| 《2000年４月15日記》
最低気温も１０℃前後となり、冬眠していたサボテンもそろそろ動き始めたようです。パロディア属のサボテンたちも蕾をつけ始めました。でも、まだお休み中のものも沢山あり、大半が成長を開始するのは５月下旬あたりかと思います。ただ、プロの方や上級者の方は、“蒸し造り”といって、温室やフレームを閉め切って中部の温度を４０℃近くまで上げて成長を開始させる、ということをするそうです。きちんと温度を管理しないと(温度が上がりすぎて)危険なため、一般の方にはお勧めできませんが...
さて、春といえば植え替えの季節ですが、蕾を付けていないもので新しい刺を出し始めたもの(成長を開始したもの)は一通り植え替えを修了し、一段落しました。蕾を付けていたり、花が咲いているものは花が終わって暫くして(１ヶ月くらい)から植え替える方が安全なようです。
例えば、青花蝦や、明石丸は花後は暫くそのまま成長させ、秋口になってから植え替える方が調子が良いようです。昨年は、これまで秋口に植え替えていましたものを、試しに花後すぐに（１週間後くらいだったと思います）植え替えましたら、その時点で成長が止まってしまい、今年は今一つ花付きが悪くなってしまいました（ということで、エキノケレウス属のページを一部改定しました)。 |