写真で綴る家庭菜園作業日誌
2010年! 家庭菜園も円熟味をまし、ますます絶好調!
10月の作業: これからは秋野菜のオンパレードである。 タマネギの発芽も順調に進み、11月中旬までに移植できる大きさに育てるばかりである。 菜園仲間から、サニーレタスの苗をもらったので、ビニールポットに移植し、安定するまで育て、その後、本植えする予定である。 今年も白菜(金将)の苗をもらったので、ビニールポットで成長させ、定位置に植えつけた。早く種まきする菜園仲間がいるので、非常に助かる。買えば、1ポット安いところで58円、高いところで100円前後するのである。 ダイコンは、いつもより株間を広げて作付けした。数を多く作っても、食べきれず、春には花が咲いてしまうので、株間を広げ、量を減らしてもそう影響はないのである。 |
発芽したタマネギの苗 | サニーレタスの苗 | 本葉が出てきたダイコン | 白菜の定植 | 鍋の必需品のネギ |
9月の作業: 9月に入り、雨が多くなってきた。 おかげで、サツマイモの蔓も元気になり、収穫が楽しみになってきた。 近所の菜園仲間から、秋キュウリの苗をもらって、本当に育つのか半信半疑定植してみた。どうなることやら。 ナスも8月後半には、枝の剪定を行い、秋茄子の準備を始めたが、ここにきて、やっと収穫できるようになった。今年は、野菜類が非常に高いので、愛情一杯で育てたものは役立っている。 今年もタマネギの播種を行った。教科書通りのやり方は止めて、今までの経験で得た播種方法で行い、十分発芽してきた。何とかなるものだ。 桜島ダイコンは、家での評判が悪いので、今年は数を少なくして、大きく育て、大きさで自慢してみたいものである。 |
元気をなったサツマイモ | 秋茄子の収穫 | 秋キュウリの植え付け | 発芽した桜島ダイコン | 正月用クワイ |
8月の作業: 今年の夏は雨が少ない。夏野菜にとっては好都合であるが、少なすぎても困る。 雨が少ないので、野菜の甘みは増している。トマトもうまい。しかし、キュウリやナス、ゴーヤは、夕方、水をたっぷり灌水し、翌朝収穫しないと、水気が抜けて柔らかくなっている。 イモ類は他の野菜より、扱いがおろそかになりがちである。初めて植えた「安納芋」の葉が、枯れかかってきている。普通の芋「紅あづま」は何とか成長しているが、安納芋はこの地に合わないのだろうか。 灌水用の水は、風呂桶2つに溜めているのであるが、ついに、干上がった。近所の溝川(この溝川はどんな日照りでも水は流れている)から、ポリタンクを車で一回100リットル、計500リットルを運んだ。この夏は3回水の補充をした。苦労の多い野菜づくりである。 |
トウモロコシの収穫 | ナス・キュウリの収穫 | トマト・ピーマンの収穫 | 枯れかかった安納芋 | 緊急水運び用Pタン |
7月の作業: 暑さに負けず、野菜は順調に育っている。 ナスは、害虫に葉っぱを網状にされて、だめかと思ったが、その虫食い葉をすべて落とし、肥料を多めに与えていると、新葉が出て、実がつき、何とか収穫できそうである。 トマトが、毎年、雨に当たると割れてしまうので、今年は、鳥(カラス・ハト)除けのネットを張り、上部をビニールで覆い、雨除けとした。まるで、トマトハウスである。その中に、トマト、ミニトマト、キュウリ、ゴーヤが同居している。どの蔓がキュウリかゴーヤかごちゃごちゃになっている。来年は、カボチャも網に登らせる予定である。 今年にトマトは元肥をたっぷり入れたので、「尻腐れj病」などの病気は出ていない。 |
もうすぐ収穫トウモロコシ | やっと収穫できそう |
結実したカボチャ | 大きくなったゴーヤ | 鳥よけのトマトハウス |
6月の作業: いよいよ梅雨入りである。 この時期、夏野菜の生育が著しいので、散水は欠かされない。 例年は、すでに3回くらいは水運びをしているのだが、今年は、雨が多いため1回ですんでいる。 しかし、雨が多いため、雑草の多く生えて除草が大変である。4〜5日置いておくと、雑草の間から、夏野菜が覗いている体である。 今年は、芋のつる(苗)作りにチャレンジした。種子島の安納芋が甘くて美味しいそうなので、この芋をスーパーで買って植えておいた。寒さ対策で籾殻を被せ、ビニールを二重にトンネルした。あきらめかけていた頃、ちょこっと発芽し、苗として使用できそうなまで大きくして、時期が若干遅れたが、定定植しておいたがどうなることやら。 キュウリ、ナス、トマトも順調に結実している。月末にはキュウリの初収穫を行った。 |
結実したキュウリ | 安納芋の発芽 | 結実したトマト | 結実したナス | キュウリの初収穫 |
