2010年5月下旬、米国でテンカラのビジネス
TenkaraUSAを起業したダニエルさんが、
テンカラ大王こと愛知工業大学の石垣先生にテクニックなどを教えてもらったり、
リサーチをするために来日し、東京に住む彼の友人のチカラさんと共に釣行しました。
彼が起業する前から日本の釣り文化や歴史、伝承毛鉤のことなどやり取りをしていましたので、私も同行させてもらうことになりました。
石垣さんとダニエルさんとチカラさんは馬瀬と石徹白への4日間の釣行ですが、
私は一日遅く出発して午後2時ごろに石徹白に到着しました。
私の知っている石徹白はまだC&Rエリアが設けられていない時で、久しぶりの石徹白への釣行です。
約束までたっぷり時間があるので、宿の近くのC&Rエリアで竿を出してみたら気温が少し上がって条件が良かったのか、50mほどの間でたて続けに5匹の美しいイワナに出会うことができました。
今回の釣行では、石垣さんに勧められて初めてレベルラインを体験しました。
本当にうまくキャストができるのか半信半疑でしたが、テーパーラインより空気抵抗が少なくむしろ投げ易いと思いました。
ダニエルさんとチカラさんも石垣さんから指導を受けて、次々と渓魚を釣りあげていました。
チカラさんが通訳をしてくれましたのでダニエルさんとの会話に苦労することも無く、本当に楽しい釣行になりました。
C&Rエリアの峠川は美しい渓魚が数多く生息し、再び訪ねてみたいと思わせる素晴らしい流れになっていました。