は、別の菜園仲間に譲った。 ブロッコリーもヒゲみたいに細い、弱々しい苗を貰ったので、定植しておいた。何とかなるだろう。 我が家では、オクラは丸型(通常は切り口が星型)で、なかなか種が手に入らないので、毎年、自家取りである。1本もあれば、十分すぎる程、種が取れる。 |
秋茄子 | オクラの種採り | ダイコンの発芽 | ハクサイの定植 | ブロッコリーの定植 |
8月の作業: 今年は梅雨明けがあったのだろうか。。 全国的には、集中豪雨で大変な被害が出ている。しかし、我が家の畑には水がない。特に水のいるナスを中心に潅水を行い、その他の野菜はやっと枯れるのが防げる程度の潅水である。いかに、沖縄名産のゴーヤでも、昼間はグッタリしている。 トマトは病気が発生してきているようである。また、ミニトマトは、熟す前に雨にあたり、割れるのが多い。菜園仲間では小玉スイカがたくさん割れているようである。 トマトの畝では、秋野菜の準備をしなくてはならない。小さな実は、これ以上待っても熟さないので、早めに諦めて、順次、抜いていくことにした。 ナスは、後半には選定を行い、秋茄子に期待することにした。 |
収穫時期のナス | オクラの実 | 採り頃のカボチャ | 終わりが近づいたトマト | ある日の収穫 |
7月の作業: 今年は7月だというのに、梅雨明けの声を聞かない。 集中豪雨で、大きな被害が出ている地域や、なくなられた人も出ている。山口では、裏山が崩れ、食事中の介護施設に土砂が流れ込んで、多くの犠牲者が出たようである。ご冥福をお祈りする。 さて、我が家の菜園も、夏野菜の収穫時期を迎えている。先月とうって変って、毎日、雨が降っている。 ミニトマトやフルーツトマトが雨にあたって割れてしまっている。雨で畑仕事を休むと、そのトマトにの割れ口に、小さなアリがたかって収穫できなくなっている。また、2度目のキュウリもべト病が発生している。止む得ず、薬剤散布をしているが、本意ではない。 菜園仲間から、「カボチャ」の苗を貰って、植えておいたが実がつくと、どうも様子が違う。日につれて黄色く色づいてきた。なんと、ソウメンウリだったのである。この菜園仲間の人は、ソウメンウリは播種した覚えがないという。これは謎である。 |
ある朝の収穫 | ある朝の収穫 | 色づいたトマト | 大きくなったゴーヤ | ソウメンウリ |
6月の作業: 今年も既に半分過ぎた。 先月定植した、野菜たちもぐんぐん大きくなってきた。 タマネギを収穫した跡地にサツマイモを植えた。サツマイモ(いつも紅あずま種を植えている)の苗が、毎年少しづつ値上がりしている。今年は1本37円であった。雨のあとすぐ植えて、昨年はパオパオ(寒冷紗)をかぶせたら、焼け付いて葉っぱが全部なくなってしまったので、今年はスダレの古いものがあったので、根つくまで日よけとしてかぶせておいた。 今年の梅雨前半は雨が少なく、雨をためる風呂桶が2回もパンクして、近所の溝川(夏でも水が枯れない)から車で運ばなければならなかった。 今月の半ばで、キュウリを初収穫した。 |
大きくなったトマト | 成長著しいオクラ | 収穫時期のキュウリ | サツマイモの苗 | キュウリの初収穫 |
5月の作業: いよいよ夏野菜の植え付けである。 近所の種苗店で、トマトX4種(桃太郎、サターン、ミニ、フルーツ)、ナスX2種(長ナス、水ナス)、シシトウX3種(万願寺、伏見甘、他)の苗を購入し、定植した。トウモロコシ、キュウリ、ヤーコンは自分で種から育てたものを定植した。 これだけの種類を植えるとなると、畝管理が大変である。ほとんどの野菜が連作を嫌うようである。特にナス科、豆科は萎縮したり、育たなかったりする。毎年の畝別作付けを表にまとめて管理し、できるだけ違う種類を植えるようにしているが、家庭菜園の悲しさで、どうしても畝が足りなくなる。そこで、接木苗を購入するのだが、これが高い。いつも半分だけ対応している 春野菜が収穫時期を迎えている。 |
トマトの植え付け | シシトウの植え付け | ナスの植え付け | ゴーヤの植え付け | カボチャの植え付け | |
