《2012年5月26日記》
5月も末になり、正に初夏の陽気となってきました。
さて、前回お伝えしたローマ蝦の蕾ですが、無事、美しい花を咲かせました。\(^^)/
当初は、蕾の色が小豆色でしたので、花も当然同じ色になると思っていたのですが、開花してびっくり!の鮮やかな朱色でした(詳細はこちらのページに記していますのでよろしければご覧下さい)。
エキノケレウス属特有の若草色の雌しべは予想どおりでしたが、雄しべの色が小豆色というのは全く予想していませんでした。こんなに綺麗な色の雄しべもあるんですね。(^^)
因に、花の方は6日間夜昼無く咲き続け、帰りの遅かった私の目を楽しませてくれました。
次に植え替えですが、前回お伝えしたとおり、花が終わったものを順次植え替えています。植え替えは単に用土を更新するだけではなく、日頃目にしない根の状況を確認する絶好の機会でもあるわけです。特に、根に繁殖する害虫、ネジラミの有無を確認するのは大事な作業だと思います。
実際、昨年、象牙丸の植え替えを行おうとしたところ、鉢の中がネジラミの巣窟と化していました(オルトラン粒剤が効くとはいえ、用土が湿っていることで効果を発揮しますので、水やりを控えている冬場は効果は期待できません。最後の水やり時に施したにしても、有効なのは1ヶ月程度と言われてますので、3ヶ月以上全く水やりをしない冬場は特に要注意です。更に悪いことに、ネジラミは乾燥時に旺盛に繁殖する性質があります)。
害虫にやられているのを見付けても、どうすればよいか分からない、ということでは困ったものですが(私も困ったのですが...)、昨年実際に試してみて大変効果があったのがアクテリック乳剤でした。昨年、ネジラミだらけになっていた象牙丸ですが、今年は全くネジラミのいない綺麗な根っこのみでした。どのようにしたかをこちらのページを改定しましたのでよろしければご参照下さい。 |