《2004年6月20日記》
梅雨入り後、少し2、3日雨が降りましたが、その後は真夏の太陽を伴った好天が続き、サボテン達にとって嬉しいようなちょっと迷惑なような日々が続いています。どちらかというと嬉しい日々なわけですが、そうこうしているうちに天敵(?)台風が来る羽目になってしまいました。(i_i)
この時期の台風は勢力があまり衰えないままやってくることが多いので、一応、ブツブツと不満を言いながらも全鉢を部屋に取り込みました。この方が安心して過ごせますので。(^^)ゞ
また、前回報告から約1ヶ月過ぎ、この間に瑠璃鳥、金盛丸、金竜、青王丸が見事に花を咲かせ終えました。昨年金盛丸は、天候の関係で(要するに晴れの日が無くて...)綺麗に花を咲かせ切れませんでしたので、実質的に今回が初めての開花になり、楽しみにしておりました。夕方頃から開花し始め、右の写真のような見事な真っ白な花を約2晩のにわたって咲かせ続けました。\(^^)/
会社から帰宅後に花を愛でることができるので大変嬉しい限りです。
さて、主立ったものの植え替えは終えましたが、植え替え残しているものを順次植え替えています。その中で2点気が付いたことがあります。それは、
| 1) |
ギムノカリキウム属は蕾が出ていても植え替えて大丈夫 |
| 2) | ネジラミ対策は植え替えを終えた鉢よりも植え替えを行っていない鉢を優先させる |
上記1)は前回、前々回の報告にも関連しますが、今回も開花前の翠晃冠、緋花玉を植え替えてまたところ特に問題なく生育しており、そのように感じた次第です。
上記2)は、これまでは植え替え後2週間程度したらオルトラン粒剤を施して...と考えていましたが、無論、それでもよいのですが、この時期に植え替えを行っていますと、結構ネジラミがいるのでは?と思わせる(つまり、根のまわりに白い粉が付いた株)があるのです。ということは、まだ植え替えを行っていない株も同じ筈です。そこで、優先させるならば、植え替えを行った株よりも、もう少ししてから植え替えを行おう、と思っている株こそがネジラミ対策が急がれるものでは?と感じた限りです。
実際、植え替えを行った株は用土が更新されてますし、仮にネジラミに犯されていたものもネジラミ自体が殆ど除去されていますし、繁殖力も衰えてますので、緊急度は低くなります。
現実に、そのようにした株で元気を取り戻したものも結構あり、上記の通りに感じた次第です。
ということで、ネジラミ対策は、植え替えをしていない鉢を優先させませしょう。
さて、このところあまり触れていなかった水耕栽培ですが(前回は1年前でした。すいません)、この2ヶ月前くらいから花笠丸が黄色い花を咲かせています(花はこちらです)。で、今回ですが、マミラリア属・風流丸が初めて花を付けました。\(^^)/
株の姿形は月影丸と似ていますが、花は一回り大きい感じです。ただ、月影丸とは異なり、花びらが開き切らず、筒咲きの状態ですので、直径は同じか、少し大きい程度でしょうか。大変に上品な感じのピンク色の花で、3〜4日咲き続けるようです。
現在の置き場所は2階・西向きの出窓ですが、どうやら花笠丸と風流丸はこの程度の日照でも何とか花を付けてくれるようです。 |