マタキング島:ダイビング
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マタキング島からシパダンまではボートで1時間半と遠く、1日がかりとなってしまうことから、今回は私はシパダンには行かず、マタキング島周辺で潜ることにしました。
マタキング島周辺はサンゴが元気か、がれ場になってるかの違いはあれど、どこもサンゴの斜面で、ハゼを探すのによさそうな砂地ポイントや泥ポイントはあまりなさそうな感じでした。
一番遠いポイントでもボートで7分位とポイントが近く、またダイビング時間も45分〜50分と短いので、1日が有効に使えます。
ダイビングエリアはマタキング島周辺とティンバティンバ島周辺に大きく分けられますが、マタキング島周辺は魚影が濃く、ティンバティンバ島周辺はサンゴがきれいな印象です。
ウミガメはどこでも見られます。
私が行った時期はモンスーンの季節とかで、明け方強い風と共に雷雨となり、朝食の頃に雨が上がって晴れ、午後に風が収まるというパターンが続きました。
そのせいか、全体的に透明度はいまいちで、8m〜15m位でした。
また、今回は小潮周りだったはずなのに、全体的に流れが速い時が多かったです。
ゲストのスキルを見て流れの遅そうなポイントを選んでいるようでしたが、ゲストが夫と私の二人だけのとき、高速ドリフトダイビングでしかもアップカレント、ダウンカレント入り乱れのすっごい流れが複雑なダイビングもありました。
こういう時は落ち着いて写真を撮ることはできません。。。
あと、水面の流れが速く、ボートにたどり着くのにとっても苦労したということもありました。
ハウスリーフも容赦なく流れるので、ゲストがセルフでハウスリーフに潜っているときは必ず控えのボートスタッフが監視していて、流されて上がってこれない場合は助けに来てくれることになっているようでした。
マタキング周辺、マクロの海とは言っても意外とスキルが要求されそうな海でした。
見られるものは、
中層の大物:カメ、カンムリブダイ、コブシメ等
中層の群れもの:スマ、アジ、ウメイロモドキ、アカモンガラ、ツバメウオ等
低層の小物:ウミウシ沢山、ジョーフィッシュ、ニシキフウライウオ、ハナヒゲウツボ等
低層の大物:オオモンイザリウオ、ワニゴチ、エイ等
その他サンゴ礁の小魚沢山