トウモロコシの苗 | キュウリの苗 | ヤーコンの発芽 | 絹サヤエンドウの実 | ホウレンソウの収穫も間近 |
4月の作業: もう春! いよいよ春野菜のの収穫と夏野菜の準備である。 ホウレンソウも発芽してそろってきた。オクラの種も発芽してきた。特にオクラは「丸タイプ」を毎年播種している。通常の☆型タイプに比べ、大きくなりすぎても(収穫が遅れても、柔らかくて美味しい。 エンドウも冬の寒さを耐えて、花が咲き始めた。今年のエンドウは4種類も播種したので、花の色もいろいろである。 近所の妙見川原の桜も満開で、花見客が大勢つめかけている。 ♪酒なくてなんで己が桜かな 最近の花見は、弁当ではなく、バーベキューの道具一式を持ち込んでの焼肉が多い。これも世の流行だろうか。 またや見ん 交野の御野の桜狩 花の雪散る 春のあけぼの (藤原 俊成) |
ホウレンソウの発芽 | エンドウの花 | オクラの発芽 | 妙見の桜も満開 | 酒なくて・・・・ |
3月の作業: 早いものでもう3月。いよいよ家庭菜園の本格的なシーズンとなった。 毎年、市から堆肥の無料配布があり、今年は近所の人のものを含め、10袋貰ってきた。土つくりには大変ありがたいのであるが、完全に醗酵していないので、多くの生木やら木片が混じっている。そこで、我が家ではこのまま1年間積み上げておいて、来年の土作りに活かしている。 すでに春の息吹が感じられ、ジャガイモ(今年は「キタアカリ」1種に絞り込んだ)や、ニンジンも元気に発芽してきた。家内の友人が、ホウレンソウがたくさん発芽したのでと持ってきてくれた。早速、畑に撒いて(埋める?)おいた。これもすぐ青々とするだろう。 ダイコンもトウ立ちが始まり、スが入り始めた。早めの処分が必要だ。 ところで、近所の妙見の桜で有名な妙見川原の桜並木ももうすぐ開花である。が、我が家のサクランボは今が満開である。今年も赤いきらきらとして実をつけることであろう。 |
市で貰った堆肥 | ジャガイモが発芽した | 虫と闘い勝ち取ったキャベツ | ニンジンが発芽した | サクランボの花が満開 |
2月の作業: 昔の人はよく言ったもので、「1月は居ぬ」「2月は逃げる」「3月は去る」など、月日の経つのは早いものである。 もう2月。ただ、寒い。菜園に出て作業をやる気が起きない。 とはいえ、タマネギだけは2回目の施肥をやった。油粕と化成肥料を混ぜたものを前面に撒き、軽く耕しておいた。 ところで、1月下旬、雪が積もった。町並みも雪化粧で寒そうである。 畑では、ダイコンやハクサイも最後の時を迎えたが、雪が追い討ちをかけてきた。もうすぐ、野菜のとうだちの季節でもある。 大阪では「奈良東大寺2月堂」のお水取りが終わると春が来るといわれている。 春野菜の種まき、夏野菜の準備など、忙しくなる。 まあ、それまでゆっくり休もう。 |
食べごろの桜島ダイコン | 雪の町並み | 雪に耐えるタマネギ | 雪に埋もれるハクサイ | 雪の菜園風景 |
新年を迎えて: 2009年、正月! 家庭菜園を始めて、何十回目かの正月である。今年の正月は、子どもらは、正月から忙しいので、家には帰らないといってきた。 残るは、老夫婦だけなので、例年通り、早々に帰省することにした。 考えてみると、小生が子どものころは、親も3が日位はゆっくりしていたと覚えている。 今では、「初売り」と称して、デパート、スーパーや小売店まで元旦から店を開けている。 麻生さん、何とか給付金で票を買わずに、3が日閉店法案でも作ったほうが、票に繋がるのではないだろうか。 世界的激変の昨年同様、今年も大変な年になりそうである。 昨年初頭は、持ち株を処分して、車を買い換えたいと思っていたが、いつの間にか、軽自動車しか買えなくなり、いつの間にか、車検費用でパーという事態になって、残念ながら、もう3年乗らなければならなくなった。 麻生さん、3年後の景気回復の約束、守って下さいよ。しかし、それまでもつかなぁ。 今年の菜園もいろいろ変化がありそうである。 2日には例年通り、岡山の高松稲荷へ親戚皆なで初詣である。 |
岡山・高松稲荷へ初詣 | 高松稲荷参道の店頭 | お参り用線香の煙 | 高松稲荷 鐘楼 | 高松稲荷 社殿 |