My Tenkara Kebari and Others
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もともと西洋式のドライフライの釣りが好きで、テンカラ釣でもドライタイプの毛鉤を好んで使っています。 水面を割って出る渓魚を釣るのはウエットタイプの毛鉤の釣りとは異なった面白さがあります。 TMC102Yの#15-#11の鉤に、ゴールドのフラットティンセルを下巻きにして、フックベントの部分に1-1.5mm程度ティンセルを残して、 テンカラ毛鉤の伝統的な材料であるゼンマイの綿毛やフライライト、ピーコックヒールなどを巻きとめます。 見易いようにエアロドライウィングのインジケーターをつけています。 西洋式フライのクリップルパターンに似た形で半沈みの状態にもなります。


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これらは伝統的なテンカラ毛鉤のパターンで、水面直下から流れの中を釣る毛鉤です。 ソフトハックルフライと全く同じと言えるほど似ています。 TMC104SPの#12-#10の鉤に、テンカラ毛鉤の伝統的な材料の一つであるゼンマイの綿毛や毛糸、絹糸などを巻きとめ胴にします。 みの毛には雉や山鳥の胸毛などがよく使われますが、左の二つの毛鉤は雀の風切羽または尾羽を使っています。 私たちの周囲にいくらでもいる雀ですが、その完全な羽毛を入手することは今では殆んど不可能です。 ファイバーの柔らかさや色が気に入って、拾った羽などをストックしておいて使っています。


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これらも伝統的なテンカラ毛鉤のパターンの逆さ毛鉤です。 上記と同様に水面直下から流れの中を釣る毛鉤です。 TMC102Yの#11やGamakatsu S12-1Fの#10の鉤に、ゼンマイの綿毛や毛糸、絹糸などを巻きとめ胴にしています。 これらの毛鉤はみの毛に雉を使っています。そして、あまり極端な逆さのみの毛にならないようにしています。 私はすべてのテンカラ毛鉤にゴールドのフラットティンセルを下巻きして、フックベントの部分に1-1.5mm程度ティンセルを残すことで、自作毛鉤の印にしています。 しかし、このゴールドのタグによる効果のほどはよく判りません。(^_^)


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キジの剣羽根の毛鉤はテンカラ毛鉤の代表的なパターンとして良く知られていますが、いつの頃からどこで使われてきたのか完全には分かりません。 これらの毛鉤は胴をゴールドのフラットティンセルで下巻きし、 ゼンマイの綿毛(左二本)、黄色の毛糸、フライライトをそれぞれ上巻きしています。 左から二番目の毛鉤はみの毛に朱色に染めた剣羽根を使い、胴をゴールドのフラットティンセルでリビングしています。 鉤は三番目の毛鉤以外、がまかつのテンカラ専用鈎 管付山女魚7号を使っています。


Traditional Tenkara Kebari Pictures
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Hida Shokawa area Uonogawa upper area Nikko area 2

これらの伝承毛鉤は、インクと透明水彩絵の具によって描いた一点しかない原画です。 伝承毛鉤もしくはこれらの絵に興味をお持ちでしたら、ぜひ STUDIO TROUT & SEASONS をご覧ください。


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© 1997 Yoshikazu Fujioka