ダナンバレー:全体像

(最初の説明)
ボルネオ・レインフォレスト・ロッジではオープンエアなラウンジに通されると、葉っぱで作った首飾りをかけてもらって、おしぼりとよく分からないお茶のような味のウェルカムドリンクを頂いて食事時間など早速ロッジの説明を受けます。
食事や薬にアレルギーは無いか、持病は無いか等、よそでは聞かれないようなことも聞かれました。
嬉しかったのは、洗濯物乾燥サービス。
普通のランドリーサービス(有料)もありますが、ジャングルでは湿度が高く、自分で洗濯したものは部屋干しでは乾かないため、自分で洗濯したものをレセプションの持って行くと無料で乾燥してくれるサービスです。
マタキング島で洗濯物の乾燥に苦労した身としては大変ありがたい。
説明は英語でした。
日本人スタッフは居ないような感じでした。
(施設の概要)
ボルネオ・レインフォレスト・ロッジは60名収容の28室しかないこじんまりとした宿泊施設で、環境保護を強く意識した作りとなっています。
メインのレストランやレセプションがある建物はオープンエアな作りとなっていて、素材も木材など天然系のもので構成されていてとても落ち着きます。
照明も決して明るくなく、さらに全ての照明はLEDになっているそうです。
各部屋は木製の渡り廊下でつながっていて、これがまたエキゾティックな気分を盛り上げてくれます。
渡り廊下では様々な昆虫やリスなどの小動物が見られるので、気を抜いてはいけません(笑)。
![]() キリギリス? |
![]() ボルネオコビトリス |
お部屋は高床式で、天井裏に排気用の換気扇が付いていて下から涼しい風を吸い上げて天井から逃がす構造になっており、各部屋にエアコンは付いていません。
それでも部屋は十分に涼しく、夜などはシーリングファンを回していると寒いので止めたくらいです。
お湯も屋根に乗せた太陽光で加温する装置を備えており、これと電気での加温を併用してお風呂に供給する仕組みとなっています。
シャンプーやボディーソープは天然素材由来のものが使われており、またゴミを減らすために小さなボトルではなく大きなボトルで供給されます。
レストランなどで出る生ゴミは堆肥化されるとのことです。
このように省エネ・エコロジーに配慮した施設、好感が持てます。
決して我慢するのではなく、快適に暮らしながら環境に配慮する。
日本の生活でもこんな風に出来たらいいな。
なお、自然たっぷりな環境にあることから、虫とは切っても切れません。
山歩きで虫がまとわりついたり、巨大ゲジゲジ等に遭遇するのは当然のこと、レストランの明かりにも虫が飛び交い、渡り廊下の手すりにも虫が止まり、部屋にも様々な虫が侵入してきます。
うちの家族は全然平気なのですが、虫が嫌いな人には全くお勧めできません!
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(トレッキングの概要)
トレッキングには専属のガイドさんがつきます。
我が家は1家族に1人のガイドさんでしたが、8人位までの数人のグループで一人のガイドさんが付いている感じでした。
ガイドさんによって得意分野や説明方針が違うので、当たり外れがあるのかもしれません。
この辺はダイビングのガイドさんと同様でしょうか。
ガイドさんに日本語が分かる人がいるような雰囲気は感じられませんでした。
熱帯雨林の木は大雨で倒れてきたり、風で枝がトンできたりするため、天候が不順なときにはトレッキングは開催されません。
例え雨期を外して現地を訪問しても、トレッキングの時間帯に雨が降るとトレッキングに出かけられないこともあります。

人と木の高さを比べてください!