《2005年3月30日記》
冬は幸い寒くなくてよかったのですが、今年の春はどうやら“寒い春”のようですね。実際、桜の開花は“平年並み”との予想だったのですが(厳密に言えば1〜2日早いらしいですけど)、予想日より遅れているようですから。因みに東京は平年比1日早い3月27日の予想でしたが、今日現在、まだ開花宣言は出ていないようです。
さて、ということで前回お伝えしたとおり、先日の3連休を利用して、満を持しての植え替え作業を開始しました。ただ、ここまでは予定どおりだったのですが、22日(火)以降が天気は悪いは気温は低いは...で散々でした。(i_i)
まぁ、枯れたり痛んだりするほどの寒さではないものの、植え替え直後は出来るだけ暖かい方が良いのでちょっと気になっていますが、今後もせっせと植え替えを行っていきたいと思います。とはいえ、せいぜいこれから晴天の日が多いことを希望する限りです。で、“気になった”結果についてはまた追ってご報告したいと思います。
そう言えば昨年のこの時期、宇宙殿が変調をきたしているようだ、と記載しましたが、下記にありますとおり、無事蕾をつけるに至りました。ただ、群生株なのですが、そのうち何本かは枯れた状態になってしまいました(右の写真、丸く囲った枝と中央の株に隠れた1本)。恐らく推測どおり、寒さにやられたのでしょう。幸い、枯れずに残った枝は元気そのものといった感じで結構沢山蕾をつけてくれました。やっぱり無用の寒さは避けた方が良いと言うことですね。
さて、前々回の報告で、緋花玉がシワシワになってまった旨お伝えしましたが、今日植え替えのため掘り上げて見ましたら鉢の周囲が真っ白になっていました。ネジラミです。ネジラミは乾燥を好む害虫で、冬場にはどうしてもサボテン達への水やりを控えますので、ネジラミの害にあいやすくなるようです。また、経験的に緋花玉はネジラミの害にあいやすいようですので要注意です。
ということで教訓。冬場、サボテンがシワシワになるようなことがあれば、先ずネジラミの害を疑いましょう。また、そのようなことを避けるため、冬場の水やりを切る際には、最後の水やり時にオルトラン粒剤を施しましょう。 |