5月の作業: 今年は不思議な年である。 雨が多い所為か、なぜか虫類(蝶や蜂など)が非常に少ない。例年だったら、今頃は、あおむしなどの虫取りに追われているのだが、数匹しか捕獲できない。 これでは、野菜類が開花しても、受粉できにくいのではないだろうか。 エンドウは、スナックエンドウとグリーンピースの2種類をまいたが、スナックの撒く時期が遅れたため、全体的に生育が遅れている。なんとかしなければ。 その他の夏野菜は、比較的順調に育っている。そろそろ各野菜に支柱をしなければならないだろう。 |
順調に育つナス | だいぶ大きくなったトマト | 収穫時期のエンドウ | 一般種より長いソラマメ | やっと発芽したゴーヤ |
4月の作業: 今年の天候は異常である。 タマネギも思っていたより大きくならない。寒さと日照不足の所為だろうか。しかし、ジャガイモは、そこそこ収穫が見込まれそうである。我が家では、今まで、ジャガイモは「男爵」と「メイクイーン」の2種類を植えつけていたが、去年から「キタアカリ」1種類に絞って植え付けしている。 エンドウも大きくなってきた。スナックエンドウは、そろそろ収穫できそうである。 今年は、トウモロコシの植え付けは、やめようかと思ったが、近所の菜園仲間は全員作っているので、やむを得ず、今年も作ることにし、播種した。やっと芽が出てきた。菜園仲間より、約2週間遅れである。 |
大きくなった玉ねぎ | 生育中のジャガイモ | 開花したエンドウの花 | もうすぐ収穫サニーレタス | トウモロコシの発芽 |
3月の作業: 寒さがぶり返してきた。 はや、3月というのに、寒い日が多い。しかし、4月の陽気だという日もある。わけのわからない天候である。 皇帝ダリアが発芽したが、遅霜(急激な冷え込み)で、新芽がすべて黒く変色して、枯れてしまった。改めて発芽を待って移植するしかないだろう。 ちょうど今、菜園野菜は端境期である。収穫できる野菜は、サニーレタス、ワケギ、ブロッコリーの脇芽、二十日大根くらいである。 4月後半の夏野菜の植え付けまで、土を耕し、堆肥を入れ、土を休ませる時期でもある。 季節外れの寒さで、播種した種物の発芽が遅れている。間に合うだろうか。近所の桜もいつごろ開花したらいいか迷っている。 |
大きくなった玉ねぎ | 食べごろのワケギ | 開花したソラマメの花 | サラダに最適二十日大根 | 皇帝ダリアの発芽 |
2月の作業: だいぶ暖かい日が続いている。 野菜もすでに春の準備をしている。タマネギには、最終の施肥を行った。12,1,2月と3回施肥を行い、後は成長を待つばかりである。 エンドウも大きくなってお互いが絡み始めたので、できるだけ上に上るよう誘引している。 ソラマメも、はや、花をつけ始めている。これからは、ぐんぐん大きくなることであろう。ソラマメは、昔、植えつけたことはあるが、最近はやったことがないので、どうやればいいのか手探り状態である。 桜島大根は、1株だけ残しておいて、種取用とした。すでに花が咲いて、昆虫も時々見かける。これから、昆虫も増えてくるだろう。 |
成長し始めた玉ねぎ | 支柱まで伸びたエンドウ | 寒さに耐えたサニーレタス | 大きくなったソラマメ | 種取用桜島大根の花 |
1月の作業: いよいよ、2010年の農作業開始である。 この時期は寒いため、播種や植え付けはないが、育っている野菜の寒さ対策が重要である。 寒さの中で、エンドウも育ってる。スナックエンドウの播種が少し遅れたため、定植が遅くなったが、何とか大きくなろうとしている。 ホウレンソウは、ビニールトンネルを作ってやったので、成長が少し早い。第1次と少し遅れて播種した第2次と各2連のホウレンソウが、それぞれ大きくなってきている。また、ソラマメは、そのままでいいと考えたが、これも、ビニールトントンネルで覆ってやった。 地域のOB会の展示会で、趣味の作品を募集していたので、桜島ダイコンとヤーコンを展示した。ヤーコンは試食コーナーを設けたので、大変人気があった。また、桜島ダイコンの大きさにはびっくりしていた。 |
寒さに耐えるエンドウ | トンネル作りのホウレンソウ | 初めて作るソラマメ | やっと巻いたキャベツ | 展示した桜島大根 |
新年を迎えて: 2010年、正月! 昨年は、自公政権から民主・社民・国民3党連立政権が発足した。 これからの日本は、どっちに向いて進むのだろうか。高齢者には厳しい時代の幕開けであろうか。マニフェスト通りできるのだろうか。 トヨタがおかしくなり、日航が破産しそうな状況で、日本経済が浮かび上がれるのか、いささか疑問でもある。 子どもや若者がすぐ切れ、親を殺す、無差別に殺すなど、罪の意識が欠如し、自己中心的な人間模様が交錯する中、高齢者はどうすればいいのだろうか。「昔はなぁ」では通用しなくなった。 今年も土の匂いを嗅ぎながら、新鮮野菜を栽培して、楽しんでいきたい。 新年は、恒例により、岡山県備中高松の高松稲荷へ初詣に出かけた。 |
岡山・高松稲荷へ初詣 | 高松稲荷参道の店頭 | 高松稲荷 本殿前 | 高松稲荷 本殿 | 高松稲荷 煙る境内 |